【特別企画】

「ブラウンダスト2」!V字回復を果たし2周年を迎えた、オープンすぎる「胸いっぱいのタクティクスRPG」の魅力

【ブラウンダスト2】
2025年6月22日 2周年

 「ブラウンダスト2」は、いまが始めどき!

 なぜなら、

 2周年記念で、これが実質配布されるから!

 これやこれも実質配布されるから!

 えっ、「ブラウンダスト2」ってそういう感じなの!?「胸いっぱいのタクティクスRPG」の「胸いっぱい」って、もしかしてそういうことなの!?

 そういうことです!

 胸いっぱいのタクティクスRPG、「ブラウンダスト2」!

 NEOWIZが手がけるスマートフォン向けタクティクスRPG「ブラウンダスト2」は、6月22日でサービス2周年を迎える。

 これに合わせて、6月19日から、2周年記念の大型アップデートが順次開始。新キャラ、新イベントはもちろん、無料ガチャやアイテム配布などのキャンペーンが続々登場。また、ゲーム外でのグッズ展開やイベント出展なども多数発表されており、2周年にして史上最大の盛り上がりを見せている。

 史上最大の盛り上がりを見せている。

 この画像とともにそう書くと、キャラの胸部かユーザーの興奮が史上最大の盛り上がりを見せているようにしか読めなくなってしまうが、そんなに間違いではないのでよしとする。

 さて、この「ブラウンダスト2」、ここまでの画像だけで「胸いっぱい」なゲームであることは充分に伝わってくるが、それ以外の内容については想像がつかない人も多いはず。いったいどんなゲームなのだろうか。

 本記事では、「ブラウンダスト2」をあまり知らない人に向けて、同作を熱心にプレイしている筆者が、魅力の紹介と2周年記念アップデートの解説を行っていく。

魅力1:王道JRPGをリスペクトした良質なファンタジーRPG

 「ブラウンダスト2」とは、「タクティクスRPG」である。

 もう少し詳しく言うと、「2D調クォータービューで陣形式ターン制バトルの王道ファンタジーRPG」だ。

 見下ろし型の、柔らかく優しいタッチのフィールドグラフィックス。

 初プレイ時、個人的には「聖剣伝説 LEGEND OF MANA」や「サガフロンティア2」を思い出した。いずれもゲーム史に残る名作JRPGだ。

 グラフィックスだけでなく、実際のプレイ体験もそうしたコンシューマーのJRPGに近いものがある。フィールドを実際に方向キーやタッチで探索して、町の人から話を聞いたり、樽や棚にあるアイテムを拾ったり、ときには依頼を請け負ったりする。

 サウンドもそう。

 ストーリーは「カセット」と呼ばれる章で区切られているが、カセットごとにフィールドや町のBGMが変わり、舞台の変化やキャラの心情をより深く感じられるようになっている。曲数も膨大である。また、タイトル画面で流れる主題歌「White Reaper」も人気が高い。

 こうしたBGMがゲームのウリのひとつになっていることは開発・運営側も充分に認識しているようで、ゲーム内ではプレイリスト作成・再生機能が充実している。

 メインストーリーは、とある事件により家族を失った村の少年ラテルが謎多き剣士の少女ユースティアと出会い、事件の元凶である「黒魔術師」を打ち倒すための旅に出る……というもの。

 王道だ。いわゆる剣と魔法のRPGであり、ボーイミーツガールである。

 また、メインストーリーの主要登場人物は話を進めると自動で仲間になり、その他の登場人物も酒場で確実に「スカウト」できるので、「メインストーリーでよく見るキャラだけど自分は持っていない」という「ソシャゲあるある」な事態が起こりにくいのも特徴。プレーヤーのストーリーへの没入感が高くなるよう、丁寧に設計されている。

 戦闘は、前述の通り「陣形式ターン制バトル」。

 5人でパーティーを組み、縦5×横3マスの範囲内に自由に配置。戦闘が始まったら、敵の配置や能力をチェックしながらこちらの行動順や使用スキルを決め、1ターンずつ進めていく。

 ボス戦などでは詰将棋のような緻密な戦術が求められることもあり、まさに「タクティクスRPG」の名に恥じないバトルシステムだ。昔のJRPGで言えば、「ロマンシング サ・ガ2」や「7(セブン)~モールモースの騎兵隊~」に近いところがある。

 なお、スマホゲームである以上はテンポのよさも大事なので、自動戦闘・倍速戦闘などの機能ももちろん搭載されている。ふだんはキャラパワーでゴリ押ししサクサク進め、重要なボス戦はしっかり考えて攻略を楽しむ、という遊び方が可能。

 総じて、「ブラウンダスト2」は「王道JRPGをリスペクトした良質なファンタジーRPG」である。

 特にメインストーリーに関しては、スマホゲームというよりは「スマホで遊べるコンシューマーJRPG」くらいのイメージを持っておいたほうが実態に近いかもしれない。それくらいしっかりしている。

 それでいて、単なる過去作のオマージュや焼き直しではなく、本作ならではのストーリー、独自性の高い戦闘システム、スマホならではの手軽さや便利さがあるのが、すばらしい。なんてちゃんとしたゲームなんだ。冒頭で「胸いっぱいの」みたいな話をしていたのがウソみたいだ。

魅力2:オープンで誠実な運営体制

 「ブラウンダスト2」は、「配布が多い」ゲームとしてユーザーに知られている。

 たとえば、無料ガチャ券。毎日ログインしてデイリー消化をしたりプレゼントを受け取ったりしていると、1ヶ月で200枚くらい溜まっていることが珍しくない。

 200枚というのがどれくらいの数かと言うと、よほど運が悪くない限り、新キャラ(新コスチューム)を無料ガチャ券だけで入手し続けることができ、いわゆる課金がまったく必要ないほどである。ビジネス的に大丈夫なのか?

 ただ、これには明確な理由がある。適当に配ったり、間違えて配りすぎたりしているわけではない。

【ブラウンダスト2情報局「ブラジョー!」第1回放送】

 2025年5月の公式Web番組で、「現在のビジネスモデルは、みなさまに課金を強要するより、みなさんを喜ばせることで自発的なサポートを誘導する方式を追求しています」という言葉があった。

 つまり本作は、サービスをよくしてユーザーにゲームやキャラのファンになってもらうことで、自発的に「「ブラウンダスト2」を応援したい」という気持ちでお金を使ってもらえるようにする、という方針を採っているのだ。

 これは、この方針自体もすばらしいと思うのだが、もっともすごいのは「そういうビジネスモデルです」とユーザーに公表・宣言するところ。かなりオープンだ。

 そして、開発・運営のオープンな姿勢はこれだけにとどまらない。ユーザーからの厳しい声をWeb番組や公式サイト上で取り上げて謝罪・説明したり、各種の意見・要望に対しても「できる・できない」をつねにハッキリ回答したりしている。

 これらは、ほとんどのユーザーから「めざしている方向性がいつも明確でわかりやすいので信頼できる」と評価されている。なんなら、「ブラウンダスト2」のいちばん好きなところをそこだと言うユーザーや「逆にオープンすぎて怖いからもうちょっと隠せ」とツッコミを入れるユーザーすらいるほどだ。

 6月14日に行われた2周年記念公式ライブでは、なんと2年間のアクティブユーザー数の推移まで公開されていた。

【「ブラウンダスト2」|2周年記念特別生放送!】

 2023年6月のサービス開始時には738,000人だったのが、半年ほどで約4分の1にまで激減。しかし、そこから1年半をかけてじわじわとユーザー数を増やし、いまやV字回復と言って差し支えないほどの数字になったことが示されている。

 これも、数字自体がすごいのはもちろんだが、これをあっさり公開する姿勢がいちばんすごい。これからもよいサービスを提供して伸ばし続けていくぞ、という覚悟がないと出せないデータだ。

 あまりにもオープンだし、誠実だ。スマートフォンゲームはその性質上、「リリース後の運営やサポートがどれだけ充実しているか」というのがゲームのおもしろさを大きく左右するわけだが、その点において「ブラウンダスト2」は文句なしと言ってよい。完璧かどうかまではわからないが、理想形のひとつとは言えるだろう。

魅力3:胸いっぱいどころか全身いっぱいのキャラクター

 ここまでに紹介したとおり、「ブラウンダスト2」は「良質なRPG」であり、「オープンな運営」も特徴である。

 しかし、それと同等に、あるいはそれ以上に、「良質なキャラクター」と「オープンな衣装」が特徴のゲームでもあるのだ!

 キャラクターがたくさんいるのはもちろんのこと、

 1人のキャラクターには複数のコスチューム(衣装)が存在!

 胸いっぱいだし、

 尻いっぱいだし、

 腹や太ももや足もいっぱい!

 もはや「胸いっぱいのタクティクスRPG」どころではない!カラダいっぱいのセンシティブRPG!

 こんなに真面目な戦闘シーンなのに、ひとたびターンが始まってスキルが発動すれば、

 こうなる!急に別のゲームが始まったのかと思ってしまう!

 このギャップも「ブラウンダスト2」の魅力である。

 なお、スキルカット演出はOFFにすることもできるし、キャラクターの姿を黒塗り表示にする「シルエットモード」も搭載されているので、電車内など公共の場でプレイするときも安心。タクティクスRPGをやりたいときとセンシティブRPGをやりたいときでうまく使い分けよう。

祝・2周年!盛りだくさんすぎるアップデート内容

 改めて、「ブラウンダスト2」はサービス2周年!

 「2nd Anniversary 100Days of Summer Splash !」と題して、6月19日から約100日間にわたってさまざまなイベントやキャンペーンが実装されていく。

 すべて挙げるとキリがないので、ここでは新規層や復帰層にとって重要な情報をいくつかピックアップして解説していく。

 まず、いわゆる「配布キャラ」。

 6月19日に、「夢の中の花嫁 エクリプス」が新たに実装。これはゲーム内のミッションをクリアすれば誰でも入手でき、俗に「完凸」と呼ばれる+5状態まで持っていくことができる。

 これである。

 これが配布でいいのか?

 「こんないくらでもお金が取れそうなものを配布していいの?」と、「こんな過激なものを全員に配布して大丈夫なの?」というふたつの意味で、これが配布でいいのか?

 次に、ガチャキャラ。

 「ウォーターパークの女王 ウィルヘルミナ」「水遊びの妖精 レピテア」「水遊びの守護者 ジェニス」が、6月19日から1週間ごとに順次実装される。

 いわゆる「水着コス」であり、それぞれ非常に個性的。

 なにがどうなったらそういう状況になるんだ!というウィルヘルミナと、

 まっとうにかわいくて「ブラウンダスト2」のまともな成分を一身に担っているレピテアと、

 そもそもその水着はどういう構造なんだ!と不思議でしょうがないジェニス。

 なお、これらはガチャキャラなので、入手にはそれなりにお金が必要……かと思いきや、前述の通り「ブラウンダスト2」は無料ガチャ券の配布がもともと多く、さらに2周年期間は「100日間1,000ガチャチャンス」と題していつも以上に多くの配布が行われる予定なので、「完凸」をめざすならともかく、とりあえず入手するだけなら無料ガチャ券だけで充分に狙える範囲である。いったん無料ぶんでひと通り入手して、気に入ったキャラがいたら完凸を狙ってみるのがよいだろう。

 ウィルヘルミナ、レピテア、ジェニスはいずれも魅力的なキャラだが、あえてひとつおすすめを挙げるなら、ウィルヘルミナは優先度が高い。

 なぜかと言うと、グルピィ・ダイナーの「絆の客」という、専用の恋愛イベントのようなものが実装されているからである。チャットや会話を通じて仲を深めていき……

 「インタラクション」という、ふれあいイベントが体験できる!ちなみに、ここでいう「ふれあい」とは文字通りの「ふれあい」である!思う存分ふれあおう!

 「おすすめキャラは?」という話になるとステータスやスキルの方面ではなくふれあい方面の理由からおすすめが出てくるのも、「ブラウンダスト2」の特徴である。

 そして、注目のキャラがもうひとり。

 メインヒロインであるユースティア。その新コスチューム「真夏の夢」である。

 ユースティアは食いしんぼうヒロインなので、その夢を形にしたかのような、巨大パフェのなかにすっぽり身体が入っているコスチュームになっている。かわいい。

 このユースティアは「プレステージスキン」という新しいしくみのスキンで、キャラ性能に影響しない純粋な着せ替え用であることや、専用のインタラクション(ふれあい)が存在していることなどの特徴がある。入手方法はほかのゲームで言うところの「コスチュームガチャ」に近く、いわゆる課金スキン。お金こそ必要だが誰でも入手できる。

 ちなみに、専用のインタラクションとは……

 こんな感じである。

 もはやこれを「ふれあい」と呼んでいいのだろうか?「ブラウンダスト2」は「ふれあい」という日本語を広く定義しすぎではないだろうか?

 ほか、新規層や復帰層がすぐに恩恵を受けやすい注目のアップデートとしては、「歴代周年キャラの復刻&常設化」がある。

 具体的には、0.5周年の「ストレイキャット ルゥ」、1周年の「サマーバカンス キュウビ」、1.5周年の「デイドリームバニー モルフェア」の3人。ちなみに、今回の2周年新規キャラ「夢の中の花嫁 エクリプス」も含めると4人が常設化されることになる。

 常設化とは要するに、ゲーム内のミッションクリアによって入手および完凸(+5)が可能、ということ。実質配布に近い。

 新しく始めた人にとっては過去のキャラを回収できるだけでもありがたいのに、+5の即戦力エースとしても使えるわけで、非常に大きい。ぜひ活用していこう。

 総じて、無料のガチャ券やキャラの配布だけでもそうとうなボリュームがあるので、新規層や復帰層はまずそれらを使って遊んでみるのがよいだろう。それで、気に入ったキャラと出会ったり、「お、けっこうおもしろいな」と思ったりしたら、お金を使うことを検討すればよい。

 改めて、胸いっぱいのタクティクスRPG「「ブラウンダスト2」」は、2025年6月22日で2周年!6月19日から約100日間に渡り、2周年記念キャンペーンが実施中!

 いろんな意味で良質で、いろんな意味でオープンな、いまもっとも勢いに乗っているゲームを、これを機にぜひ楽しんでみてほしい。