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迫り来る巨人からひたすら逃げ回れ!「巨影都市」ステージイベント

ヒロイン役の声優・明坂聡美さんも登場

9月21日~24日 開催

会場:幕張メッセ

 「東京ゲームショウ2017」の期間中は各社のブースでステージイベントが行なわれているが、バンダイナムコエンタテインメントのブースでは、10月19日に発売されるプレイステーション 4ソフト「巨影都市」のステージイベントが行なわれた。ここには女性主人公「松原ミハル」役を務めた声優・明坂聡美さんのほか、お笑い芸人のパンサーの3人と、本作のプロデューサーであるバンダイナムコエンタテインメントの塚中健介氏、開発のグランゼーラ ゲームディレクター兼ゲームデザイナーの九条一馬氏が登場した。

左から、MCを務めたお笑い芸人のキクチウソツカナイ。さん、明坂聡美さん、塚中健介氏
パンサーの3人
九条一馬氏

 今回のステージは、九条氏を先生として、そのほかのメンバーが生徒となり、学校で教えるように本作を紹介するというスタイル。とりあえず本作を知らない方にお伝えしておくと、このゲームではプレーヤーは都市を生きる一市民として存在する。その都市に巨大な影、巨影が現われる。そしてそれが現われたことで、いろいろな物語が展開していくという流れだ。その都市を生き抜くための、さまざまな人間ドラマが演じられていく。巨影としてはウルトラマンやゴジラ、ガメラ、エヴァンゲリオンなどなど数多くのヒーローや怪獣が登場することになる。

 まずは本日公開された第2弾のPVをみんなで鑑賞することに。

 その後さっそく授業に。巨影都市は先ほどのPVにもあったように、非常に選択肢が多くなっているのが特徴だ。その選び方によって今後起きることや、人物の関係性も変わってくる。中には不謹慎なものや恥ずかしい選択肢もあるそうだが、それを選んだだけではその場で終わってしまって面白くない。そこで「プレイする側にも背負うものを残す」(九条氏)ということで、選んだ選択肢がニュースになって流れるようになっている。

 ゲームの中では交番から制服をゲットして着替えるというシーンもあるそうだが、すると「交番に空き巣が入ったという記事が載って、自分自身が映りこんでしまう。思い切って恥ずかしいことをしてほしい」(九条氏)。

 またヒロインについても、もっと楽しめるようにしたいと思い、着替えてもらうことができるようにしてあるそうだ。「そうすることで、一緒に生き抜いている仲間という意識を持ってもらえる」(九条氏)。

プレーヤーにも背負うものを残すために
選択が記事として流れるようになっている
ヒロインも重要なキャラクターです
ヒロインの着替えも可能に

 本作は構想8年という大プロジェクト。そのため明坂さんがオーディションに合格したときから2、3年たっているのだとか。またアフレコの時はむちゃぶりが多かったそうで「目の前に大きなウルトラマンが現われました。なのでもっと大きめに言ってください」と言われたり、「ゴジラが来るようになりました」、「エヴァンゲリオンが来るようになりました」などなど、どんどんとキャラクターが追加され、収録するボイスもそれにつれて増えていったとか。ちなみに登場する巨影たちはクロスオーバーするわけではなく、ステージごとに違うキャラクターが現われる仕組みだ。

 ここでパンサーの菅良太郎さんがデモプレイを披露。バンダイナムコエンタテインメントブースに出展されているプレイアブルはステージ1だが、ここは特別にステージ2を遊べることに。女性主人公がヒロインと一緒に地下鉄の駅のホームに向かって逃げるところだ。

 しかしこれがなかなかうまくいかない。主人公とヒロインは手をつないで逃げているのだが、フェンスをすり抜けようとしたときにヒロインが引っかかってしまい、手を離してパニックに。慌ててヒロインのところに行く主人公。そして手をつないでもう1度……しかしまた離れてしまう、といったことを繰り返してしまう。時間だけが過ぎていく。ようやく通り抜けていったものの、今度は登場する小型レギオンにやられてしまいゲームオーバーに。コンティニューするもまたやられてしまう。時間だけが過ぎていくため、仕方ないので塚中氏がプレイすることに。切り抜けて地下鉄車両の中に逃げ込むが、時間切れで巨影を見ることができなかった。

 なお、このステージ2についてはゲーム実況者にデモプレイをお願いしているとのことで、22日公開になるので、詳細は公式サイトを参照していただきたい。なおネタバレもあるそうなので、そのあたりは注意してほしい。

 ちなみに出展されているプレイアブルだが、ウルトラマンとザラブ星人のニセウルトラマンが登場する。とても迫力のあるシーンが次々と展開されるので、幕張メッセに来たらぜひともプレイしてほしいところだ。

デモプレイをする菅良太郎さん
レギオンからの攻撃に遭う

 最後に本作の主題歌「Shadow」と挿入歌「ふたりの空」を歌うシンガーソングライター・飯田舞さんが登場してこの2曲を披露してくれた。

 明坂さんは最後に「映像を見るのは初めてで、初公開されたPVも同じタイミングで見ました。あんなに臨場感があって、すさまじいことになるとは思っていなかった。とても楽しみです!」と語った。

巨影のムービーをバックに歌う飯田さん
最後に出演者全員で記念撮影
早期購入特典で用意されるコスチューム
ダウンロード版購入特典にはトロとクロが登場