【特別企画】
「Stellar Blade」体験版レポート! 際どい衣装は“イズム”ビシバシ、しかしアクションは硬派
「NIKKE」SHIFT-UPによる最新作。このあと23時より配信開始
2024年3月29日 19:41
- 【Stellar Blade】
- 4月26日 発売予定
- 価格 スタンダードエディション:8,980円
- デジタルデラックス版:9,980円
「デスティニーチャイルド」や「勝利の女神:NIKKE」など美女が出てくるゲームを数々手掛けてきた韓国のSHIFT-UPによるPS5用アクションアドベンチャー「Stellar Blade」。本日3月29日23時より体験版の配信が開始となり、いよいよ本作をプレイするときが来た。
そこで本稿では、SIEより先行で「Stellar Blade」体験版をプレイできる機会をいただいたので、プレイレポートをお届け。主人公「イヴ」の美しさや怒涛のストーリー展開、高難度アクション、フィールドなど本作の魅力を紹介していく。
怒涛の展開が待ち受ける体験版第1幕。イヴ&タキが美しくて目が離せない!
まずは「Stellar Blade」について簡単に紹介しよう。本作は、スマートフォンゲーム「デスティニーチャイルド」や「勝利の女神:NIKKE」などを手掛けてきたSHIFT-UPによるアクションアドベンチャーゲームだ。同社にとっては初のコンソール向けタイトルで、代表でありゲームクリエイターのキム・ヒョンテ氏が開発に関わっている。
本作は2019年4月に「Project EVE」というタイトルで発表されており初報から5年の歳月が経つ。最初のトレーラーではプレイステーション 4やXbox Oneのロゴを確認できるが、2022年には正式タイトル「Stellar Blade」とSIEがパブリッシングを担当することが発表され、PS5専用タイトルとなった。
発売まで1カ月を切った「Stellar Blade」だが、遂に体験版が3月29日23時より配信開始。筆者は、トレーラーの時点で既に本作の虜になっているユーザーも見かけており、体験版の配信を待っていたという方も多いだろう。
この体験版では、物語の始まりから最初のボス戦までをプレイ可能。さらに体験版のセーブデータを製品版へ引き継ぐことができ、最初のボス直前ゲームをスタートできる。なお、体験版で物語の根幹に関わってくるような要素はなく、本稿でもネタバレは最小限となっているが、前情報なしで「Stellar Blade」をプレイしたいという方は、ご注意いただきたい。
ゲームモードは、緊張感あるバトルを楽しめる「ノーマルモード」と敵が弱体化しストーリーに集中できる「ストーリーモード」の2種。またストーリーモードでは、敵が強力な攻撃を繰り出す際に、動きがスローになる「アクションアシスト」もあるため、アクションゲームが苦手でも安心だ。また、ゲームモードはプレイ中でも“直近のセーブ地点まで戻る”という条件付きで変更することができる。
荒廃した地球の様子が映し出されているタイトル画面。ゲームをスタートすると画面はそのままストーリーが始まり、画面右から巨大な宇宙船が現われるというSF映画チックな幕開けだ。だが、地上から強力な攻撃を受け、多くの宇宙船が破壊されてしまう。だが、そのうちの一機からポッドが射出され、その中の一つに搭乗しているのが主人公「イヴ」だ。
命からがら地上に着陸し仲間の「タキ」と合流すると、ここで初めて「イヴ」の姿が明らかになる。イヴとタキ共にとんでもない美女&衣装も際どいデザインで、“キム・ヒョンテイズム”を感じる場面だ。ムービーに登場するほかの仲間たちも美女なのだが、ほぼ全員が「ネイティブ」と呼ばれる敵たちに倒されてしまうため、非常に心が痛む。
最序盤はチュートリアルを兼ねていて、操作方法や攻撃・防御といったアクションを習得できる。基本操作は□ボタンが「弱攻撃」、△ボタンが「強攻撃」、○ボタンが「回避」、×ボタンが「ジャンプ」だ。加えて↑ボタンが「ポーション使用」、L1ボタンの「ガード&パリィ」が重要になってくる。
だが、本作は高難度アクションとアドベンチャーを組み合わせたゲーム性で、最初のネイティブとのバトルでも気を抜くと相当なダメージを負ってしまう。ネイティブの攻撃モーションが若干読みにくく、ガードが間に合わずに連続ダメージを受けることもあるが、一方で読みが当たってジャストパリィが成功した時は、敵の体勢が崩れて攻撃を入れやすくなり、非常に気持ちがいい。
その後はチュートリアルのトリを飾る強敵が登場。仲間が全員やられている光景に消沈するイヴだが、タキに絆され目の前にいるネイティブとの戦いに挑む。弱攻撃や強攻撃、さらにL1ボタンと□・△・○ボタンのいずれかの組み合わせで発動できるスキルを駆使しながら、ダメージを与えていこう。
アクションゲームに若干の苦手意識がある筆者でも、タキにもらった3つの回復ポーションを全て使って、HPを少し残した状態でなんとか倒すことができた。なかなか倒せないという方は、いつでもゲームモードを変更できるので、進捗状況に応じて変えていこう。
チュートリアル最後のネイティブを倒して一件落着……かと思いきや、突然本来の討伐目標である強敵「アルファネイティブ」が登場。だが、地上着陸時にメインフレームへダメージを受けたイヴは立ち上がることができず、イヴを庇ったタキが重傷を負ってしまう。絶体絶命となったシーンで「Stellar Blade」のタイトルロゴが出現し、ゲームが本格的にスタートしていく。
フィールド探索がメインの体験版第2幕。クリア後は「ボスチャレンジ」に挑める!
筆者はチュートリアル最後の敵が「最初のボス」かと思ったのだが、体験版はもう少し先までプレイ可能。荒廃した街の中で、アダムと呼ばれる男と行動を共にするイヴ。話を進めていくと、ここが我々が住んでいる「地球」であることがわかり、人類最後の戦場「エイドス7」にてフィールドを探索していく。
ここで心理的余裕が生まれたので、色々とオプション画面を見ていこう。オプションボタンを押すと装備や現在進めているミッション、バッグの中身などを確認可能。さらにこれまでに習得した「スキル」の確認、これまでに登場した人物やネイティブを確認できる「データバンク」など情報が充実している。
街は人の気配が一切せず、あたりにはネイティブが出現。イヴは、アダムが操作するドローンと共に「記録保管庫」へ迎うため、荒廃した街を探索しながら、ネイティブと戦っていく。探索では歩きのみならず、泳いだり、棒にぶら下がって勢いでジャンプしたりと、パルクールを彷彿とさせるアクションシーンもある。
また、道中には「キャンプ」と呼ばれる休憩所が登場。セーブが可能だったり、椅子に座ってHPを回復させたり、自動販売機ではアイテムの購入や「スキル」の習得が可能など、現実味のあるスペースだ。なお、椅子に座ってHPを回復させると、倒した敵が一部再出現するのだが、休憩中のムービーで触れられていなかったストーリーが明かされるといった要素がある。
初めて遭遇した「キャンプ」でHPを回復させた際は、先の絶望的な状況からどうやってイヴが脱出したのか、イヴとアダムはどう出会ったかなどが明かされた。そのため、キャンプに訪れた際は一度椅子に座って休憩したほうだよさそうだ。
「立体駐車場」まで進むと体験版も終盤。施設内にある「物資キャンプ」で装備を万全にしたあと、いよいよ最初のボスに挑む。ここからはぜひ、皆さん自身でプレイしてみてほしい。結果だけお伝えすると、筆者の場合は「ストーリーモード」に変更してクリアしたため、今度は「ノーマルモード」でクリアできるように頑張りたい。
なお体験版をクリアすると、同じセーブデータを利用してフィールドを再探索したりすることはできないが、最初から新たにプレイすることが可能。さらに、クリアすると「ボスチャレンジ」というモードがアンロックされ、先ほどのボスに挑むことができる。製品版が発売される前に「ボスチャレンジ」で腕を磨いておくことができるので、「Stellar Blade」を購入予定の方はぜひ体験版をプレイしてみよう。
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