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「黒い砂漠」の新クラス「ミスティック」が編集部にやってきた!

「コンテンツに深みを!」来年のロードマップも教えてもらいました

【新クラス:ミスティック】

12月13日実装

「黒い砂漠」日本運営プロデューサーの麥谷将人氏と「ミスティック」小島みゆさん

 ゲームオンは12月13日、MMORPG「黒い砂漠」において新クラス「ミスティック」を実装した。

 そんな実装されたばかりの「ミスティック」を紹介するべく、去る12月某日、「黒い砂漠」日本運営プロデューサーの麥谷将人氏と「ミスティック」のコスチュームをその身に纏った小島みゆさんが編集部を訪れてくれた。

【「黒い砂漠」公式動画 -新クラス「ミスティック」-】
装備のディテールも余さず再現

 「ミスティック」は女性版の「格闘家」といった趣で、「格闘家」は重い一撃を得意とする一方、「ミスティック」は手数で勝負する軽快なアクションが特徴のクラスだ。ちなみに気になる「覚醒」は1月4日を予定しているのだと麥谷氏。

 さて、そんな「ミスティック」を再現した小島さんの衣装はいたく気合の入った出来で、完成度の高さもさることながら、露出度も高く極めてセクシーであった。強い女性に弱い筆者は思わず「私をボコボコにしてくれませんか?」とお願いしたくなるのをグッとこらえ、握手を求めるに留めた。

 当日は「ミスティック」の紹介と聞いていたので、握手をしてもらって写真を撮り、大満足で引き上げようとする筆者。それを慌てて呼び止める麥谷氏が取り出したのは……。

「ミスティック」の再現度の高さと露出度に思わずデレデレしてしまう筆者
握手してもらって大満足で帰ろうしたのだが……「ちょっと待ってください!!!」

「黒い砂漠」今後のロードマップも発表!!

「まだ話は終わっていませんよ……」とカメラ目線でなにやら怪しい書類を取りだす麥谷氏

 懐から怪しい書類を取り出す麥谷氏。どうやら今回は「黒い砂漠」今後のロードマップも発表したかったようだ。

 ということでここからは真面目なお話。麥谷氏は2018年1月以降のアップデートにより、新規コンテンツの実装はもちろん既存のコンテンツの調整を行なうことで、各コンテンツの「深みを増す」ことに注力していくと語る。

 一例として、現在は「釣り」において銛を使ったミニゲームが実装されているが、これに似た形で「採集」にもミニゲームが発生するようにする予定なのだという。「貴重な素材を採集する際の緊張感を表現する」ようなものにしたいと考えているとのことだ。

 生活コンテンツでいうと、「黒い砂漠」では騎乗用の「馬」の育成も楽しみの1つだ。馬にまつわる「調教」において、今後は馬のレベルアップの際にスキルを覚える可能性を高くするほか、新たに馬の成長速度を加速させる「ムチ」というアイテムを実装して、より「調教」コンテンツの充実を図っていくという。

 また、「ディネ」、「アドゥアナート」などの幻想馬は第8世代の馬を「覚醒」することで入手することができるが、現状成功率が低く、極めて入手困難な状況になっている。これを是正すべく、今後は覚醒に失敗してしまったとしても、その失敗回数に応じて次回以降の挑戦時に成功確率が上昇するようにするのだという。ちなみに、取材時点では「予定」としていたが、12月13日のメンテナンスにて、さっそくこの仕組みが導入されたようだ。

 また、クエストに熱心に取り組んでくれているプレーヤーのため、新たに「ストーリーブック」を実装する予定だという。「ストーリーブック」はクエストをこなしていく毎に「ストーリーブック」自体のレベルが上昇していき、レベルによってクエストの報酬がアップするコンテンツになるということで、もちろんクエストだけに限らず、狩りや生活コンテンツを遊ぶ際にも恩恵があるようなものになるよう調整を重ねているのだという。

 「プレイのしやすさ」というところでUIも刷新する予定だという。「黒い砂漠」ではアクション要素が推しの1つであるにもかかわらず、現状ではウィンドウにアイコンがズラッと並び、ぱっと見でわかりにくい状態になってしまっていると麥谷氏。そのため、よりアクションに集中できるよう、シンプルなUIへの変更を予定しているのだという。

 また、ミニマップも3Dでの表示を検討しており、より立体的でマップの遠近や構造を把握しやすくする予定だという。既存の2Dマップと切り替えをできるようにするかどうかは検討中だとのことだ。

立体的なマップでもう迷わない!?

 「黒い砂漠」ではグラフィックスやサウンドのリマスタリングが進行中で、今回は新たなグラフィックスの最新画像も公開された。画像は「60%から70%くらいの完成度」だということだが、まるでHDRに対応したかのように光の表現やコントラスト、反射の表現などが段違いに進化していることが見て取れる。一方、やはりこれらの表現にはある程度のマシンスペックが必要になってしまうということで、オプションにてグラフィックスの表現を調整することもできるようにするとのことだ。

特に光の表現が素晴らしい。眩しさすら感じるその表現力に期待も高まる

 新要素としては「キャラクタータッグシステム(仮名称)」というものが導入予定だ。これは自アカウント内のキャラクターを2人選択して、キャラクター選択画面を介さずその場でキャラクターの入れ替えができるようになるというシステムで、これにより同じ狩場でも違うキャラクターによる違う楽しみ方ができる。利便性の向上にも繋がるということで実装が楽しみなシステムだ。

 また、今後新たなマップとして「ドリガン」が実装される。ここではついにドラゴンと戦えるのだという。これまで「黒い砂漠」では「カルフェオン」地域を飛行するドラゴンなどが存在していたが、"戦える"ドラゴンとしては初めて実装されるものとなる。どのような形式で戦闘するかはまだ検討中だということだが、大人数で挑むコンテンツになるのだろうか?これまた実装が楽しみである。

 こうして今後のロードマップを心なしか高めの温度で紹介してくれた麥谷氏。その熱が「黒い砂漠」に向けられることで、より楽しく遊べる環境がもたらされることだろう。今後の「黒い砂漠」がどのように変化しているのか、目が離せない。もちろん、「ミスティック」からも。

「ミスティック」が隣についているためかロードマップの説明に異様な熱を込める麥谷氏。わかりました、わかりましたから!!