「黒い砂漠」、オーディオリマスタリング作業の模様を公開！

「音楽が与える感動を」Pearl Abyssが「黒い砂漠」に込める想い

　「黒い砂漠」の開発を手掛けるPearl Abyssが、ドイツのハレ国立管弦楽団とともにオーディオリマスタリング作業を行なっている現場の模様が公開された。

　ゲーム内の音楽は、ゲームシステムに直接関わるというよりも、プレーヤーがゲームに没入するための調味料のような位置づけの印象が強い要素。オーディオリマスタリングに至った背景として、Pearl Abyssは「黒い砂漠」を料理に例え、本当に素晴らしい料理にするためには最後の調味料が重要な役割をするとして、音楽の品質を高めることで全世界の幅広いプレーヤーに向けて、より「黒い砂漠」を楽しめるようにと今回のプロジェクトを進行している。

　リマスタリングされた音楽は「鑑賞」に焦点を当て、音楽ひとつひとつを、鑑賞するだけでもプレーヤーの印象に残り、且つ「黒い砂漠」の世界観や雰囲気を崩さず没入できるようにオーケストラの演奏で最大限に表現されている。

　Pearl Abyssには今後、既存の音源をすべてリマスタリングしようとする構想があり、実装後は以前のサウンドを聴くことができなくなってしまうが、以前のサウンドを好むプレーヤーもいると考えられるため、以前のサウンドを聞ける方法についても様々なアイディアを検討している。

【オーディオリマスタリング作業の様子】

音楽監督はゲーム界を代表する「リュ・フィマン」

　Pearl Abyss設立当初より「黒い砂漠」の音楽とサウンドを担当している、韓国ゲーム音楽界を代表する作曲家「リュ・フィマン」が、今回のオーディオリマスタリング作業を手がけている。

　現在「黒い砂漠」に使用されている240余曲の中で、地域別メインテーマ曲40曲のリマスターの収録が行なわれており、これらの楽曲は日本でも導入予定となっている。時期については改めて公式サイト等にて公開される予定。