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「PUBG JAPAN SERIES αリーグ」入れ替え戦が開催
バナナマンが執念のドン勝でPhase2復活! 優勝候補のSunSister Royaltyは敗退
2018年2月19日 12:03
DMM.comは2月18日、バトルロイヤルシューター「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」の日本リーグ「PUBG JAPAN SERIES αリーグ」の入れ替え戦を開催し、4試合を行なった結果、RozenMaiden、Dimension-3、THE SHABLES、Zaphkiel Gaming、バナナマンの5チームが、3月10日より再開される「PUBG JAPAN SERIES αリーグ」Phase2への出場権を獲得した。
「PUBG JAPAN SERIES αリーグ」入れ替え戦は、「PUBG JAPAN SERIES αリーグ」下位5チームと、事前に応募した35チームの計40チームがAとBの2つのグループにわかれ、5つの枠を目指してしのぎを削る戦い。
「PUBG JAPAN SERIES αリーグ」からは、PUBGRU、Oracle、バナナマン、Astro 9、DT SBELLIONの5チームが参戦。在野からは未参加だったプロチームからの参戦が相次いだほか、「PUBG JAPAN SERIES αリーグ」で活躍するチームの姉妹チームの参戦が相次いだ。
「PUBG JAPAN SERIES」は、黎明期のリーグだけあって、同じチームから複数のチームが出場することを禁止していない。このため、IEM Katowice 2018「PUBG」部門のアジア代表として出場するSunsister Royaltyを筆頭に、SengokuGaming Survive、SengokuGaming Mokkos、DetonatioN Gaming 2(セカンド)、Crest Gaming Xanaduなど、姉妹チームが目立った。
試合は、「PUBG JAPAN SERIES αリーグ」と同ルールで、Aグループ、Bグループの4試合が行なわれ、獲得スコアによってAグループからRozenMaiden、Dimension-3、BグループからTHE SHABLES、Zaphkiel Gaming、そして3位で高スコアだったバナナマンの計5チームがPhase2出場を決めた。
実況中継でも常に注目されていたSunsister Royaltyは、サークル収縮の不運もあり、最終戦でも、かなり良いムーブで次々に敵を撃破していたものので、エースWesker選手のクライアントが途中で落ちるなどもアクシデントもあり、Aグループの10位にすら残れない惨敗を喫した。先に挙げた姉妹チームもいずれも勝ち上がれず、「PUBG」SQUAD戦の難しさを伺わせる結果となった。
一方、「PUBG JAPAN SERIES αリーグ」Phase1組も苦戦が相次いだが、グループB最終戦でバナナマンが、サークル収縮の運にも恵まれ、「PUBG JAPAN SERIES αリーグ」予選を勝ち上がった意地を見せて、ドン勝をもぎ取り、10位前後から一気に3位まで順位を上げ、ポイント差でPhase2復帰をもぎ取った。
最終決戦の作戦も見事で、最終収縮で、ついに拠点としていた家がサークルから外れてしまったものの、subeni-ru選手がスモークを連投して射線を防ぎ、subeni-ru選手の支援を受けながら、Pureboy選手がヴァズで岩場まで突進。ヴァズは運転席へのヘッドショットを避けるためにバックで進み、そこを後ろから“ミスターバナナマン”aisuchama選手がヴァズで続く。こうして岩をヴァズ2台で囲むという理想的な要塞の構築に成功したバナナマンが見事勝利。文句なしの試合運びでPhase2昇格を決めた。
バナナマンは、“ミスターバナナマン”aisuchama選手が、真っ黄色の全身タイツというバナナスタイルで登場し、試合もそのまましていたことが話題を集めたが、こうした話題性のあるチームが実力も兼ね備えてくれると、リーグも盛り上がる。彼らのPhase2での活躍に期待したいところだ。