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【WF2017冬】全長70cmの1/20バルキリーと、同スケールの歌姫達を実現
マックスファクトリーの挑戦、「邪虎丸」も登場!
2017年2月20日 11:44
グッドスマイルカンパニーブースで出展していた、マックスファクトリーの展示品の中でひときわ目立った商品がある。それが「1/20 バルキリー」だ。以前のワンフェスでも出展されていたが、今回より完成度が上がったものが展示されていた。価格、発売日は未定だ。
モチーフ元になったのは、1984年のアニメ映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」に登場した可変戦闘機「VF-1 バルキリー」。そのサイズは全長約70cm。胸に抱えると体がかなり隠れてしまう超大型商品だ。このサイズならではのディテール表現を施したものとなるという。実際試作品を見るだけでもこれまでの商品では確認できないよう細かいところが確認できた。
今回の試作品ではキャノピーを取りコクピット部分も撮影できた。劇場版に準じ操縦桿は右側につき、コンソールもモニタータイプになる予定だという。ヘルメットをつけた「統合軍兵士」のフィギュアが付属、ちなみに機体の頭部パーツはS型とA型が付属するという。本商品はプラモデルで、部品数は抑えたものになるとのこと。
この商品の大きな売りは、マックスファクトリーが展開するフィギュアシリーズ「minimum factory」と“同スケール”だということだ。こちらもプラモデルフィギュアだが、パーツは6色の成形色で構成されており、アイプリントはデカールのため、組み立てるだけでもキャラクターのイメージに近い雰囲気でくみ上げられる。リン・ミンメイやシェリル、ランカ、さらにワルキューレなど、「マクロス」の歌姫が続々商品化予定だ。このほかにも様々なキャラクターがラインナップ予定。
マックスファクトリーは「ダグラム」、「ワタル」といったプラモデルシリーズも精力的に展開していく。アクションフィギュアメーカーとして知られていたマックスファクトリーだが、「ダグラム」の成功からプラモデルもラインナップに加わった。多色成形なども行なっているが、基本的には組み立て、彩色を施すという、本格的で、どこか懐かしい感覚をもった商品となっている。プラモデル担当者は「子供の時に夢中になったプラモデルのように、きちんと色を塗って、自分の手で完成度を高めてほしい」という想いを持って作っているという。
特に「ワタル」に登場する「邪虎丸」は目玉商品だという。丸魔神としての“おもしろカッコイイ”スタイリングを追求しながら、差し替えによる変形を実現。パーツの精度や、組具合なども含め、質のよい商品を追求しているという。