【特別企画】

Mercedes AMGを隣に「ザ クルー:モーターフェス」で対戦! 発売記念イベントレポート

【ザ クルー:モーターフェス】

9月14日 発売予定

価格:
PS5版/PC 9,790円
Xbox Series X|S 9,800円
PS4/Xbox One 8,350円

 ユービーアイソフトは9月14日、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Windows PC(Ubisoft Store/Epic Games Store)用オープンワールドレーシング「ザ クルー:モーターフェス」の発売記念イベントを開催した。会場はメルセデス・ベンツが運営するレストラン「Mercedes Me Tokyo UPSTAIRS」。

 「ザ クルー」シリーズ最新作となる本作では、舞台をハワイ諸島のオアフ島に移し、美しい情景の巨大なオープンワールドで心行くまでドライブを堪能できる作品となっている。発売日は9月14日で、イベントは発売日に合わせて開催されたものとなる。本稿では、ゲストによるトークやゲームプレイなどのイベントの様子をお届けしよう。

オアフ島を自由に走れる「ザ クルー:モーターフェス」
【『ザ クルー:モーターフェス』ライブアクションローンチトレーラー】

マシンのプロフェッショナルをも唸らせるリアルな再現性

 イベントでは、車やバイクなどのマシンに縁のあるゲストが登壇した。「ワイルドスピード」や「頭文字D」などの映像作品、レースゲームの「グランツーリスモ」など数多くの作品の監修を行ってきた元レーシングドライバーの土屋圭市さん。過去に「仮面ライダー」の主演を務めた俳優の西銘駿さん。バイクをメインとした動画クリエイターのせんちゃんさん。レースクイーンとして活躍するぽぽちゃんさんの4名によるトークショーが行われた。

司会進行を務める、左からOkayamaさん、野々宮ミカさん
本イベントのゲスト。左から土屋圭市さん、西銘駿さん、せんちゃんさん、ぽぽちゃんさん

 はじめに、「ザ クルー:モーターフェス」を体験した土屋さんは、「映像が本当に綺麗。実際のリアルな風景と変わらない」と語る。本作で大きく進化した部分であるエンジン音についても「他のゲームよりも本物っぽい。ちょっと嘘っぽい音がする作品もあるけど、この作品はちゃんと“この車のエンジン音がしてる”なって感じ。車によって違っててビックリしました」と話す。マシンのプロが唸るほど、音作りにこだわっていることが明かされた。

長年車関連の監修をしてきた土屋さんも太鼓判

 バイクを専門とするせんちゃんさんは、「バイクを体験しましたが、ギアチェンジの音がとてもリアルでした」とやはり音についてポイントを挙げる。雨の天候の場面についても触れられ「路面がウェットになっていると滑りやすくなっていたり、そういったところもリアルに再現されている」と作り込みの凄さを語った。

バイクの作り込みもリアルとのこと

 話は車の免許について。西銘さんは車の免許を取りたいと思っているのだが、事務所の方でNGを食らっているのだそうだ。その理由は“西銘は(車を運転させたら)危ない”という非常にシンプルな答えに会場の笑いを誘った。

 仮に免許を取ったらやりたいことについて聞かれると、「沖縄に『あやはし』っていう大きい橋があるんです。両サイドがすごく綺麗な海で、小さいころからそこでマラソンしていたので車で走ってみたい」と答えた。

故郷の沖縄を走るのを夢見る西銘さん

 18歳の頃に免許を取った土屋さんは、すぐに走り込んでいたかと思われたが、実際は駅前でピカピカに磨いた愛車を停車させて道行く人に見せびらかしていたという意外過ぎるエピソードも飛び出す。

 何故走らなかったかと問われると、免許取りたては運転が下手なので危ないからだそうだ。土屋さんの別角度からの車の楽しみ方に西銘さんは、免許が無くてもアリだなと前のめりな様子を見せた。

初めの頃は運転が怖かったという土屋さんの意外な一面も

4人のゲストがレースでガチ対決!

 トークショーの後は、実際に「ザ クルー:モーターフェス」をプレイしてのゲーム対決が行われた。二つのコースでタイムを競い、優勝者にはMercedes Me Tokyo UPSTAIRSで振舞われている絶品のケーキが、最下位には罰ゲームの青汁が用意されていた。

 対決への意気込みを訊かれると、「今日は仮面ライダーに勝つから」と挑戦的な土屋さん。対して西銘さんは「ハンドルじゃなくてコントローラーなんで僕にも勝てる未来があると思うんで勝ちたいです」とバチバチの姿勢を見せた。

 せんちゃんさんは「車とバイクを両方操作したけどバイクの方が操作しやすかったので、バイクのレースだったら青汁は回避できるかも」と最下位を避けたい様子。

 車を運転したことのないぽぽちゃんさんは「いつも車は助手席ですけど、助手席でもできるってところを見せたい」と力強く答えた。

賞品を賭けた勝負にやる気十分

 横並びでスタートした一本目のレース。一人称視点と三人称視点、自分に合ったスタイルでプレイしていく4人。

 元レーシングドライバーだけに土屋さんの華麗なドライビングテクニックを期待されたが、PS5のコントローラー「DualSense」を触るのは今回が初めてということもあり、まさかの悪戦苦闘となっていた。

初めてのコントローラー操作にうまくいかない様子

 慣れた様子でコースを駆けるせんちゃんさんとぽぽちゃんさん。そして、自身の状況について「最下位!」と声を上げながらプレイする西銘さん。会場も西銘さんが圧倒的な最下位と思っていたのだが、それがまさかの勘違いで「実際にはぶっちぎりの一位で独走」していたということが発覚し、西銘さんが“大逆転”する結果となった。

 第一レースは、一位に西銘さん、二位にせんちゃんさん、三位にぽぽちゃんさん、そして最下位は土屋さんという結果に。なぜ一位だった事に気づかなかったのかを突っ込まれると西銘さんは、「前に誰もいなかったんで」と答えて笑いを起こした。

自分の順位を把握できていなかったが、見事一位でフィニッシュ

 続く第二レースでは、ハワイの雰囲気に合わせたヴィンテージ車同士での対戦モードが選択された。こちらのレースでは、ぽぽちゃんさんとせんちゃんさんの抜きつ抜かれつの熱いデッドヒートが繰り広げられた。

 その勝負を制し、一位でフィニッシュを決めたのはぽぽちゃんさん。惜しくも敗れて二位に続くせんちゃんさん、三位に西銘さん。そして、残念ながら再び最下位になってしまったのは土屋さんという結果となった。

 二つのレースが終了し優勝に輝いたのは、なんと西銘さんとぽぽちゃんさんとせんちゃんさんの三人が同率一位。一位の三人にはケーキが、最下位の土屋さんには罰ゲームの青汁が与えられた。

女性二人による熱い戦いが展開
罰ゲームの青汁を豪快に一気飲み

 実際にレースをやってみての感想を訊かれると、「コントローラーを触ったのが初めてだったんで難しい」と言い訳を漏らす土屋さん。西銘さんは、「最初のレースで一位を取れて、マネージャーさんに免許取れるぞってアピールできたんですけど、二回目のレースがめちゃくちゃ危険運転だったんで……(免許の許可は)まだまだ難しいですね」と残念な様子を見せる。

 「私も結構危険運転で、操作が慣れるまではコースアウトしていて難しいと思っていたんですが、慣れれば初心者の方でもかなり気持ちよくドライブができると思います」と本作の魅力を語るせんちゃんさん。

 最後にぽぽちゃんさんは、「余裕ができたら綺麗な景色も見れて。みなさんは(リアルで)ドライブできますが、私は(免許を持っていないから)ゲームでドライブしたいと思います」とコメントし、イベントが締めくくられた。

メルセデス・ベンツの会場ということで、「Mercedes AMG」が展示。ゲーム内にも登場する