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”本物そっくり”はいかにして生み出されるか? 「S.H.Figuarts ウルトラマン」シリーズの開発秘話が明らかに
2018年2月22日 11:32
バンダイコレクターズ事業部は、「S.H.Figuarts ウルトラマン」シリーズの開発秘話を公式ページで公開した。執筆は弊誌でもインタビューを行なったアニメーション研究家の五十嵐浩司氏が担当している。
ページでは最新のウルトラマンである「ウルトラマンジード」の「S.H.Figuarts ウルトラマンジード プリミティブ」、そして4月に発売される「S.H.Figuarts ウルトラマンジャック」、さらにその怪獣達の造型メモを公開、制作背景を紹介している。
ジードに関してはスーツを3Dデータで起こし、そこからフィギュアとしてのバランスを調整、一方「ウルトラマンジャック」ではスーツからではなく当時のスチルや映像を参考に3Dデータの製作、造型を行なっているという。モチーフによってアプローチが異なることがわかる。
そしてツインテールとグドンに関しては3Dデータを用いない“手原型”によって製作されているという。原型を樹脂を削り手作業で製作していくのは伝統と言える手法であり、手間もかかる。そこに円谷プロの監修が細かく入り、高い完成度を実現しているのだ。ページでは開発者のコメントも掲載されており、制作者の強い想い入れが伝わってくる。思わず商品を手にしたくなる記事だ。
(C)円谷プロ