【特別企画】

ダイソーの「ブルートゥーススピーカー(コカ・コーラ)」がレトロでいい! 使用感レポート

「Fallout」っぽい楽しみ方も

【ブルートゥーススピーカー(コカ・コーラ)】

価格:770円

 ダイソーのワイヤレススピーカー「ブルートゥーススピーカー(コカ・コーラ)」が、SNSで「レトロな雰囲気を楽しめる」として話題となっている。本稿では在庫が無い店舗もあった中、運よく入手できたのでレポートしていく。

 本製品は、赤と白の2色が展開されているワイヤレススピーカー。以前から同じくダイソーで販売されており話題となっていた「ブルートゥーススピーカー レトロタイプ」と基本的に形は同じものの、「コカ・コーラ」のデザインが施されたモデルとなっている。

今回使用するのは「白」。筆者は数件回ったが「赤」は売り切れていた

買う前に欲しい色かどうかチェック!

 本製品は前述した通り赤と白の2色が展開されているが、購入前には外箱正面から見て左側の穴から製品の色を確認できる。箱の中には本体、充電用USBカード、取扱説明書、固定用の薄い段ボールが入っている。

【外箱と商品内容】
赤と白の外箱が目印
購入前には外箱正面から見て左側の穴から製品の色を確認できる
商品内容
取扱説明書

コンパクトながらも完成度の高いレトロアイテム! スピーカーとしてみてもコスパがいい

 今回コカ・コーラのロゴが入ったことで“当時使っていたもの感”が増して、さらにレトロアイテムとしての完成度が高まっている。サイズも手のひらくらいでコンパクトな点がグッドだ。

「ブルートゥーススピーカー(コカ・コーラ)」←と「ブルートゥーススピーカー レトロタイプ」→の外観
どちらも“レトロフューチャー”な白色にみえる。いい色合いだ

 本体はスピーカー部分、Bluetooth機能のボタン、前/後スキップボタン、一時停止ボタン、ボリュームボタンがついている。スマートフォンなどを操作せずともある程度の操作ができるので便利だ。なお、iPhoneと接続した場合にはYouTubeの動画の再生もスピーカーから操作できただ、パソコンから接続した場合には操作できなかった。接続するならスマートフォンの方がベターかもしれない。

 音質に関しては、前述した「ブルートゥーススピーカー レトロタイプ」と同じく770円とは思えないほど高性能で、本体正面から見て右側にあるつまみを回して音を最大にしても音割れしない。非常にコストパフォーマンスに優れている。

【ダイソー「ブルートゥーススピーカー(コカ・コーラ)」が「Fallout」っぽくていい!】

 また、本製品にはmicro SDカード用スロットが付いているので、Bluetooth以外からも音楽を再生できる。対応しているMP3形式のファイルで音楽を保存して挿入しておけばスマートフォンなどを触らずに、独立した音楽スピーカーとして使える。

充電中の様子。充電用端子の横にはmicro SDカード用スロットもある
Bluetooth初回接続時は電源ボタンを3秒長押しし「SR1323」に接続する必要がある

人によって違った楽しみ方ができるのがいい!

 このコスパに優れたスピーカーを、是非いろいろな方に試してほしい。レトロな雰囲気が好きな人、筆者のように特定の作品の関連アイテムとして楽しむ人、純粋にスピーカーとして使う人など製品の完成度が高いので、様々な用途がある。「レトロ×コーラ」と思い浮かべた時に「Fallout」のような世界観が真っ先に浮かんだ方は特に試してみてほしい。

 というのも、今回は以前のモデルと異なり、核戦争後のアメリカを舞台とした「Fallout」シリーズに登場する印象的なコカ・コーラ風飲料「ヌカ・コーラ」らしさが加わっているので、ポストアポカリプス(核戦争などによって文明が崩壊した世界)が好きな一部界隈からの注目度が増しているように感じるからだ。なにより日常にレトロな雰囲気を追加しつつも、「Fallout」など冷戦期から終末に突入した世界観が好きな方には必見のアイテムとなっている。

 また、筆者はiTunesストアにある「Fallout New Vegas - The Unofficial Soundtrack」を流して楽しんでいる。こちらの有志によってまとめられた「Fallout New Vegas」はゲーム内ラジオで流れる楽曲を若干レトロな音質で聴ける。「Fallout」シリーズの世界観が好きなので、聞いているだけでワクワクしてくる。ポークビーンズを缶から直接フォークで食べたくなるようなワクワク感だ。

個人的には「The Old Man of the Mountain」がおすすめ
「Fallout 4」からアイテムの外観が画像のものに変更されたものの、「Fallout 3」と「Fallout New Vegas」では現実のコーラ瓶のような見た目だった
ゲーム内ではガラスボトルのキャップが通貨として流通している

 似た嗜好を持つ人たちが集まる世紀末体験型イベントなどにラジオを模した小物として持っていくのもいいかもしれない。なお、筆者は近隣のダイソーを3件回ってようやく白色を買えた。実際に店舗に赴く前に電話して在庫を聴くといいだろう。白も白で愛着がわいているにはいるが、せっかくなら赤も欲しいのでもう少し探し続ける。

撮った写真をレトロ風に加工するのも楽しい