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「HIT」を超える!ネクソン、新作RPG「OVERHIT」の発表会を実施

ローカライズ重視で日本独自要素が満載!

5月29日 配信開始

プレイ料金:無料(アイテム課金制)

 ネクソンは、5月18日にAndroid/iOS用オンラインRPG「OVERHIT」の発表会を実施した。発表会では5月29日に配信開始を予定していることが明かされたほか、本作の特徴が数多く公開されたので、その内容をお伝えしていきたい。

【【OVERHIT】プロモーションムービー】
モバイル事業部本部長の金起漢(キム キハン)氏

 最初にネクソンのモバイル事業部本部長である金起漢(キム キハン)氏が登壇し、「OVERHIT」の概要などについて語った。本作は、現在ネクソンが配信中のオンラインアクションRPG「HIT ~Heroes of Incredible Tales~(以下、HIT)」に見られるハイクオリティなグラフィックスや、それを手がけた韓国でも有数のゲームスタジオであるNAT Gamesの高い開発力、そして日本でのサービスのみで展開するストーリーといったカルチャライズなどの要素を踏まえたうえで、ネクソンとNAT Gamesが手がける第2弾のタイトルとして制作されたもの。

 その「OVERHIT」の制作にあたっては、最初から日本市場をターゲットに据え、「HIT」のファンなどを中心に、新規コアユーザーなどを取り入れていくという戦略でスタート。「HIT」で課題だった問題点をクリアしつつ、キャラクターコレクション要素とターン制コマンドバトルというゲームシステムを主軸として長期運営を視野に入れたゲーム展開を目指すという。

すでに成功を収めている「HIT」から得られたノウハウの活用と、問題点の解決を図って生まれたのが「OVERHIT」だ
NAT Gamesプロデューサーの尹仁聖(ユン インソン)氏

 つづいて、NAT Gamesプロデューサーの尹仁聖(ユン インソン)氏が登壇し、「OVERHIT」の特徴について解説。「すべてのバトルが、ここにある」をテーマに、注目すべき要素として「多彩な世界を巡る冒険」、「100体以上のキャラクター」、「フル3Dの圧倒的グラフィックス」を挙げた。

 また、世界観についても言及。「OVERHIT」は複数の世界から成り立つ「ディコネクティア」という世界を舞台に物語が展開し、それぞれの世界に沿ったキャラクターが用意されているのだという。なお、プレイアブルキャラクターは100体を超えており、メインストーリーについては豪華声優陣を起用したフルボイスにて展開されるとのこと。この多彩なキャラクターはすでにリリースされている韓国版にも収録されているが、日本版ではさらに多くのオリジナルキャラクターが実装されるということで、ユーザーの注目ポイントの1つとなりそうだ。

 ストーリーについても韓国版から大きく変更されており、日本人シナリオライターを起用することで、より日本のユーザーに合わせたストーリーが楽しめるという。これにより、同じキャラクターでも韓国版と日本版ではその役割が違ったりすることもある……といった変更点も明かされた。

 グラフィックスについては、Unreal Engine 4を用いた、モバイルゲームとしてトップレベルのものを売りとしているが、日本版ではこれに加えて、2Dキャラクターイラストも用意されているという。例えば、イベントシーンにおいては韓国版だと3Dキャラクターのみが表示されているが、日本版ではセリフの横に2Dキャラクターが表示されるといった、独自の要素が取り入れられている。

 また、キャラクターのステータス画面についても同様で、韓国版では3Dグラフィックスによるキャラクターが表示されるのみだが、日本版では1枚絵のキャラクターグラフィックスが表示されており、しかもそれはワンタッチで3Dキャラクター表示と切り替えられるとのこと。

 バトルシステムにおいても、新たなシナリオのトリガーとなる「グレードシステム」や、オリジナリティの高いキャラクター育成を楽しめる「アビリティシステム」といった日本版独自の要素が採用されており、これらのさまざまな追加要素からは日本版リリースにあたってかなりの力を入れていることがうかがえた。

 なお、5月29日のリリースに向け、5月19日からはテレビCMも開始されるとのこと。それに先駆けて5月18日よりLINEとTwitterを対象としたCM放映記念キャンペーンも実施されるので、こちらも是非チェックしていただきたい。

練り込まれた世界観のもと、多彩な世界を巡る冒険を楽しめる
100を超えるプレイアブルキャラクターが登場。驚くことに、レアリティが高いキャラクターにはすべて「英雄シナリオ」という独自のサブシナリオが用意されているという
戦闘時の演出の紹介では、美しいグラフィックスが動く様子が動画で紹介された。これらはすべてリアルタイムで描画されているとのこと
バトルはシンプルな操作に加えてオート進行ということで、スマホでも問題なく楽しめそう。バトルコンテンツは多彩で、PvP要素やレイドボスといった要素も。これらは順次、実装されていく
何よりも力が入っていると感じたのが日本市場に向けた独自要素。日本のユーザーに刺さりそうなものは、どん欲に取り入れているイメージだ
【テレビCM用ビジュアルを一部公開】
【CM放映記念キャンペーン】