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「信長の野望・大志」完成発表会でスマートフォン版のゲーム画面を公開!
舞台「信長の野望・大志 春の陣 天下布武~金泥の首編」の上演も決定
2017年11月24日 18:20
- 【PS4/Nintendo Switch/Win】
- 11月30日 発売予定
- 価格:
- 【PS4版/Nintendo Switch版】
- 8,800円(税別)
- 【Windows版】
- 9,800円(税別)
- 【TREASURE BOX・PS4版/Nintendo Switch版】
- 12,800円(税別)
- 【TREASURE BOX・Windows版】
- 13,800円(税別)
- 【早期購入価格・ PS4版/Nintendo Switch版】
- 7,920円(税別)
- 【早期購入価格・Windows版】(ダウンロード版のみ)
- 8,820円(税別)
コーエーテクモゲームスは、11月30日発売予定のプレイステーション 4/Nintendo Switch/Windows/Android/iOS用歴史シミュレーション「信長の野望・大志」の完成発表会を開催した。
冒頭挨拶を行なった鯉沼久史コーエーテクモゲームス代表取締役社長は「『信長の野望』シリーズは毎回システムを変え、チャレンジしてきました。今作ではAI技術を強化しました」と、今作のポイントとして“AI”を挙げた。
続いて登壇した小山宏行プロデューサーも「これまで武将の能力を数値で表していたが、AIにより武将が人間らしい行動をとるようになった。武将は志に従って行動をとり、ただ戦いを挑んでくるわけではなく国を守るために行動したり、大名ごとに行動が変化する」とアピール。登場する武将の数も2,000名以上とシリーズ過去最多となる。小山氏は「武将の魅力を余すところなく出している」と「大志」の魅力を説明。
このほかにも、これまで国を広げるのは城を取ることで政治的な勢力を拡げていっていたが、今作では「商圏」という経済的に勢力を拡げる要素も導入され、政治と経済の両輪で勢力を拡げていくことができる。
同作のゼネラルプロデューサーを務めるシブサワ・コウ氏は「1作目を作った当初は34年間もシリーズを作り続けられるとは予想もしていなかった。これもユーザーの皆さんの叱咤激励、応援があればこそで感謝しています」と切り出し、やはり今作のポイントとして“AI”を挙げ、「(武将との駆け引きなどで)本当の戦国時代にタイムスリップしたかのように感じられる。本作で戦国体験を楽しんで欲しい」と語った。
発表会では初めてオープニング映像が公開された。今作も樋口真嗣監督が手がけ、武将の1日を描いたドラマチックな内容となっている。だが、それだけでは終わらない。オープニング映像の半ばでイベント画像が矢継ぎ早に表示されるシーンがあるが、これはプレーヤーのゲーム進行により、起動ごとに変わるのだという。毎回変わるオープニングというのはなかなか無く、かなりのチャレンジだ。
さらに、発売後もアップデートが加えられる予定で、武将の志も追加されていく予定となっている。
スマートフォン版はシナリオを追加販売
さらに、スマートフォン用のゲーム画面も初公開となった。日本地図を引いたマップ画面は、これまでどおり2D映像だが、どんどん拡大していくと斜めからの視点にすることもでき、より立体的に表示することも可能。基本的にゲーム内容としてはコンシューマー版と変わりなく遊ぶことができるが、タッチデバイスであるため操作はかなり簡単になっている。小山プロデューサーは「考えることの多いゲームだが、操作は簡単」と説明。タブレット版で実際に簡単にプレイして見せたが、サクサクと機敏に動作していた。
気になる価格は3,800円(税別)で、シナリオは「川中島の合戦」のみプレイ可能。追加シナリオは全9本を予定しており、各360円(税別)となる。シナリオをすべて揃えると、コンシューマ版と構成的には同じになるという。iOS版の配信は12月下旬を予定。Android版は2018年配信予定。
そして重要なのは、実はAndroid/iOS版はWindows版とクロスセーブが可能だという点。家ではWindows版でプレイし、外出したときにはスマートフォン版やタブレット版でプレイし、帰宅してまたWindows版で遊ぶといったことが可能となる。長い時間楽しむタイトルだけに、こういったプレイの仕方が可能になるのは嬉しいところだ。
舞台「信長の野望・大志 春の陣 天下布武~金泥の首編」の上演が決定!
発表会ではゲストとしてタレントの田中れいなさんと彦摩呂さんが登場。電撃的に「信長の野望・大志 春の陣 天下布武~金泥の首編」の上演が決定したことが発表された。ゲームと連動する部分も多いという今回の舞台だが、舞台版では桶狭間の戦いから浅井家の没落までが描かれる。2部構成となっており、それぞれ信長側と浅井側からとそれぞれ違った視点で描かれるという。
この舞台で田中れいなさんはお市の方を演じ、彦摩呂さんは今井宗久を演じる。役作りについて聞かれた田中さんは「歴史については学校で勉強した程度なので、これから勉強したい」とコメント。一方、彦摩呂さんは「まずはお茶を味わって飲むところから始めたいと思います」と答え、周囲の笑いを誘った。ただ、彦摩呂さんはグルメ番組などで日本全国を旅しており、マネージャーさんが歴史オタクだと言うこともあり、いろいろな知識は仕入れているのだとか。そういった知識を舞台に活かしたいと語った。
さらに発表会では、ゲーム「信長の野望・大志」に彦摩呂さんをイメージして描かれた今井宗久がダウンロードコンテンツとして追加配信されることが発表された。これを聞いた彦摩呂さんはかなりテンションが上がり、「めっちゃ、嬉しいです!」と興奮気味。制作中のグラフィックスを見て「絵にあわせて10キロほどダイエットします」と語った。
最後に小山氏は「信長の野望・大志」について、「たくさんの武将で楽しめるシステムになっているので、1人でもたくさんの武将を好きになって欲しい」とコメント。シブサワ・コウ氏は「戦いの所(合戦)が気に入っている。小国の軍勢でも、戦術の限りを尽くせば大国の軍勢に勝てる可能性がある。このゲームの醍醐味だと思う」とアピールし、各種キャンペーン情報を公開して発表会を締めくくった。
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