【特別企画】
「ディアブロ IV」新クラスはウォーロック! なんと「II」にも実装決定
トーメントが12段階へ。開発者インタビューで新エンドコンテンツの詳細も明らかに
2026年2月12日 08:00
- 【ディアブロ 30周年記念スポットライト】
- 2月12日 配信
Blizzard Entertainmentは、アクションRPG「Diablo(ディアブロ)」シリーズの最新情報を届ける「スポットライト」を2月12日に配信した。
今回の「スポットライト」では、初代「ディアブロ」発売30周年を記念して実施される、「ディアブロ」シリーズの最新アップデート情報が公開された。
記念すべき年の幕開けとして、新たなる闇の軍勢がサンクチュアリ全土を席巻。強力な力を持つ新クラス「ウォーロック」がシリーズ最新作の「ディアブロ IV」、スマホを中心に展開する「ディアブロ イモータル」、さらには「ディアブロ II リザレクテッド」に登場することが明らかとなった。
「ディアブロ IV」については新クラスの実装は以前から示唆されていたが、「ディアブロ II リザレクテッド」の25年ぶり新クラス実装は完全なサプライズ発表。新クラスだけでなく、「戦利品(ルート)フィルター」の実装など新機能・新要素てんこ盛りの内容が発表されたので、本稿ではBlizzardで本社で実施された開発者インタビューとともにシリーズの最新情報をまとめて紹介していく。
ディアブロ IV:憎悪の帝王
配信日:4月28日 予定
新クラス「ウォーロック」について
2025年12月に発表、即実装されたパラディンに引き続き、新クラス「ウォーロック」が4月28日配信予定の拡張パック「ディアブロ IV: 憎悪の帝王」にて実装されることが明かされた。
ウォーロックは金属の鎖、炎、そして地獄の怒りを逆に地獄へ叩き返す破壊的な力を象徴とする、これまでで最も“ヘヴィメタル”なクラスになるとのこと。
なお、新拡張パック「ディアブロ IV:憎悪の帝王」の詳細は3月6日7時に配信される「開発者アップデート」で公開予定。ウォーロックについてはこちらでさらに深掘りが行なわれると思うので、楽しみに待ちたい。
スコヴォスの世界の拡張
「憎悪の帝王」キャンペーン(ストーリー)では、人類生誕の地とされる、古代地中海に似た地を舞台に展開される。スコヴォスには、荒々しい海岸線、山岳地帯の高地、古代の神殿、多種多様なモンスターが存在する。
首都テミスでは、祝福されし母と天なる父が大理石に刻まれ、島の活気に満ちた中心地を見下ろす姿を目にすることができる。プレイヤーは、アスカリ、三大悪、そしてサンクチュアリを形作った古代の戦争にまつわる秘密を解き明かしていくこととなる。
エンドコンテンツについて
キャンペーンクリア後の要素として、アクティビティや装備の進行を自分好みに調整できる「ウォープラン」という新要素が実装される。
「ウォープラン」は、7つの主要エンドゲームモード(奈落、獄炎軍団、ヘルタイド、囁き、ナイトメア・ダンジョン、ねぐらのボス、地下都市)の中から選択し、最大5つのアクティビティで構成されるプレイリストを作成できる機能。アクティビティを達成すると、それぞれに対応した固有のスキルツリーの進行が解放され、各アクティビティの遊び方そのものをカスタマイズ/改変できるようになる。
また、「反響する憎悪」という超希少イベントが新たに追加される予定で、このイベントでは無限に押し寄せる敵の波と、時間の経過とともに増大していく難易度に挑むことになるという。
「反響する憎悪」にアクセスするにはかなり希少な「反響の跡」を集める必要があるとのこと。モンスター構成はランダム化され、深層へ進むほど攻略は困難となるが、長く生き残るほど豪華な戦利品を獲得できるようだ。
システムアップデートについて
「ディアブロ IV: 憎悪の帝王」配信に合わせ、利便性の改善と新機能によりビルド方法が完全に刷新。スキルツリーはカスタマイズの増加、選択肢の広がりなどさらに拡張され、その恩恵はプレイを始めた瞬間から受けることができ、より理想的なビルドを構築できるようになるとのことだ。
すべてのクラスでスキルツリーがアップデート予定で、それぞれ40以上の選択肢が作り直され、80を超えるオプションが追加。さらに、拡張パック「憎悪の帝王」入手者には、変化型のスキル選択肢が20以上追加される。
その他、新要素
- タリスマン:まったく新しいアイテムスキルが登場。タリスマンを手に入れると、ゲーム内でチャームがドロップするようになる。チャームはどのレアリティでも存在するが、中でもセットチャームはかなり強力な効果を持ち、同じセットのチャームを複数装備することでセットボーナスが付与される。
- ホラドリムのキューブ:シリーズおなじみ「ホラドリムのキューブ」が登場。今作では希少な素材を組み合わせたり、追加の特性を解放したりできる「レジェンダリークラフトツール」となる。
- 戦利品(ルート)フィルター:特定の種類、レアリティのドロップなどをコントロールできる機能が拡張パック「憎悪の帝王」で導入される。
- 釣り:詳細についてはまだ明かされていないが、オープンワールドという今作の特徴を活かした新コンテンツ「釣り」が実装されるとのこと。アイテムや装備品を獲得できるようだ。
トーメントが12段階へ大幅調整!? 新拡張版の目的はエンドゲームの「マンネリ化」を防ぐ。「ディアブロ IV」開発者インタビュー
拡張版「ディアブロ IV:憎悪の帝王」で描かれる世界観などについて
――今回のキャンペーン(ストーリー)モードで、パラディンとウォーロックという2つのクラスの背景は描かれるのでしょうか?
Morgan Brown:はい、もちろんです。両クラスのために小さなクエストチェーンを用意しました。そのクラスを初めてプレイする人にも、パラディンやウォーロックが大好きな人にも、彼らが何を信じ、何を行い、この時代のサンクチュアリでどのように力を得ているのかを紹介する内容になっています。
また、過去のストーリーも振り返り、パラディンやウォーロックならここでこう言うだろうという特定の瞬間に、新しいボイスオーバーを追加しました。初めてキャンペーンを遊ぶ人も、久しぶりに新しいクラスでやり直す人も、最初から最後まで自分のクラスが物語に深く根ざしていると感じられるはずです。
――今回のDLCの新しいキャンペーンは、前回のエンディングからの続きですか?それともまったく別のストーリーですか?
Matt Burns:前回の拡張版が終わった直後から始まります。前作の主要キャラクターがすぐに登場し、次にどこへ向かうべきかを特定して出発します。目的地は「スコヴォス」です。メフィストがそちらにいることが分かり、後を追っていく、という内容になっています。
「Diablo IV」の第1幕から始まった物語は、一つの大きな弧になっています。今回の「Lord of Hatred」では、これまでのすべての物語が積み重なり、メフィストとの大きな対決へと向かう集大成のような物語です。
――今回の拡張で一番描きたかったものと、プレイヤーに特に注目してほしいストーリーの見どころを教えてください。
Matt Burns:物語を書いていて本当に楽しかったですし、プレイヤーも喜んでくれると思います。「Diablo IV」の冒頭で、プレイヤーはリリスの血の花びらを飲み込み、彼女の一部が自分の中に取り込まれましたよね。今回の拡張では、リリスがメフィストを追跡し、阻止するための重要な鍵となります。自分の中にリリスの一部があることが何を意味するのか、彼女はまだ完全には消えていないのではないか……。そのあたりを模索しながらストーリーにつなげていくのは非常にエキサイティングでした。
Morgan Brown:私が気に入っているのは、スコヴォスの島々です。島ごとにビジュアルテーマが異なり、ストーリー上の状況も違います。戦争中の島、活火山の島、かつて繁栄した文明が廃墟となった「幽霊都市」のような島などがあります。
例えば、アマゾンが強大な敵と対峙して膠着状態にある戦争の島にプレイヤーが介入し、戦況をどう動かすか。また、活火山の島では単に溶岩があるだけでなく、空から火の玉が降り注ぎ、足元の地面が崩れる中をどう進むか。チーム一丸となって、エリアごとに新しくエキサイティングな体験ができるよう工夫しました。
Chris Ryder:私がスコヴォスで気に入っているのは、そこがサンクチュアリにおける「人類発祥の地」のような場所である点です。地下都市でも古代文化の断片が見られましたが、スコヴォスではその「骨組み」が生きています。遠い過去の原始的な文明と現在のサンクチュアリが重なり合っている、そのレイヤーが非常に興味深いです。「なぜこの強力な古代文明は滅びたのか」という謎も深掘りしています。
――スコヴォスは「Diablo III」にも出てきたと思いますが、何か関係はありますか?
Matt Burns:はい、同じ場所です。実は「Diablo II」のアマゾンの武器のフレーバーテキストやマップの端にも情報が描かれており、その断片的な情報をすべて集め、冒険する価値のある場所に作り上げました。
Chris Ryder:スコヴォスについてはずっとアイデアとしてはありましたが、具体的に構築したのは今回が初めてです。拡張版としてふさわしい素晴らしい体験にするために、物語の進行やプレイヤーの旅路を考慮しながら、多くの興味深いロケーションを用意しました。世界で起きていること、ストーリー、そしてプレイヤーの行動が完璧に一致するように考慮しています。
――パラディンについてはこれまでのシリーズや、予約特典の先行プレイなどからその背景が推測できますが、今回初登場となる新クラス「ウォーロック」は、サンクチュアリにおいて何を信仰し、どのような立ち位置にいるのでしょうか?
Morgan Brown:ウォーロックの背景には「ヴィジュレイ」という、古くから悪魔の力を利用してきた魔術師たちの歴史があります。地獄の力を手なずけ、悪魔を鎖に繋いで自分の利益のために利用しようとした人々です。
「Diablo IV」のウォーロックはその力を学び、文献を漁り、独学で習得しました。彼らが地獄の力を使うのは、地獄が好きだからではなく、地獄に嫌悪感を抱き、地獄を倒すためにその力を利用しようとしているからです。
パラディンと同様にサンクチュアリを守りたいという志を持っていますが、アプローチが異なります。「毒をもって毒を制す」という考え方です。しかし、悪魔の力を使えば使うほど、いつか自分に破滅が返ってくるのではないか……という代償の問題も抱えており、そこが面白い立ち位置になっています。
Chris Ryder:概念的には「聖なる力」と「悪魔の力」という大きなコントラストがあります。預言者アカラットとメフィスト、平和な場所と破壊、といった両極端な要素を今回は「繊細さ」ではなくあからさまに押し出しました。このコントラストが、非常に興味深いコンテンツを生む土壌になったと思います。
――この拡張版については2023年に既に匂わせがあったと記憶していますが、ストーリーを聞いていると、「Diablo IV」の本編を作っている時からここまでの構想があったように感じます。実際の開発期間はどのくらいでしたか?
Morgan Brown:2023年6月に本編がリリースされる前から、ナラティブの面ではすでに次のチャプター、つまりロラスやネイレルのその後、そしてメフィストについて高いレベルで計画を立てていました。
Chris Ryder:行き先についても同様です。東側の大陸から始まり、次はどこへ行きたいか。「Diablo II」でお気に入りだった場所を再訪したり、あるいは全く新しい場所としてスコヴォスを解放したり。物語と世界構築は並行して、かなり前から何層にもわたって計画されていました。
エンドコンテンツや新たに追加される要素について
――ついにルートフィルターが実装されましたが、他人が作ったフィルターを共有したり、ロードしたりすることは可能ですか?
Colin Finer:はい、他のプレイヤーが作成したルートフィルターをロードして共有することが可能です。私たちも皆さんがどんなフィルターを作るか楽しみにしています。
――ウォープランについて詳しく教えてください。
Aislyn Hall:ウォープランは、エンドゲームで「何をすべきか」という問いに対する答えです。開始すると、ランダム化されたアクティビティとボーナス報酬が設定された、ツリー状のリストが表示されます。次々とアクティビティをこなしていくことで、シームレスに次の場所へテレポートでき、非常にスムーズに進行します。これらのアクティビティを通じてメタ的な経験値を得ることで、関連する「アクティビティボード」をレベルアップさせ、内容をカスタマイズしていくことができます。
Colin Finer:例えばナイトメア・ダンジョンをやり込めば、その専用ボードのレベルが上がります。レベルが上がるごとに、難易度や報酬を変化させるアップグレードを選択できます。
また、「聖遺物に触れている間、倒したモンスターが最後にまとめてリスポーンする」といった、リスクとリターンの調整が可能です。このようなボードが現在7種類用意されています。これは拡張版「Lord of Hatred」の購入者向けのコンテンツとなります。
――今回少しだけ発表のあった釣りについて、なぜ導入したのか、どんなシステムなのか教えてください。
Aislyn Hall:今回の新エリア「スコヴォス」は、サンクチュアリの中でも特に美しく絶景と言える場所です。常に悪魔を殺して走り回るのではなく、その雰囲気や空気感を楽しめる「カジュアルな時間」を提供したいと考えました。 釣りはキャラクターのパワーアップに直接影響するものではなく、あくまでコレクション要素です。様々な魚を釣ったり、時には「変なもの」が釣れたりすることもあります。
Colin Finer:「ディアブロ IV」のオープンワールドを探索する中で、かつてのサンクチュアリに何が存在していたのかを感じられる要素でもあります。世界中の水辺で釣りができ、多様なコレクションが用意されています。……白状すると、開発チームは「あつまれ どうぶつの森」が大好きなんです(笑)。
――釣りの景品にレジェンダリーやミシック装備が含まれていることはありますか?
Colin Finer:可能性はゼロではありません。「ディアブロ」ですからね(笑)。装備をファームするための場所ではありませんが、地面に落ちている石をひっくり返してレジェンダリーが出ることもあるように、釣りでも「ジャックポット」のような驚きが起こるかもしれません。
――新エリア「スコヴォス」において、DLC購入者しかアクセスできない限定コンテンツはありますか?
Colin Finer:専用の囁きクエストやローカルイベント、レギオンイベントがあります。また、「反響する憎悪」という非常にレアな新イベントを追加しました。1シーズン遊んでも1回遭遇できるかどうかというほど希少で、自分の限界を試すような非常に強力なボスと多くの報酬が得られるボーナスモードです。これらは「Lord of Hatred」限定となります。
――新たに導入される「ホラドリムのキューブ」について、3つのアイテムを合成して1つの強いアイテムにする機能は、今シーズンの「聖別」のようなものですか?
Colin Finer:若干異なります。キューブの合成には2つのパターンがあります。1つは、同じ種類のアイテム3つを融合して、よりレアリティの高いアイテムにランクアップさせる機能です。例えば地下都市の素材などを合成して、マジックからレア、レジェンダリーへと引き上げることができます。
もう1つは、まったく同じユニークアイテム3つを消費して、そのユニークの「ステータスを振り直す」機能です。使えない数値のユニークが溜まってしまっているというフィードバックに応えたもので、より良い数値を狙うことができます。
Aislyn Hall:シーズン11の「聖別」は非常に強力な期間限定要素でしたが、キューブは長期的なゲームバランスを保つためのシステムとして導入しました。「ホラドリムのキューブ」で行なえる「トランスフィギュレーション(変容)」では、アイテムに強力な効果を付与できます。
ほかにも、悪い結果を排除するが恩恵も少なめな「Lesser(劣等)」、ギャンブル性が高いですが、爆発的な恩恵が得られる「Greater(優等)」という選択項目もあります。
――既存のエンドゲームへの調整はありますか?
Aislyn Hall:大きな変更点として、トーメント難易度を現在の4段階から12段階まで拡大します。これまでのトーメント4は比較的達成しやすいものでしたが、これからはより高い目標として機能します。
これに伴い、難易度のカーブも調整しました。今は「簡単すぎる」か「いきなり死ぬほど難しくなる」かの二極化が起きていますが、これをよりスムーズな進行にします。新しいトーメント4は、現在の2.5〜3くらいの感覚になるでしょう。
Colin Finer:今回の拡張版の目標は、エンドゲームの「マンネリ化」を防ぐことです。一つのビルドに固定して二度と変えないのではなく、キューブでのステータス変化や新しいタリスマンシステム、ウォープランの進行などによって、「新しいアイテムを拾ったからビルドを考え直してみよう」という変化が常に起きるような深みを持たせました。
ディアブロ II リザレクテッド:ウォーロック君臨
配信日:2月12日 予定
「ディアブロ」シリーズの30周年記念に合わせて、「ディアブロ II」にとって25年ぶりとなる新クラス「ウォーロック」が登場することが発表された。
本作でのウォーロックは、ゴートマン、テインテッド、ディファイラーという3種の悪魔を召喚することができる。悪魔をバインドしてその固有能力を利用することもできるが、一度にバインドできる悪魔は1体のみとなる。
悪魔が用済みになるとそれを貪り食い、その生命力を吸収し、一時的なバフや特性を獲得可能。その効果は食べた悪魔によって変化する。
恐怖の領域の強化
消耗品を獲得して恐怖度を上げるアクトを選択すると、指定した領域の難易度が上昇するが、その分報酬が増加。必要な消耗品は他のプレイヤーと交換もできる。
難易度「地獄」では、「恐怖の使者」が登場。恐怖の使者はプレイヤーを執拗に追いかけ、遭遇するたびに危険度が増していく。
また、難易度「地獄」で恐怖度を上げたアクトのボスを倒すと、「神秘の像」が解放される場合があり、その像をホラドリムのキューブで組み合わせると、新たなボス戦「巨大な古代人」へ挑戦することができるようになる。
確立されたゲームバランスに突如現れた25年ぶりの新クラス「ウォーロック」の性能とは? 「ディアブロ II リザレクテッド」開発者インタビュー
――ウォーロックは3種類の悪魔を召喚できるそうですが、それがビルドの幅になるのでしょうか?
Tim Vasconcellos:マスタリーのスキルにポイントを投資すれば、召喚できる悪魔の数を増やすことができます。各種類の悪魔を最大3体まで召喚でき、組み合わせは自由です。ただし、バインド・デーモンは一度に1体しか連れて歩けません。レベル30になれば、ゲーム内のほぼすべての悪魔をバインドさせ、召喚した悪魔と組み合わせて使えます。
――ソーサラーには魔法の種類ごとにタブがありましたが、ウォーロックのスキルツリーはどうなっていますか?
Tim Vasconcellos:3つのツリーがあります。「カオス」は悪魔関連の能力を直接持たないツリー、「エルドリッチ」は悪魔の能力はありませんが近接戦闘に特化、「デーモン」は悪魔を使ったり、召喚中の悪魔を消費して自身のステータスを強化したりできます。
――「Diablo II」に25年ぶりに新クラスが登場しますが、確立されたゲームバランスの中に新しい要素を入れるのは難しくなかったですか?
Tim Vasconcellos:非常に繊細な作業でした。既存クラスというベンチマークはありますが、新クラスは最初はどうしても強すぎることがあります。「Diablo II」はマルチプレイヤーを前提としており、ウォーロックも1人ですべてを解決できるわけではありません。例えばダメージ属性も魔法、炎、物理の3つに限定されており、冷気や毒、雷などは持っていません。
Matthew Cederquist:私たちのチームの強みは、自分たちも25年間家で「Diablo II」を遊び続けていることです。各クラスの感触を熟知しているので、発売当初に作られたクラスであるかのような自然な感触を2026年に再現することを目指しました。また、コミュニティのフィードバックには非常に敏感で、問題があればすぐ修正する準備ができています。
――実際のコミュニティの熱量や、新規・復帰プレイヤーへのアピールポイントは?
Matthew Cederquist:「Diablo II」はこのジャンルを定義した作品です。新クラスだけでなく、エンドゲームの追加や、ルートフィルター、素材のスタック、共有倉庫といった利便性の向上により、今が参入するのに最高の時期です。
Tim Vasconcellos:全アイテム収集の進捗を記録するクロニクルや恐怖の領域などの新要素は、マルチプレイを促進するように設計されています。熟練プレイヤーと一緒に成長できる環境があります。
Matthew Cederquist:「Diablo II」のコミュニティは驚くほど初心者に優しいです。レベル10の人がいればレベル95の人が来てアイテムをくれたり助けてくれたりします。「World of Warcraft」のような大規模で拘束時間の長いゲームと違い、少人数で短時間でも楽しめるため、社会的なプレッシャーが少なく、ギスギスした雰囲気がほとんどありません。
――アイテムのドロップ率について、クロニクルが追加されたことでレアアイテムは出やすくなりますか?
Tim Vasconcellos:ドロップ率は一切変えていません。超レアアイテムは超レアなままです。ただし、例えば同じパーティの誰かがレアアイテムを見つけた場合、その場にいた全員がクロニクルに「獲得済み」としてクレジットされるようになります。自分ですべてを引き当てる必要がなくなるため、グループで協力してリストを埋める楽しみが増えるはずです。また、ルーンはトレードも可能なのでぜひ利用してほしいです。
ディアブロ イモータル:アンダリエルの台頭
配信日:2026年夏 予定
「ディアブロ II リザレクテッド」、「ディアブロ IV」に続き、スマホを中心に展開する「ディアブロ イモータル」にも新クラス「ウォーロック」が実装される。
本作でのウォーロックは、右手に悪魔の頭蓋骨を、左手に生贄の刃を携えたビジュアルで登場。この武器の組み合わせによって火を吐き、空間を刻んで呼び出した悪魔を鎖でつなぎ留めるとしている。
ウォーロックは2026年の夏に登場予定とのこと。今年の後半にはウォーロックの出自を探るクエストがプレイできるようになるとのことだ。
ラット・ゴーレインの復活
今後のアップデートでは、「ディアブロ」シリーズを象徴する街「ラット・ゴーレイン」が登場予定。門、中央広場、建築様式など、世代を超えてこの街の象徴となっていた街並みが復活する。
「ラット・ゴーレイン」は混沌とした下層区と、不気味で優雅な貴族区の2つの地区に分かれており、現実世界のモロッコの街とそのいきいきとした模様や豊かな質感からヒントを得て作り上げたとのこと。この街の地下にあるダンジョンの壁にはウォーロックの歴史が刻まれている。
今後の展望
ウォーロックとラット・ゴーレインに加え、「ディアブロ イモータル」では、四半期ごとに新しいサブゾーンが導入され、指名手配のモンスターや報酬クエストも登場予定。
また、プレイヤーからのフィードバックを反映して改良された新バトルグラウンドイベントに加え、クラシックなゾーンイベントのアップデートも予定されている。
(C)2026 Blizzard Entertainment, Inc.




















































































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