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スパイク・チュンソフト、米国現地人「Spike Chunsoft, Inc.」を設立

カリフォルニア州ロングビーチにて営業開始

12月1日 業務開始

 スパイク・チュンソフトは、米国に子会社「Spike Chunsoft, Inc.」を設立し、12月1日よりカリフォルニア州ロングビーチにて営業を開始したことを発表した。

 「Spike Chunsoft, Inc.」は、ゲームソフトウェアの欧米販売、ローカライズ業務を戦略的に強化するために設立されたもので、同社の立ち上げの経緯として、近年、ゲームを含むエンタテインメントの分野では、クオリティや面白さについて全世界的な視点で一定の評価がされる土壌が形成されつつある。その中で、日本だけでなく海外ユーザーへ高い品質のコンテンツのローカライズやマーケティング、またパブリッシングを戦略的に行なっていきたいと言う目的で、今回の設立に至ったとしている。

 今後欧米では、親会社であるスパイク・チュンソフトのタイトルに加え、グループ会社であるMAGES.の作品も取り扱い展開していくほか、2018年3月に開催される「GAME DEVELOPERS CONFERENCE 2018」では、スパイク・チュンソフトの海外戦略とラインナップの詳細が発表される予定になっている。

 今回、「Spike Chunsoft, Inc.」の社長でもあり、CEOでもある櫻井光俊氏よりコメントが届いている。

【President/CEO 櫻井光俊氏からのコメント】

 スパイク・チュンソフトは2012年の合併当時より、「独創的で面白いゲーム」を届けたいという思いを胸に歩んでまいりました。

 いま私達を取り巻く環境は、世界のどこに居ても同じ情報がリアルタイムに手に入れられ、地球の反対側にいるプレーヤーと一緒に遊べる時代です。

 そんな中でも、世界中でまだ見出されていない新しさや、評価の定まっていない面白さに目を向けて、それをちょっとした遊び心で大きな流れに育て上げる事、国籍や時代性やジャンルを越えて魅力的で斬新なゲームを創り出し、ユーザーの皆様にお届けする精神こそが、最もスパイク・チュンソフトらしいと考えます。

 これまで日本以外のユーザーの皆様には、パートナー企業様の協力の下、当社の作品の販売を行なってまいりましたが、世界の情報がリアルタイム化した今こそ、自分たち自身の手で海外の皆様に直接お届けする事で、そのコミュニケーションから生ままれるユーザーと共有する時間や、そこから得られる新しい出会い、それ自体もスパイク・チュンソフトが目指す面白さの1つだと考えました。

 「Spike Chunsoft, Inc.」の設立により、海外のファンの皆様と直接接することにより、海外の皆様からのご意見や情熱を直接受け止め、より一層独創的で面白いゲームを生み出す力に変えていきたいと考えています。

 今後とも皆様のご指導ご鞭撻をくださいますよう、宜しくお願い申し上げます。