PS4/Switch「魔界戦記ディスガイア Refine」、汎用キャラクターや戦闘システム、特殊技を紹介

　日本一ソフトウェアは、7月26日に発売を予定しているプレイステーション 4/Nintendo Switch用シミュレーションRPG「魔界戦記ディスガイア Refine」の最新情報を公開した。

　同タイトルは、2003年にPS2用タイトルとして発売された「魔界戦記ディスガイア」のグラフィックスやビジュアルを、PS4/Nintendo Switch用へとブラッシュアップしたもの。今回は、ゲーム要素や戦闘システム、汎用キャラクターなどについての情報が公開された。

【PS2「魔界戦記ディスガイア」画面写真】

【PS4「魔界戦記ディスガイア Refine」画面写真】

キャラメイク

　同タイトルでは、自軍を作成して戦うことで、レベルを上げていく。味方キャラクターたちは、それぞれ“マナ”というポイントを持っており、それを使用することで新たなキャラクターを作成し、仲間にすることができる。あるキャラの「マナ」を使ってキャラメイクをした場合、“マナ” を使用したキャラクターを「師匠」として、作成されたキャラクターと師弟関係を結ぶことができる。師弟関係にあるキャラクターは、攻撃時に通常より連携攻撃が出現しやすく、戦闘で役立つ効果を発揮してくれる。

師弟関係だけの特別な効果も期待できるので、誰とどう師弟関係を結ばせるかよく吟味すること

どの職業、どの能力やパラメーターを重視するかがポイント

キャラクターの素質は6段階。良い素質であればあるほど初期のステータスも高い。ここでも“マナ”が関係し、使用する“マナ”の数が多ければ、選べる素質も多くなる

汎用キャラクターを紹介

　キャラメイクで作成できる汎用キャラクターはそれぞれ「職業」を持ち、攻撃を得意とした者や、回復等の守りを得意とした者がいる。パーティー全体でのバランスを見て、自軍には、現在どの「職業」が必要か、自分だけの編成を考えていこう。

格闘家

　体術を極めており、そのHPの高さとATK（攻撃力）が魅力。拳での攻撃が得意。圧倒的なカウンター技術で敵の隙を突き、ダメージを与える。

【格闘家】

戦士

　ATKとSPD（すばやさ）が特徴。剣を得意とし、一点突破の戦い、不利な状況での戦いで力を発揮する。

【戦士】

魔法使い

　ごく一部の者にしか取得できない魔法を武器とする職業。杖の扱いを得意とし、様々な攻撃魔法など、高威力な技を覚えることができる。

【魔法使い】

アーチャー

　魔界の狩人ともいえる弓のエキスパート。高いHIT率が魅力で、援護射撃での仲間のサポート等も得意とする。

【アーチャー】

忍者

　卓絶した体術を持ち、その身のこなしで敵を翻弄する闇の暗殺者。回避能力、反撃回数が高く、拳での攻撃が得意。

【忍者】

盗賊

　「盗み」をさせたら右に出る者はいない。ステージクリア時の報酬に影響する、ボーナスゲージの大量獲得が可能。

【盗賊】

戦闘システムを紹介

　戦闘はターン制。アクションを起こしたい場所まで「移動」したら、「攻撃・特殊技・防御」等を選択して、攻撃を開始する。1回のターンでは、1キャラクターにつき1アクションまで。マップ内にいるキャラクターを全滅させればステージクリアとなる。連携攻撃を狙ったフォーメーションを形成したり、数人で敵キャラクター1人を集中して攻撃したりして、正確に攻撃を仕掛けていこう。

キャラクターたちをどう配置するか、誰との連携攻撃を狙うか、後の攻撃まで考えて行動しよう

見事連携攻撃が発動されれば、より多くのダメージを敵に与えることができる

アクションを起こして十分に敵へダメージを与えたら、「ターン終了」で敵のターンへ

持ち上げて！ 投げる！

　同タイトルには、戦闘時のキャラクターの行動選択に「持ち上げる」というものがあり、キャラクターの横や後ろ、前に隣接するキャラクターを「持ち上げる」ことができる。さらに、“持ち上げたキャラクター” は「投げる」ことが可能。そのため、離れた位置や高所に投げるなど、より長い距離を移動する手段として用いることができる。

戦士の横にエトナを配置すると、エトナが戦士を「持ち上げる」ことができる。そのまま戦士を「投げる」と……

敵によって阻まれていた橋の先に戦士を送ることができる

持ち上げて！ 投げる！ を利用したシステムを紹介

　「持ち上げる」、「投げる」は味方の移動手段としてだけでなく、他にも幾通りもの使い方ができる。

「プリニーばくだん」

　プリニーを「持ち上げ」て「投げる」と、プリニーは投げた先で爆発してしまう。爆発したプリニーは戦闘不能となってしまうが、プリニーの強さに応じて、爆発した周囲のキャラクターにダメージを与えることができる。

敵にダメージを与えるなら、自爆もプリニーの本望……？

「敵のレベルアップ」

　「持ち上げる」、「投げる」は敵に対しても用いることが可能。“ 持ち上げた”敵を別の敵にぶつけると、敵は合体してレベルアップする。合体をくり返すことで、数段手強い敵ができあがり、見事倒せば得られる経験値も高くなる。ただし、合体させすぎると手に負えなくなることもある。

「敵の捕獲」

　敵を持ち上げて、ベースパネルに向けて「投げる」と、敵はベースパネル内に入り、パネル内で出現待機中のキャラクターたちと戦闘を始める。ベースパネル内で敵を倒した場合、その敵は味方として使用することが可能。ただし、負けてしまった場合は、マップ上からベースパネルが消滅し、マップ上に新しくキャラクターを呼ぶことができなくなってしまうので、要注意だ。

ベースパネル内の味方キャラクターたちが勝つと、敵キャラクターの捕獲に成功する

特殊技と演出

「武器固有技」

　武器には、通常の攻撃よりも攻撃力の高い「武器固有技」が存在する。「武器固有技」は、使用するキャラクターの武器の習熟度（ウェポンマスタリー）を上げることで増やすことができる。

「職業と武器」

　汎用キャラクターたちの“職業”によって、それぞれ得意な武器は異なる。例えば格闘家は 「拳」、戦士は「剣」を得意とする。得意な武器を使用すると、ウェポンマスタリーもより上がりやすくなるので、「武器固有技」も効率よく覚えることが可能となる。

“剣”の武器固有技「一文字スラッシュ」は、疾風の如く敵を斬りつける

“三連激”は「拳」武器固有技。3箇所の急所を連続で攻撃する

・高解像度となった演出

　同タイトルは、技から繰り出される演出もさまざまだ。派手な技からコミカルな技、一撃必殺の強大な技など、個性豊かな技が多数登場する。そんな技の多彩な演出を、高解像度で楽しめるのも特徴のひとつとなっている。

矢を雨の如く降らせて攻撃する「ジールレーゲン」。高解像度の演出で、放たれる矢の様子も鮮明に

「アバランシュ」は、空中より槍を繰り返し突き、地面へ叩きつける、高度で派手な技。次々と繰り出される演出を、余すこと無く堪能できる

「乱れ散り花」は、敵を無数に斬りつける斧の乱舞技。豪快に光を放つ様子も、艶やかに表現される

暗黒議会

　「暗黒議会」は魔界において、叶えてほしい願い事を何でも提案できる“悪魔たちの、悪魔たちによる”議会。“マナ”があれば誰でも開催可能。複数の悪魔や魔物たちが審議員として登場し、提示する案件に対して「可決」、「否決」の判定を下す。

・様々な議題が登場

　「敵を弱くしてほしい」、「軍資金がほしい」、「めがねが欲しい」、「ベルトも欲しい」、「靴も欲しい」 など、提案できる願い事はいくつも存在する。

・ワイロ

　「暗黒議会」では、採決前に、議題に対して否定的なキャラクターへ贈り物を渡して買収することができる「ワイロ (賄賂)」が存在する。ここで友好的な関係を築くことができれば、議題に対して「可決」を得られやすくなる。買収したキャラクターは、その後の議題でも味方になってくれやすくなるので、どんどん買収していこう。

・採決

　キャラクターたちへワイロを渡し買収作業を終えたら、いよいよ採決となる。過半数以上の「賛成」を得られれば「可決」、得られなければ「否決」となる。

・否決されたら

　否決されたら戦闘に持ち込むことができる。魔界らしく、力にものを言わせて「可決」させてしまおう。

「否決」されたら戦闘へ持ち込むことが可能。魔界らしく、力にものを言わせて「可決」へひるがえそう

Nippon1.jpショップ限定版について

ラハールの録り下ろしボイス入りカード型USBメモリ

　日本一ソフトウェア公式通販サイト「Nippon1.jpショップ」では、限定グッズが同梱された「『魔界戦記ディスガイア Refine』 Nippon1.jpショップ特典付きセット」も販売される。価格は通常版 特典付きセットが10,900円（税別）で、限定版特典付きセットは12,900円（税別）。どちらも数量限定商品。セット内容はラハールの録り下ろしボイス入りカード型USBメモリとなっている。