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PS VRでもプレイ可能な「グランツーリスモSPORT」が東京オートサロン2017に出展!

4K/HDRでのプレイも可能。大人気整理券争奪戦必至!

1月13日~15日 開催予定

場所:幕張メッセ「グランツーリスモ」ブース

対戦試遊台。3台で対戦できる

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア(SIEJA)は、1月13日から15日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2017」に、プレイステーション 4用ドライビングシミュレーター「グランツーリスモSPORT」を出展している。

 今回なんといっても目玉なのは、アメリカで開催されたCES 2017で初めて出展された、PlayStation VRで試遊できる「グランツーリスモSPORT」が、日本で初めて出展されるということだ。さらに会場では4K/HDRでのプレイも可能な試遊台も用意されているほか、対戦試遊も可能となっている。

 「グランツーリスモSPORT」のブースは中央エントランスを入って右に曲がってすぐの通路上にある。非常に目立つところだが、PS VRによる試遊は特に目を引くためか、ひっきりなしに試遊できるか質問する人がいた。かなりの注目度だと言って良いだろう。

 今回出展された「グランツーリスモSPORT」は昨年12月に米国で開催された「PlayStation Experience 2016」に出展されたバージョンをベースにしながらも、大幅に進化を遂げている。特に日本のファンの多くにとっては、東京ゲームショウ2016に出展されたバージョンとの比較になると思われるので、より大きな変化を感じるかもしれない。

シングルプレイの試遊台は2つ。コースや選択車種の増加など選択肢はかなり広がりを見せている

 まず1つ目はダート・スノーコース「FISHERMANS RANCH」の収録だ。今回このダートコースを市販車、もしくはラリー車両で走ることができる。実際に試遊してみたところ、アップダウンがかなり激しく、スピードを出して坂道を激走しジャンプするあたりは迫力満点だ。滑りやすく足を取られやすいセンシティブなコースという点も、走っていて逆に楽しく感じることだろう。

 また、全コースにおいてコースコンディションを選択可能となっている。夜明け(6時50分)の“晴れ”、朝(7時40分)の“快晴”、お昼(12時30分)の“曇り”や夕暮れ(16時35分)の“快晴”など6つから状況を選択することができる。

 前回までは雑然と並んだ各車種から選択していたが、今回は車種のカテゴリーが整理されており、GR.N(市販車・コンセプトカーなど)からGR.4(FIA GT4クラス)、GR.3(FIA GT3クラス)、GR.1(プロタイプ・スポーツカー)、GR.B(ラリー車両)と分けられており、コースによって選択できる車両が変化することがある。

ダート・スノーコース「FISHERMANS RANCH」を激走することができる
コースコンディションを選択可能
クルマカテゴリーも選択可能

 そして収録車種はかなり増加している。開発側としてこだわったという「マクラーレン650S GT3 '15」のエンジン音なども試遊しながらチェックしてみると良いだろう。このほかにも、収録が話題になっている「セーフティカー」や、予約即完売となった人気の「ホンダ NSX '17」なども試遊することが可能だ。

収録車種はかなり増加しているという
今回の目玉! PS VRの試遊はお早めに!

 PS VRでの試遊は、荒野の中、空を飛ぶ気球が美しいウィロースプリングスのコースを3車種の中から選択して試遊することができる。これまでからVRとレースゲームの親和性の高さは指摘されているとおりだが、VRになったことで、たとえばカーブまでの距離感がつかみやすくなっている。また、バックミラーなど、各種情報へのアプローチが実車と同じになるため、より自然な動作の中で行なうことが出来、把握しやすくなっている。ただ、今回は他のクルマがいないため(1人で運転することになる)、若干寂しくは感じるかもしれないし、PS VRの醍醐味を感じることは少ないかもしれない。

 今回筆者はマツダのロードスターに乗車したが、オープンカーと言うこともあり、かなり開放的な気分で運転を楽しめた。一方選択肢の中にはプロ仕様の車もあり、こちらはコクピットが狭く、かなりの圧迫感だ。この狭い中で激しいGと戦いながら正確なドライビングを行なっているかと思うと、プロドライバーの凄みを感じずにはいられない。

 なお、PS VR試遊とシングルプレイ試遊には、イベント当日に「グランツーリスモ」ブース内にて配布される整理券が必要となっている。人気コンテンツなだけに、整理券は早めにゲットしておいたほうが良いだろう。PS4 Pro試遊と対戦プレイ試遊は待機列に並ぶことで順次体験可能。

 シングルプレイはタイムアタックに参加することもできる。是非腕に覚えのある人はチャレンジしていただきたい