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【WF2018冬】「L.E.D.MIRAGE V3」単騎仕様ver.登場、「ハーガン」立体化決定! ロボットフィギュアレポート
2018年2月19日 11:46
今回も非常に盛況だった「ワンダーフェスティバル2018[冬]」。本稿では企業ブースで見ることができたロボットフィギュア/プラモデルを紹介していきたい。
ボークスはフィギュアと共にロボット系アイテムも多数展開している。今回は永野護氏のコミック「ファイブスター物語」のアイテムと、アニメ「装甲騎兵ボトムズ」関連のアイテムが中心となっていた。
「ファイブスター物語」には「モーターヘッド(MH)」というロボット兵器が登場していたが、永野氏は設定を大胆に変更、MHは細く小さな胴体に大きく長い手足を持つ「ゴティックメード(GTM)」に置き換わった。しかしMHの人気も依然として高く、ボークスはMHの新製品を出展していた。
その中でも注目商品はプラモデル「L.E.D.MIRAGE V3」単騎仕様ver.。「L.E.D.MIRAGE(レッド・ミラージュ)」は作品を象徴するMHで特に人気の高いモチーフ。ボークスはその決定版と言える「L.E.D.MIRAGE V3」を2014年に発売した。繊細なパーツにより複雑な内部構造まで表現したプラモデルはファンから高く評価された。
この商品にはレッド・ミラージュの強さを象徴するフレイム・ランチャーが装備されていたが、このため全幅は26.5cm、価格は23,760円 (税込)と、かなりのボリュームとなった。単騎仕様ver.はこういった装備を取り除くことで入手しやすい商品となった。作例のように美しく仕上げるにはかなりの技術が必要となるが、多色成型パーツにより“素組み”での完成度も考えられているということで、注目の商品である。
「マクロス」関連商品を多数販売しているアルカディアは「1/3000 完全変形SDF-1 MACROSS Premium Finish Ver.」を4月に販売する。2017年11月に発売されたものに比べ、より細かく彩色が施されており、マクロスならではの緻密な情報量をより楽しめる商品となる。
もう1つアルカディアで注目は「ハーガン」の商品化決定のニュースである。「ハーガン」はOVA「メガゾーン23」に登場する“敵メカ”で、主役メカであるガーランドと同じようにバイク形態とロボット形態があるが、ガーランドと異なり単体での変形はできず、専用トラックで手足を装着することでロボット形態となる。
会場では撮影は不可だったが、バイク形態とロボット形態の試作品も展示されていた。ガーランドは人気が高くアルカディア以外にも数社が商品化を行なっているがハーガンはあまり立体化されていない。手足が別パーツと言うことでガーランド以上に両形態に“説得力”があり、「バイクからの変形ロボット」という視点から注目のメカである。今後の展開に期待したい。
もう1つ、何度か取り上げているマックスファクトリーのプラモデル「1/20 VF-1バルキリー」だが彩色された試作品が展示されていた。圧倒的なボリュームでとても迫力がある。本商品はガウォークでの商品だが、ファイターモードの商品も別途販売されるとのこと。
宇宙用の装備「スーパーパーツ」も付属しており、両方がミサイルポッドの「スーパーバルキリー」、右のポッドがレーザー砲になった「ストライクバルキリー」の選択が可能で、頭部もA型、S型、J型が選べる。完成品はかなりの大きさと重さになるがそれを支える金属製の支柱を持つスタンドも同梱されるとのことだ。また、翼につけるミサイルは商品とは別に「武器セット」としての販売となるとのことだ。