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「World of Warships × アズールレーン スペシャルトークイベント」開催!
クリーブ兄貴も登場決定、「WoWS」では5月末、「アズレン」では来週からコラボ開始
2018年4月21日 18:03
ウォーゲーミングジャパンは4月21日、東京のUDX シアター秋葉原にて「World of Warships × アズールレーン スペシャルトークイベント」を開催した。
イベントにはMCとして井澤美香子さん、「アズールレーン」より「エンタープライズ」役の石川由依さん、「クリーブランド」、「エレバス」役の堀籠沙耶さん、「WoWS」アジアプロダクトマネージャーの畑井翔氏が出演。イベントには120名の艦長(プレーヤー)たちが招待された。会場には「アズールレーン」登場キャラクターたちのPOPやタイトルアート、「WoWS」に登場するアートが展示されていた。
また、「WoWS」でのコラボは5月末の実装を予定していると発表。本稿ではイベントでの発表や各コーナーの模様についてお届けする。
コラボ内容を発表!
「WoWS」にて、「ネルソン」、「フッド」、「ベルファスト」、「アドミラル・ヒッパー」、「アヴローラ」、「エンタープライズ」、「クリーブランド」が艦長として登場することが決定。「アヴローラ」は「WoWS」開発側から強い要望があったという。
今回の艦長ボイス収録に関して石川さんと堀籠さんに聞いたところ、石川さんは収録するボイスが多く驚いたと話す。堀籠さんは難しいボイスが多く大変だったという。語尾を変えるワードも多く、「バグを起こした」そうだ。同時に石川さんは「WoWS」と「アズールレーン」のプレイ率が気になるとして、会場と配信で両作品をプレイしているかのアンケートを実施。どちらか片方をプレイしているという声は少なく、ほとんどのプレーヤーが両作品を遊んでいるようだった。
またコラボ記念旗「アズールレーン旗」と「Manjuu旗」の実装が決定。硬派なゲームの中で可愛らしいヒヨコの旗が見えると和みそうだ。
さらに「アズールレーン」の敵勢力、「セイレーン」の迷彩も実装が決定した。特別な効果などは現在検討中という。
実機プレイ映像を公開
エンタープライズやクリーブランドのボイスとともに実際に戦闘するシーンも公開。「セイレーン」迷彩に彩られた艦艇を見て「『闇堕ち』みたいですね」と畑井氏、沸く会場。通常の艦長ボイスは硬派で勇ましいが、「アズールレーン」のキャラクターたちが喋る様子はどこか違うゲームにも見えてくる。
ここで、畑井氏が「アズールレーン」キャラクターたちは設定でボイスを設定できると言及。ゲームを始めたばかりのTierの低い艦艇でも、国籍が合えば艦艇に座乗できるという。「アズールレーン」をプレイしているが「WoWS」は初めて、というプレーヤーにも嬉しい点かもしれない。
また、キャラクターモチーフ迷彩や旗の追加を予定。イベントでは「クリーブランド」の”靴下”モチーフの迷彩、「アドミラル・ヒッパー」が描かれた旗が公開された。
生アフレココーナーを実施!
石川さんと堀籠さんに、会場でキャラクターたちの声を演じてもらう生アフレココーナーも実施。「アズールレーン」でおなじみのセリフ、「WoWS」で新録となるセリフ、「アズールレーン」で聴ける「ケッコン」セリフのいずれかからイベントの来場者と視聴者に選んでもらう方式だったが、やはり「ケッコン」セリフが選ばれた。
そして石川さん、堀籠さんが「エンタープライズ」と「クリーブランド」それぞれのセリフを演じる。彼女らに愛を注いでいる指揮官なら誰もがグッとくるシーンだろう。――背景が艦そのものの映像でなければ!今回は”特別なコラボ仕様”として、セリフは「アズールレーン」、背景は「WoWS」となっていた。
「アズールレーン」でのコラボ内容を発表!
続いてイベントにYoster取締役の金傑氏が登壇。「アズールレーン」に「WoWS」より6隻の計画艦「サン・ルイ」、「ローン」、「出雲」、「伊吹」、「ネプチューン」、「モナーク」が登場する。それぞれのイラストも公開された。
そして現在開発中だが、「出雲」、「ネプチューン」、「ローン」の全弾発射スキルも紹介。「ネプチューン」は主砲をクロスさせるように薙ぎ払う形で、雑魚掃討にもボスの攻撃にも有効そうだ。
「サン・ルイ」が所属するのは新たな勢力「アイリス」。「シャルル・ド・ゴール」が率いる2つに分けられたフランスの陣営のひとつで、「アイリス」は「アズールレーン」、もうひとつの陣営は「レッドアクシズ」に所属するという。順次実装を準備しており、ストーリーへの関係が気になるところだ。
また、「出雲」を上田麗奈さん、「ローン」を佐藤聡美さん、「モナーク」を沢城みゆきさん、「ネプチューン」を井澤美香子さんがそれぞれボイスを担当することが決定。井澤さんはおととい収録を終えたところで、「茶目っ気があって、一言でいえば『小悪魔』」とネプチューンを評した。「デレるセリフはない」という。先ほどの全弾発射スキルもあり、キャラクターも艦そのものの性能も強い印象だ。
そして気になる実装時期は「来週」!4月26日のアップデートにて各艦を実装予定。エンドコンテンツのミッション形式で全艦入手可能。時間はかかりそうだが、必ず獲得できる。通常キャラクターを入手するための「メンタルキューブ」は史実に存在した艦を獲得するためのものであるため、計画艦たちはまた別の入手ルートを採りたいという。育成方法も従来のものとは違い、「ブリ」が使えない仕様となる。
また「アズールレーン」総合プロデューサーの魚丸氏からのメッセージも紹介。魚丸氏は「WoWS」はもちろん「鋼鉄の咆哮」をはじめ様々な海戦タイトルをプレイしているとして、今回のコラボは「昔の夢を実現した」ものだという。
ココでしか聞けない裏話
畑井氏と金氏が登壇しているということで、両者による裏話コーナーも実施。畑井氏はWargaming内で「アズールレーン」が流行り、そこからコラボの計画が始まったという。当初Yostarには会社の連絡先がなく、問い合わせフォームから連絡を行なったそうだ。Yostar側では元から「WoWS」のプレーヤーが多く、”相思相愛”のコラボであったようだ。
Wargamingがロシア、Yostarが上海にあることから連絡が大変だったと金氏は話す。チャットやメールを通して連絡を続け、畑井氏が金氏と再会したのは先週の火曜日だという。
また、「セイレーン」迷彩の難しさについても言及。汎用迷彩であるため、どの艦にも似合うようデザインするのが大変だったという。
艦長ボイスについて、金氏は当初50~100ワードだと考えていたが220ワードであったことに驚き、足りない半分を畑井氏が設定したと話す。仲間を応援するセリフや相手に感謝などを伝えるセリフなどもあり、「アドミラル・ヒッパー」はすらすらと書けたが「フッド」はイメージと違いセリフの設定に苦労したと畑井氏。
「サン・ルイ」と「モナーク」、「ローン」の初期デザインも公開。「アイリス」は青と白が基調の勢力で、騎士然とした姿をイメージ。「ローン」は可愛らしいが腹黒さを秘めたキャラクターだとして、「佐藤聡美さんの腹黒い声が聞きたい」ためにボイスをお願いしたと金氏。彼女らの艤装にはWargaming側より3Dモデルデータの協力があり、これを参考にデザインされているという。
最後に畑井氏は「『アズールレーン』のキャラクターたちは『WoWS』の艤装を参考にしているため、そこも注目してほしい」という。金氏は「新しいコンテンツということで色々不備もあると思う。あと全キャラクターの胸を見て下さい」としていた。