【特別企画】
「NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ」インプレッション
操作モード「シンプル」で1ボタンコンボが可能! アニメ放映20周年で全ファンに贈る作品
2023年9月27日 10:00
- 【NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ】
- 11月16日 発売予定
- 価格: 8,360円(通常版)
- 10,780円(デラックスエディション)
- 12,650円(サウンドアルティメットエディション)
バンダイナムコエンターテインメントは、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S(ダウンロード版のみ)/Xbox One(ダウンロード版のみ)/Nintendo Switch用忍道対戦アクションゲーム「NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ」を11月16日に発売する。価格は8,360円から。
本作は忍道対戦アクションゲーム「ナルティメットストーム」シリーズの最新タイトル。アニメ「NARUTO-ナルト-」放送開始20周年を記念し制作されており、「NARUTO-ナルト-」と、その続編「BORUTO-ボルト-」に登場するキャラクターたちが参戦する。
本作では3Dグラフィックスで描かれた多数のキャラクターたちが画面上で入り乱れ、原作同様の体術、忍術を駆使したど派手なバトルを楽しむことができる。プレーヤーはバトルごとに1人のリーダーキャラクターと2人のサポートキャラクター、計3人を使用可能。それぞれの能力を活かした組み合わせ、状況に応じた戦略などを考えたりできるのも本作の魅力となっている。
今回は発売に先駆けプレス向け体験会が実施され、ストーリーモードの序盤と新たに追加される操作モード「シンプル」を体験することができた。本稿では本作の魅力についてお伝えしたい。
シリーズ最多の130忍が登場! 豊富なステージも魅力
本作では、前作「NARUTO-ナルト-疾風伝 ナルティメットストーム4 ROAD TO BORUTO」からさらに10忍のキャラクターたちが追加されており、「楔」を発動できるようになったうずまきボルトや果心居士などが初参戦。作中には「NARUTO-ナルト-」や「BORUTO-ボルト-」シリーズよりキャラクターたち計130忍以上が登場し、ナルト、サスケといったおなじみのキャラクターの幼少期から成人までの様々な姿も楽しむことができる。
対戦で使用できるステージも60以上用意されており、ナルトたちが住む木ノ葉隠れの里や、ナルトたちが護衛任務で訪れた「波の国」に造られているナルト大橋など、シリーズファンにとっては懐かしい場所や思い入れのある場所など、様々なシチュエーションを楽しむことができるようになっている。
格ゲー初心者でも操作しやすい操作モード「シンプル」が新たに追加
本作では今までの操作モード「ノーマル」に加え、新たに操作モード「シンプル」が追加される。操作モード「シンプル」はキャラクターの様々なアクションを自動で繰り出すことができるモードとなっており、今まで「NARUTO-ナルト-」や「BORUTO-ボルト-」が好きだけど、格闘ゲームということでなかなか手を出せなかった原作ファンも触りやすい作品となっている。
「ナルティメットストーム」シリーズのバトルは、原作に忠実な体術、忍術といった各キャラクター特有の多彩な必殺技を繰り出し、爽快なアクションを体験できるのが魅力。また、技単体に加え、それぞれを組み合わせてコンボを決めることで、より大きなダメージを与えることができる。
バトルにおける基本的な操作方法はキャラクター共通となっており、決められたボタンを押すことで必殺技を出すことができるのだが、コンボについてはスティックを一定方向に入れながらボタンを押したりと、少し複雑な操作が必要になっている。
操作モード「シンプル」では、1つのボタンを連打するだけでコンボを決められるようになっており、簡単操作で強力なコンボを決めやすくなっている。また、対戦相手との距離が空きすぎてしまった場合、ボタン1つで距離を詰めることができるようになっているため、3D格闘ゲームならではの対戦相手との距離感の取り方の難しさも解消。シンプルな操作で強力かつ爽快感あるアクションを次から次へと決めれるので、シリーズ未プレイの人でもすぐに本格的なバトルを楽しむことができる。
今回、筆者も実際にこの操作モード「シンプル」を体験させてもらったのだが、格闘ゲームが苦手でも操作モード「シンプル」であれば、かなり気軽にストーリーモードやフリーバトルを楽しむことができると感じた。「ナルティメットストーム」シリーズは攻撃や防御の手数が多い分操作が難しい印象があったが、本作の操作モード「シンプル」であればゲーム初心者でも十分楽しめそうだ。
なお、非常に便利な操作モード「シンプル」だが、出せるコンボが一定パターンしかないというデメリットもあるので、操作モード「シンプル」である程度バトルに慣れてきたら操作モード「ノーマル」に切り替えてより深みのあるバトルに挑戦してみるのもオススメだ。
物語の振り返りやオリジナルの展開が楽しめる充実した「ストーリーモード」
本作では2種類のストーリーモードを楽しむことができる。1種類目はナルトの少年期から最終決戦までの見どころを選りすぐった「ヒストリーモード」。「NARUTO-ナルト-」のストーリーのおさらいや、ナルトやサスケたちの成長をダイジェスト版で楽しむことができる。
「NARUTO-ナルト-」は「NARUTO-ナルト-疾風伝」まで15年近くアニメで放映されており、本作ではその内容がぎゅっと詰まった物語を振り返ることができるようになっている。マンガやアニメを全て観ていない人でも最後までしっかりストーリーを追うことができるので、むしろ本作から改めて物語を知っていくのもいいのではないだろうか。
2種類目はナルトの息子、うずまきボルトを主人公としたオリジナルストーリー「スペシャルストーリーモード」。ボルトがやがて忍界全土を巻き込んだ大きな闘いに身を投じていくという壮大な物語が描かれており、迫りくる第五次忍界大戦の危機、再び激突するナルトとサスケといった、目が離せない怒涛の展開を実際にキャラクターを操作しながら楽しむことができる
また、オリジナルキャラクターも登場し、本作ならではのストーリーも体験することができるので、この辺りも注目したいポイントとなっている。
各ストーリーモードではそれぞれの主要な場面をアニメーションで体験しながら、要所要所でバトルが発生。バトルではストーリーに関連するキャラクターを自分で操作し、バトルを終えると次のストーリーが進んでいく。このようにストーリーを楽しみながら、名場面のバトルシーンなどを自分のプレイで体験することで、より物語の中に入ったような没入感を得ることができるのも「ナルティメットストーム」シリーズの醍醐味だ。
今回の体験では、「NARUTO-ナルト-」や「BORUTO-ボルト-」のファンが、操作の難しさなどを気にすることなく本作を楽しめるように作られていると感じた。アニメが放映20周年を迎えるアニバーサリーの作品としても楽しめるので、気になった方は是非手に取ってみてほしい。
(C)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
(C)劇場版NARUTO製作委員会 2012
(C)劇場版NARUTO製作委員会 2014
(C)劇場版BORUTO製作委員会 2015
(C)Bandai Namco Entertainment Inc.