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日本の田舎を再現するオープンワールドウォーキングシミュレーター「NOSTALGIC TRAIN」
懐かしさを感じさせる背景に、緻密なモデリングが光る
2017年10月24日 11:18
ナラティブ&環境アーティスト 畳部屋は、PC用3Dウォーキングシミュレーター「NOSTALGIC TRAIN」を開発している。パトロン型支援サイトのCAMPFIRE、Fantia、Entyにて支援を募っており、支援者向け早期アクセス版を2018年初め、完全版を2018年前半に配信予定。
本作は約10年テレビゲーム業界で会社員、フリーランスとして国内外の大規模プロジェクトで背景モデリングを担当してきた開発者が制作する、日本の田舎をイメージした架空の町を舞台にしたアドベンチャー形式のウォーキングシミュレーター。単線の鉄道が走り、木造駅舎や周囲の草花、踏切や木々といった背景の緻密な造形に目を奪われる。リアルな空気感のあるジオラマの中を歩いているような気分で、背景が仕上がった暁にはストーリーモードの搭載も予定されている。
ストーリーモードはキャラクターの3Dモデルとしての登場はなく、背景の中を一人称視点で歩き回り特定の場所やアイテムの前で表示されるテキストを読み進め、謎解きや探索要素をクリアすることで主人公やその土地の住人についてのエピソードが明らかになるという。プレイ時間は2~3時間を予定しており、短編小説や映画を楽しんでいるような濃密な体験を提供する。