【特別企画】

ディズニーシー「ファンタジースプリングス」ピーターパンエリアを先行体験!

浮遊感抜群のアトラクションやロストキッズの隠れ家レストランなど見所満載

【東京ディズニーシー:ファンタジースプリングス】

6月6日 オープン予定

 東京ディズニーシーは、6月6日オープン予定の新テーマポート「ファンタジースプリングス」メディアプレビューにて、ディズニー映画「ピーター・パン」をテーマにしたエリア「ピーターパンのネバーランド」を公開した。

 「ピーター・パン」の世界が広がる「ピーターパンのネバーランド」では、ピーターパンやティンカーベルとともに、フック船長と海賊たちから仲間を救出する、ネバーランドを舞台にした壮大な冒険の旅を楽しめる「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」や、ティンカーベルが作った楽しい乗り物が体験できる「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」といったアトラクションが登場。ロストキッズがつくったレストラン「ルックアウト・クックアウト」では世界観に浸りながら食事も楽しめる。

 今回開催されたプレスプレビューにて、一足先にこのエリアを体験する機会を得たので、本稿ではその様子をお届けする。

□東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」ピーターパンのネバーランドのページ

ロストキッズたちの隠れ家レストラン「ルックアウト・クックアウト」

 「ルックアウト・クックアウト」は、約200席のカウンターサービスレストラン。ロストキッズによってつくられた隠れ家がイメージされており、内装は遊び心に溢れ、どこか懐かしさを感じさせてくれるものとなっている。建物の材料には難破してネバーランドに漂流した船の残骸や漂流物などが使われていて、独特な雰囲気を楽しめる。

 また、中にはパジャマやハンモックなど、ロストキッズたちが普段から使っているものがあり、彼らの生活の一部を垣間見ることができる。

 ここで提供されるメニューは「ロストキッズスナックボックス」、「ルックアウトブラウニー」、「ピクシーダストソーダ」といった映画「ピーター・パン」をイメージしたものとなっていて、ここでしか手に入れることのできないスーベニア付き商品なども用意される。

「ルックアウト・クックアウト」の入口
内装は一見ガラクタばかりでレストランっぽくない独特な雰囲気。ロストキッズたちの隠れ家がイメージされており、彼らの生活感溢れる空間となっている
ロストキッズスナックボックス(左 バターカレーチキン/右 レモンティーチキン) 各900円
ピクシーダストソーダ 750円
ライムゼリー&ヨーグルトムース 550円(スーベニアカップ付き プラス650円)
ルックアウトブラウニー 600円
グミキャンディー、ミニスナックケース付き 1,200円
スーベニアお手ふきキャリー プラス1,100円

 「ピーターパンのネバーランド」エリアでは、映画の作中に登場する夜の時計台をモチーフとしたポップコーンバケツに入ったポップコーン(ローストビーフ味)を販売するワゴンも登場。ワゴンの外観は様々な色味の古い板切れを組み合わせた船のような見た目で、ロストキッズたちの手作り感溢れるものとなっている。

ポップコーン、バケット付き 3,200円(ローストビーフポップコーン 単品400円)
「ピーターパンのネバーランド」エリアにあるポップコーンワゴン。レストラン「ルックアウト・クックアウト」の近くにある

妖精の谷「ピクシー・ホロウ」にあるアトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」

 「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」は、ネバーランドの妖精の谷「ピクシー・ホロウ」にある屋内アトラクション。ティンカーベルが作った乗り物「ビジーバギー」に乗って、妖精の谷の四季を巡っていく。

 入口をくぐるとそこには巨大な花やキノコ、絵の具やかじられたチーズなどを見ることができ、まるで自分たちがティンカーベルと同じく小さい妖精になったような体験ができる。

 ゲストが乗り込む「ビジーバギー」は荷物の配達を行なうために作られた車両となっていて、道中クルクルと回転しながら、様々な景色や生物を横目に慌ただしく移動していく。最初の目的地は「夏の湿地」。続けて「秋の森」、「冬の森」を越え、最後の停留所「春の谷」へと進む。アトラクション内には巨大な植物やコミカルな見た目の昆虫たちなど見所が沢山あるのだが、スタートしてからゴールまでの所要時間は2分ほどとかかなり短め。物足りなさは否めないが、何度も繰り返し乗ることで、その度に新しい発見ができそうだと感じた。

 ちなみに筆者が体験した時はかなり雨が振っていた。雨天でもこのアトラクションは稼働するようだが、屋根などがついておらず、傘をさして乗ることもできないため、天気が悪い時などはレインコートを予め用意しておくことをオススメする。

「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」の入口。ピーターパンエリアは木や花など自然豊かな風景が多いのが特徴
中に入ると巨大な植物や物が目の前に。まるで一気に自分が小さくなったかのような錯覚に
虫メガネなどティンカーベルたちが使う道具も沢山
ネバーランドの四季を巡る旅に出発。それぞれの季節や土地にちなんだ生き物たちが続々と姿を現す

浮遊感抜群! 壮大な冒険が楽しめるアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」

 「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」は、ピーターパンやティンカーベルとともにフック船長と海賊から仲間を救出する、ネバーランドを舞台にした壮大な冒険を楽しめる屋内アトラクション。冒険の途中では人魚やタイガー・リリーといった作中に登場するキャラクターたちが多数登場する。

 アトラクション内では映画でお馴染みの楽曲が聴けたり、ティンカーベルが妖精の粉をボートにかけるとボートが空に舞い上がる演出など、ストーリーに沿った展開が楽しめるのも魅力。ワニのチクタク音、フック船長との迫力バトル、幻想的なフィナーレまで、ユーモアとファンタジー溢れる不朽の名作「ピーター・パン」の世界観をたっぷり堪能できるアトラクションとなっている。

 ゲストはアトラクションに乗る前に装着する3Dゴーグルで大迫力の映像を楽しめる。また、映像に合わせて乗り物が動くため、空を飛ぶシーンではまるで実際に宙に浮いている浮遊感と爽快感を体験できる。上下に大きく動く場面はあるものの、ジェットコースターのように激しいものではないので絶叫系が苦手な人でも楽しめるかと思う。

 原作ファンはもちろん楽しめるし、映画を見ていないという人はこのアトラクションをきっかけに映画を見てみるのもアリだと思う。「ファンタジースプリングス」に訪れた際はぜひ体験していただきたい。

「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」の入口。作品び舞台であるネバーランドの風景が広がる
待機列はジャングルのようになっていて「ピーター・パン」の世界観を感じられるようになっている
このアトラクションは絶叫系ではないものの身長制限があるのでご注意を。102cm以上であればOK
アトラクション前にはちょっとした映像の演出が楽しめる
冒険の前に3Dゴーグルをとれば準備はばっちり
ポップコーンバケツのモチーフになった時計台も出てくる

 「ピーターパンのネバーランド」エリアではアトラクションやレストランのほかに、フック船長の海賊船「ジョリー・ロジャー号」や、海賊たちに関する装飾が至る所に用意されている。ジョリー・ロジャー号には乗船して隅から隅まで探索することもできる。船の上に居ると、海賊たちのユーモア溢れる会話がどこからともなく聞こえてくるなどちょっとした仕掛けもファンにとっては嬉しいポイント。どんな内容かは6月6日にオープンする「ファンタジースプリングス」に足を運んで、ぜひ体験して確認してみてほしい。