【特別企画】

「The Elder Scrolls Online」新アップデート「虫の教団の季節」実装!

メインストーリーの敵"虫の教団"が再び動き出す! サブクラス機能も導入

【新アップデート「虫の教団の季節」】
PC版:6月2日(北米時間)実装
PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S版:6月18日(北米時間)実装

 ベセスダ・ソフトワークスはオンラインRPG「The Elder Scrolls Online(ESO)」において、新コンテンツ「虫の教団の季節」をPC版は6月2日(北米時間)、PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S版は6月18日(北米時間)に実装する。プレイするにはStandard Editionの購入に加え、月額サービス「ESO Plus」の加入(月/1,980円)か、2025コンテンツパス(6,930円)の購入が必要となる。

 6月に導入されるのは新コンテンツのスタートである「虫の教団の季節パート1」。今年後半には全サーバーの住人達が力を合わせるような劇的な結末に繋がっていくという。「虫の教団の季節」では最初期のメインストーリーの敵であった「虫の教団」が再び活動を開始、新地域で彼らを探し出す新たな冒険が始まる。

 同時に実装される「アップデート46」によってサブクラス機能が導入、キャラクタービルドの幅が大きく広がるという。5月30日にはスタッフによるオンライン説明会が行われた。本稿ではオンライン説明会で語られた内容を紹介していこう。

【The Elder Scrolls Online - Return of the Worm Cult】

巨大な壁「苦悶の壁」に分断された島ソルティスで新しい冒険が始まる!

 「ESO」ではメインストーリーをクリアした後も様々なコンテンツが導入され、様々なストーリーが進行した。「虫の教団の季節」は最初期のメインストーリーの"続編"となる。メインストーリーでの悪役であった虫の教団が再び動き出したのだ。

 新たな冒険の舞台はタムリエル大陸南東にある熱帯の島・ソルティス。6月に導入されるコンテンツ「虫の教団の季節パート1」では、"西ソルティス"を探索することとなる。今回のオンライン説明会ではこの新地域西ソルティスが紹介された。

 西ソルティスのフィールドでの最大の特徴は「苦悶の壁(the Writhing Wall)」と呼ばれる現象、まるで大津波が襲いかかってくるかのように、フィールドの背景が揺らめく壁に覆われているのだ。この苦悶の壁は虫の教団による強力なソウルマジックで、西ソルティスと東ソルティスを分断している。パート1ではこの壁を突破する方法を探ることとなるという。

まるで津波のようにも見える「苦悶の壁」。ソルティス島を分断する壁だ
新地域西ソルティスは、熱帯の島となる
虫の教団では新しい勢力が動き始めている

 もちろん西ソルティスも謎と脅威に満ちている。ソロで挑戦できる「洞窟」、その場にいるプレーヤーとの協力を推奨する「パブリックダンジョン」、多くのプレーヤー達と協力して挑む「ワールドボス」、そしてこれらを倒して得られる新しい装備が登場する。

 新コンテンツ「オセインの檻」は、12人用のPvE試練。コールドハーバーという強力な敵が潜む地域にあり、敵だけでなく障害物も冒険者の前に壁となって立ちはだかる。遠距離から攻撃してくる敵に近づくためには「テレポードパッド」を駆使せねばならず、罠への研究も求められる。

 「虫の教団の季節」のストーリーは2025年末に向け盛り上がっていく。後半では苦悶の壁が崩壊するゲーム世界で1度だけの大イベントが予定されており、これらの準備をサーバーの壁を越えて行っていく。世界そのものを変えるイベントというのはどのようなものとなるか、楽しみなところだ。この壁を崩壊させるイベントの後、「虫の教団の季節 パート2」がスタートする。ここではさらに過酷な冒険が待っているという。

挑戦心をかき立てる新コンテンツも多数追加される

万能キャラにも、特化キャラにも育成可能なサブクラスシステム

 「ESO」には武器を使った攻撃に秀でた「ドラゴンナイト」、様々な召喚獣を駆使する「ウォーデン」など7つのクラスがある。今回「アップデート46」で導入されるサブクラスで、現在のビルドから最大2つのクラス固有スキルラインを、別のクラスのスキルラインと置き換えることができる。

 サブクラスを使用するにはアカウントにレベル50のキャラクターが1人いる必要がある。またサブクラスを理解するための短いクエストも用意されている。ただし新しいスキルラインとなるためこれまでのキャラクター同様、スキルラインを育てるためには時間が必要になるという。

サブクラスをどのように活用しキャラクタービルドしていくか、コアプレーヤーには特に楽しい要素だ
あえてパーティー前提の特化したキャラクタービルドも面白いだろう

 サブクラスは新しいプレーヤーにはさらなる自由度をもたらし、すべてのスキルを熟知しているようなコアプレーヤーにはさらに奥深いキャラクタービルドを可能にする。自分のプレイスタイルをより洗練するためにどのようにクラスを組み合わせ、スキルラインを組み立てるかイメージでしかなかった「最強キャラへの道」が今回開かれるようになると言えるだろう。

 サブクラスの存在は万能キャラを目指すだけでなく、例えば「防御系スキルをとことんまで排して攻撃系に全振りする」といったキャラクタービルドも可能にする。仲間との連携を強く意識したキャラクタービルドも可能となるという。PVPの対人戦に特化したキャラクター、ボス戦でのサポートに全力のキャラクターなど、サブクラスは協力プレイでも今まで以上に個性的なキャラクターで活躍することが可能なのだ。