ニュース

エヌ・シー・ジャパン、共闘ターン製RPG「クロノ ブリゲード」完成発表会を実施

小野賢章さん、植田佳奈さんら豪華声優陣が新作の船出をお祝い

4月13日 実施

場所:パラッツォ ドゥカーレ 麻布 本館

 エヌ・シー・ジャパンは4月13日、パラッツォ ドゥカーレ 麻布において「LIONSHIP STUDIO“航海”第一弾 クロノ ブリゲード完成披露の宴」を実施した。会場ではゲストを招いてエヌ・シー・ジャパンの開発スタジオであるLIONSHIP STUDIOが手掛ける初の作品、Android/iOS用共闘ターン制RPG「クロノ ブリゲード」の完成披露イベントが行なわれた。あわせて、本作の配信開始は4月18日を予定していることが明らかにされた。

【【クロノ ブリゲード】プロモーションビデオ(事前登録受付中)】
【【クロノ ブリゲード】特別映像15秒【マテンロウ】】

記憶を代償に時を戻す!章を遡るシナリオをはじめ「クロノ ブリゲート」のシステムが明らかに

LIONSHIP STUDIO代表兼「クロノ ブリゲード」プロデューサーの小川陽二郎氏

 まずはLIONSHIP STUDIOの代表であり、「クロノ ブリゲード」プロデューサーでもある小川陽二郎氏が登壇し、本作の概要説明が行なわれた。

 本作は「共闘ターン制RPG」と謳っているように、マルチプレイが可能なターン制のRPGで、時を巻き戻す能力を持った主人公と、その仲間たちが運命に立ち向かっていく様が描かれている。そのシナリオは10章からスタートして9章、8章……と徐々に時が遡っていくという、興味深いストーリー展開である点が1つの注目ポイントだ。

 主人公たちは彼らを助けるキャラクターとともに戦うことになるが、それらのキャラクターは「ソウルカード」という名称でカード化されている。各キャラクターは一枚絵のように額縁がついた絵として表現され、レアリティの高いキャラクター(強いキャラクター)ほど、その額縁から飛び出すような描写が用いられているのも特徴的だ。

 戦闘は、各ターン30秒という制限時間のなか、自身のデッキに組み込まれたソウルカードを使って戦っていく。各ソウルカードには番号が振られており、それがそのまま行動順に反映されるというユニークなシステムを採用。ただし、味方や敵とその番号がバッティングすると、そのバッティングしたキャラクター(敵を含む)同士の攻撃力が半減するため、うまく調整する必要があるという。

 ただし、ソウルカードにはバッティング時に味方の攻撃力を上げたり、相手のダメージだけを半減するといったプラスの効果を発揮するものもあり、それらをうまく使いこなすことで戦闘に戦略性が増してくる。とくに、マルチプレイ時に仲間と共闘する際、効率的に戦うには欠かすことのできない要素となるようだ。

時を戻す能力を持つ主人公だが、その代償として記憶を失う、という設定を背景として物語が進行していく
キャラクターが描かれた「ソウルカード」。ゲーム上では静止画ではなく、キャラが動いていて立体感がある
さまざまな世界がポリゴンによって描かれているという

 また、実際に「クロノ ブリゲード」のマルチプレイも披露された。こちらでは「クロノ ブリゲード」アリア役の福島亜美さんをはじめ、COJIRASE THE TRIPの217さん、あすぱらさん、そして神聖かまってちゃんのちばぎんさんが登壇。すでにプレイも体験済みとのことで、息の合ったマルチプレイを披露していた。

【「クロノ ブリゲード」のバトルシステム】
戦闘時におけるゲーム画面を解説したもの。特徴的なのは、敵味方の行動順が表示されたタイムライン。番号は小さい順から早く行動していくので、直感的にもわかりやすい。また、バッティングのような斬新なシステムも盛り込まれていて、単調とは無縁の戦闘が楽しめそうだ
【マルチプレイに挑戦!】
左から、神聖かまってちゃんのちばぎんさん、COJIRASE THE TRIPの217さん、あすぱらさん、「クロノ ブリゲード」アリア役の福島亜美さん。4人のプレーヤーによるマルチクエスト体験披露となった
実際のゲーム画面。会場では、ちばぎんさんのプレイ画面にて紹介が行なわれた
まずはガチャを回すところから。これによってソウルカードを獲得できる。レアリティの高いカードは獲得演出も派手
デッキに組み入れるカードには「ビンゴ」の概念が採用されているという。同じ属性を持つカードが揃うと、ボーナスが得られる仕組みのようだ
プレーヤー同士のカードの数字を合わせたり、ずらしたりを相談しながらプレイすることで、戦略的に戦闘を進めていける。なお、画面上に出ているキャラクターイラストは「シール」と呼ばれるスタンプのようなもの。大きさや送る数などが設定できるようだ

 プレイの披露が終わったあとは、登場キャラクターであるライト役の小野賢章さん、リズ役の植田佳奈さん、パルテナ・ナナ役の名塚佳織さんの3名の声優が登壇。それぞれのキャラクターに対する思いなどについて述べたあと、「スペシャルスキット」と題して、ゲームのセリフに直接、ボイスをあてていく特別なステージが実施された。最後に、本作のリリース日が4月18日に決定したことが告げられ、イベントは幕を閉じた。

「ワクワクする世界観。変わっている設定なので、演じるのに苦労しながらやらせてもらいました(小野賢章さん)」
「台本をもらって面食らうほどすごいギミックが用意されていて驚かされた。期待以上のものができるのではないかと思いながらアフレコさせていただきました(植田佳奈さん)」
「最近、こういったかわいいお姫様の役をいただくことがなかったので、このキャラクターが、かわいいままの設定で最後までたどり着けるか不安です(笑)(名塚佳織さん)」
リリース日を記念して作られた特製ケーキ。キャラクターイラストなどもあしらわれていた