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【ワンフェス2017夏】マックスファクトリー30周年、グッスマの新たなる取り組みも明らかに

けものフレンズ、刀剣乱舞が特に人気!

7月30日開催



入場料:2,500円(税込)

 グッドスマイルカンパニーブースは、グッドスマイルカンパニーだけでなく、マックスファクトリー、Phat!、フリーイングなど多彩なメーカーの新製品が多数展示されていた。

マックスファクトリー30周年。年表も張り出されていた

 その中でも注目はマックスファクトリー30周年を記念したコーナーだ。マックスファクトリーの年表から、最初期のガレージキットやフィギュア、完成品トイ、合金玩具、そしてプラモデル、figmaなどなど、マックスファクトリーの歴史を巡れるようになっていた。筆者のようなホビーファンにとっては、「これは持ってる」、「これ欲しかったんだけど変えなかった」、「これもマックスファクトリーだったか!」などなど様々な思い出が蘇る企画展示となっていた。

【マックスファクトリー30周年】
30年の様々な商品。見ていると当時の思い出が蘇る

 もう1つ面白かったのがコーナーの出口にあった、「これからのグッドスマイルカンパニー」というコーナー。今回はキャラクターフィギュアを前面に展示していたグッドスマイルカンパニーだが、今後のユニークな“挑戦”を1コーナーにまとめて展示していた。中でもスゴイのが「Fate/Grand Order」の「DX エクスカリバー・プロト」。巨大で精密な両手剣でその造形の美しさだけでなく、「驚きのギミックにご期待下さい」との1文が。音が鳴ったり光ったりするのか、それともまさか変形!? ……今後に期待したい。

 さらにスケールモデル的リアルさを追求したプラモデル「ソユーズロケット」。かわいらしいドール系の商品に、ねんどろいどにドールハウスの雰囲気を加えた「ねんどろいどプレイセット 洋館A、Bセット」。従来のラインを熱くしつつ、より幅広くユーザーを取り組んでいこうというメーカーの意気込みが見て取れる。

【これからのグッドスマイルカンパニー】
ユーザー層を広げようというユニークな取り組みだ

 そしてやはり目玉は新製品である。弊誌でも注目の高い「けものフレンズ」は、発表されている「サーバル」に加え、「カバン」や他のフレンズさらに「figma サーバル」と同スケールの「ジャパリバス」が出展された。今回は光造形による試作品だったが、タイヤや内装などかなり精密な作りで出来に期待してしまう。劇中で印象的な乗り物だっただけに今後に注目したいところだ。

「刀剣乱舞-ONLINE-」のコーナーは特に人気が高かった
1/20 スーパーバルキリーのガウォーク形態。大迫力だ

 figmaだけでなく、マスコットキャラクターの「ボス」はソフトビニールでのフィギュアも展開予定、サーバルは固定ポーズでの1/7スケールフィギュアも展開予定。ペパプやフェネックとアライさんなど他のフレンズの商品展開も注目である。

 会場で非常に人気が高かったのが「刀剣乱舞-ONLINE-」のキャラクターフィギュア。繊細な造形、各キャラクターの雰囲気を活かしたポージングなど、フィギュア造形の技術にかなり力を入れていると感じさせられた。担当者に話を聞くことができたが、元となるイラストを、ファンが「きちんとイラストを再現いる」と感じてもらえる様に、忠実に再現できるようにこれまでの立体化技術を活かしつつ製作しているとのことだ。

 他にも本当に商品展開が幅広くて驚かされる。「名探偵コナン」のキャラクターラインナップ、「ポケモン」関連の充実、「エヴァンゲリオン」関連、アニメだけに留まらずプロレスラーの蝶野正洋選手や、松重豊氏が演じる「孤独のグルメ」の井之頭五郎など実写キャラクター、さらに「オーバーウォッチ」や「ポータル」といった海外のゲームもモチーフにしているところが面白い。

 個人的な注目ポイントは「1/20 VF-1 バルキリー」に「スーパーパック」を装備し、「ガウォーク形態」での試作品の出展が行なわれたところ。ファイター形態以上のボリュームでこちらも圧倒的だ。ファイター形態とは全く別な商品となる。共用するところもあるがかなりの新規パーツによる商品となるとのことだ。

【けものフレンズ】
figmaサイズのジャパリバスはかなりの存在感だ
多彩なキャラクターが様々な手法で立体化される

【刀剣乱舞】
キャラクター性をきちんと表現した繊細な雰囲気のイラストを見事に立体化している

【多彩なキャラクター】
「君の名は」のキャラクターも商品化される
アニメ、コミック、ゲーム様々なキャラクター、そして多彩な手法で表現する
「ガイバー」や「ゲームセンターあらし」まで!