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Intel、平昌冬季オリンピックに合わせてIEM PyeongChang大会の開催を発表
Blizzard CEO「『Starcraft II』が正式種目に選ばれたことを光栄に思う」
2017年11月5日 04:05
米Intelは、米国時間の11月3日、2018年2月に開催が予定されている平昌オリンピックに合わせて、同地においてeスポーツイベント「Intel Extreme Masters PyeongChang」を開催することを明らかにした。
今回の発表は、Intelとオリンピックを主催するIOCが2024年までの長期パートナーシップを締結したことに伴うもので、eスポーツが平昌オリンピックの競技種目の1つになるわけではないものの、Intelを筆頭としたeスポーツ界の悲願である“eスポーツのスポーツ化”、その延長線上にあるオリンピック競技化に向けての大きな一歩となる。
11月にオンライン予選、12月に北京でオフライン予選を実施する予定で、詳細については後日発表される予定。現行のIEM シーズン12には組み込まれず、単発のイベントとして扱われる見込み。
競技種目は、韓国でとびきり高い人気を誇るBlizzard Entertainmentの「Starcraft II」と、平昌オリンピック公式ライセンスゲームであるUbisoftの「Steep Road to the Olympics」の2種目。
現在、米国アナハイムで開催されているBlizzConのオープニングセレモニーに登壇したBlizzard Entertainment CEO Mike Morhaime氏は、Intelの正式アナウンスを受けて、「Starcraft II」が正式種目に選ばれたことを光栄に思うとコメントした。
なお、既報の通り、Blizzardは、BlizzCon 2017において「Starcraft II」の基本プレイ無料化を正式発表した。11月14日より、「StarCraft II:Wings of Liberty」キャンペーンと、マルチプレーヤーモードが無料となり、フルプライスのパッケージを購入しなくてもゲームを楽しめるようになる。これによりeスポーツタイトルとしての「Starcraft II」がさらに盛り上がることになりそうだ。