【特別企画】
ゲオのゲーム店頭買取はタイパ・コスパがいい感じ。今なら新・買取金額UPキャンペーンでさらにお得!
最速1分?! の“速攻査定”を体験してみた
2023年2月17日 00:00
- 【新・ゲオのゲーム買取キャンペーン】
- 2月11日~3月23日 実施
ゲーマーが抱える悩みの1つは、限りあるお金と時間をどれだけゲームに費やすかだろう。限りある時間からゲームのプレイ時間を捻出するには、生活を改善したり、遊ぶゲームを厳選するなど様々な方法があるが、お金に関しては限られた予算の中から捻出する必要があるため、なかなか悩ましい。
最近のコンシューマ向けゲームタイトルは、PS4/5向けタイトルで大体6~8,000円前後、Switch向けタイトルで大体4~8,000円前後と、それなりにかかるが、買って遊んでみた結果、自身の好みと噛み合わないなんて事もよくある話だ。特に最新タイトルを買って数時間遊んで、イマイチ噛み合わなくて、結局はゲーム置き場を圧迫してしまうなんて事もよくあるパターンだ。
そこでゲームをパッケージ版で購入する“パッケージ派”ならぜひ利用したいのが、ゲオの買取サービスだ。特にゲオの店頭買取はその査定のスピーディさが魅力のひとつという。これを聞いた時、中古好きの筆者は「本当に?」と思った。
というのも、筆者は昔から中古市場にてゲームやハードを購入してきた経緯があるが、これまでの経験上、どこの買取であっても、査定で待たされるのは当たり前、さらに待たされた挙句の査定額がこちらの想定より低くてガッカリするなんてことばかりだったので、あまり買取を使用しないようになっていたからだ。そのため、査定がどのくらい速いのか興味が沸いてきた。
そこで今回は、JR大久保駅近くにある「ゲオ北新宿店」にて店頭買取を実際に試してみて、そのスピーディーな査定の流れを体験してみようと思う。
ちなみに、今なら店頭限定で、リニューアルした買取金額アップキャンペーンが3月23日まで実施中となっている。普段より高い金額を受け取れるチャンスということなので、その内容も紹介したい。また、同店の野坂祐輝店長にも買取についての話をあれこれ聞いたので、そのお話もしていきたい。
新・買取キャンペーンは2本からお得に。さらに最大金額もアップ
そもそもの話にはなるが、ゲオでは中古売買のサービスを行なっている。買取では、PS5やNintendo Switchといったゲーム機本体に加え、ゲームソフト、またスマホやタブレット、家電やPCといったものまでが対象。各店舗内では新品よりも価格が下げられた中古品が販売されている。
買取・販売の対象品目は店舗によって異なるが、店頭での買取では持ち込み→見積もり→支払いという流れは同じ。成人(高校生を除く)していれば誰でも利用でき、店頭と合わせてオンラインでの買取サービスもある。店頭とオンラインと自分の環境に合わせて利用できるのも特徴だ。
今回実施されるのは、この買取サービスに関して、特にゲームソフトを対象とした店頭限定のキャンペーンとなっている。過去にもキャンペーンは実施されているが、今回よりお得になって帰ってきたところが注目点だ。そこで実際の査定の流れを紹介する前に、新たな買取キャンペーンについて改めてまとめておきたい。
キャンペーン期間は3月23日までで、対象となるのはNintendo Switch、3DS、PS4、PS5のゲームソフト。大きなポイントは2つで、ひとつは買取額アップが2本からとなること。もう1つは、買取額アップの最大額が6,500円まで上がったことだ。
以前までのキャンペーンでは、買取額アップは3本から、最大額は5,000円までとなっていた。今回の店頭限定キャンペーンを利用することで、買取のハードルがより低くなりつつ、受けられるメリットがさらに大きくなっている。
査定金額アップの内容
・2本:600円UP
・5本:1,800円UP
・10本:4,000円UP
・15本:6,500円UP
つまり、買取2本でもからお得になる上、15本買取になればそのままゲームソフトが1本買えてしまうくらいの買取額になる。ただし、店頭買取金額が50円以下のソフトは対象外となるため注意したい。また一部店舗ではキャンペーンや買取を実施していない場合もある。
ちなみに高価買取の対象ソフトについては、買取金額と合わせてゲオ側から公式に案内されている。こちらもぜひ参考にしていただきたい。
最速なら1分?! おトクなだけじゃない“速攻査定”がすごい
ではここからは、筆者が店頭買取を実際に体験した様子をお届けする。今回買取を査定してもらったのは以下の4本だ。
・アストリア アセンディング(PS5用)
・サイバーパンク2077(PS4用)
・世界のアソビ大全51(Switch用)
・マリオカート8 デラックス(Switch用)
店内のカウンターで買取希望を伝え、パッケージを提示。そこからスタッフの手でパッケージの査定が始まる。どのくらいかかるのかなと思っていたのだが……野崎店長自らパッケージの中身をサッと確認し、パパッとレジを操作し、ものの1分足らずで終わってしまった。しかも、レシートを使用した簡易見積もりがプリントされて、合計金額がしっかり確認できる。
今回の体験で最も驚いたのは、この査定の開始から終了までのスピード感だ。もちろん、先に他の買取のお客さんがいる場合など、現場の状況によっては整理券を渡されて店内などで待機することもある。しかし、査定自体がこのスピード感なら、ゲーム買取のサイクルは相当速いと思われる。
この査定速度、流石にこれちょっと早すぎませんかね?と思い、何か抜け漏れがないかと価格をチェックしてみたが、同社が提示する買取査定額とほぼ変わらない金額が提示されていた。正直なところ、実に正確で不自然な価格は何もなく、ほぼ上限の価格での買取が行なわれていた。野崎店長によると、査定額については、ゲオ本部側でコントロールしており、バーコードの読み取りと状態の入力で金額が確定するので、店舗で査定額を変更することは行なえないという。
また、PS4/PS5のようなディスクメディアの場合は、傷などがあるとゲーム機で読み込めなくなってしまうため、買取そのものをお断りする場合があるとのことだ。他にもパッケージやマニュアルなどの破損があった場合も、減額ではなく、買取をお断りされる場合があるというので、買取の際には注意しておきたいポイントだ。価格設定と買取の有無を一律にすることで、結果的に査定の速度を上がっているということだろう。
査定後は、金額を確認し、問題がなければそこで清算を行なう流れとなる。身分証を提示し、同社が用意するタブレットに連絡先などの入力を行ない、これらが完了すると買取は成立。そのまま現金を受け取って終了となる。ちなみにゲオ会員であれば、ゲオの会員証を提示することで住所等の入力をある程度省略できるので、あらかじめ会員になっておくことをオススメしたい。
なお、筆者が体験したような“速攻査定”を体験するにはいくつかの条件がある。例えば買取査定に既に何人もの先約がいる場合は、整理券を受け取って店内で番号を呼ばれるまで待つ必要がある。店外に出る場合は携帯電話の番号を事前に伝え、査定完了後に連絡をもらうという方法もあるということで、時間がかかりそうな時は軽くご飯を食べにいったりもできそうだ。
また、今回持ち込んだソフトの本数は4本だったため、査定が速攻で終わったが、野崎氏によると本数が増えるほど査定に時間がかかるようになる。店舗によっても条件は異なるが、大体10本前後を目安にその場での速攻査定に対応できるとのこと。
買取金額は現金の他、同社が発行する電子マネー「Lueca(ルエカ)」で受け取る事も可能で、Luecaにチャージする場合、買取金額の10%分が上乗せされる。そのため、買取後に店内で買い物をして帰る予定の場合などは、Luecaチャージをチョイスするのが、よりおトクにゲオ買取を利用するやり方のようだ。なお、Luecaカードの発行自体は無料で、1円以上のチャージが必要になるが、買取時に発行する場合は買取金額をそのままチャージするだけなので余計な費用は発生しない。
さて、持ち込んだ4本だが、あえて精算の流れを見るためにPS5「アストリア アセンディング」だけの買取を止めて、PS4「サイバーパンク2077」、Switch「世界のアソビ大全51」、Switch「マリオカート8 デラックス」は精算を進めることにした。
買取金額の合計は当然変わるが、レジの操作を数秒待つだけで見積書が再発行される。こちらもやはり素早い。3本の買取価格は取材当日でそれぞれ3,000円、2,300円、4,000円。今回実施されているキャンペーン価格を入れれば(2本で600円アップ)、合計で9,900円もの金額を受け取ることとなる。
速攻買取は早朝がねらい目!
ゲオ北新宿店の野崎店長には、こうした“速攻査定”を受けるためのコツなどについて話を伺ってみた。すると、「早朝がねらい目」というキーワードを教えてもらった。特に平日や土日の午前中は比較的、来店客が少ない事が多いため、買取対応がスムーズに行なえ、速攻査定が発動しやすくなるようだ。また、都内に3店舗のみながら、24時間営業している店舗の場合は真夜中などの時間帯も来店客が少なくねらい目とのことだ。
ゲオがこうした買取キャンペーンを実施する背景には、年末やゴールデンウィークなどの大型連休で中古ソフトが多く売れて、各店舗で在庫が枯渇する傾向にあるからだという。今回のように2~3月は、学校を卒業した大学生が故郷に帰ったり、就職して別の地域に移動するなど、引越しシーズンで不要なゲームを売りに来る事が多くなる。ゲオでもそこに合わせてキャンペーンを打ち出すことで、日頃の販売やゴールデンウィークなどの繁忙期にそなえているということだ。
最近ではゲームメーカーによるダウンロード販売も増えており、こうした店舗での物理パッケージの販売や買取は減少傾向では、と訊ねてみたところ、「ダウンロード販売の場合、購入しても買取が行なえないため、あえてパッケージ版を購入する層は一定数いる」と応えてくれた。
また、クレジットカードがなくダウンロード販売を利用できない子供や、そういった仕組みが苦手で利用しない層もいるため、パッケージ販売には一定の需要があるとのことだ。こうした層に向けて、在庫を増やすためには買取を強化する必要があり、そのためにも、定期的にこうしたキャンペーンを実施し、来店する客のために在庫を増やして対応していきたいとしている。
なお、店舗への買取持ち込みについて、特に気にする点はないが、持ち運びの途中でパッケージに傷がついてしまうと折角の査定結果が下がってしまう可能性もあるので、ビニール袋やエコバッグなどに入れて持ち込むのがオススメということだった。
断捨離にも最適! 中古買取はタイパ・コスパを意識した選択肢のひとつ
以上、ゲオ北新宿店にて、“速攻買取”を実際に体験した様子をレポートした。正直なところ、速攻買取の“速攻”感は想定以上の心地よさだった。今回筆者は会員ではなかったため、住所の入力などで多少の時間が必要だったが、地元のゲオなど、既に会員になっている店舗で速攻買取してもらえるなら、ものの数分で手持ちの不要なゲームパッケージが現金やLuecaマネーに早変わりなのだ。このスピード感はクセになる。
また、ゲオの店舗内は販売エリアも充実しているので、購入を迷った周辺機器や気になっていたゲームタイトル、新たなゲームとの出会いの可能性など、店頭ならではの買い物の楽しみも満喫できるのが魅力の1つだ。実際に筆者は、Nintendo Switch「グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版」が発売していた事を完全に失念していたが、今回の取材で棚に並んでいるパッケージを見つけ、買取額をそのまま使って新品を購入した。今回の来店がなければ、このソフトを遊ぶこともなかっただろう。
近年はダウンロード販売が充実しており、殆どの新作タイトルはパッケージ版を買わなくても手軽にダウンロード版で購入できる時代となった。すぐにでも遊びたいタイトルについては、迷うことなくダウンロード版を購入するのがいいだろう。一方で、ゲームにかける予算を少しでも節約したいなら、あえてパッケージ版を購入しておくのはひとつの手だろう。
自分にハマらなかった時にすぐに買取してもらうような“体験版感覚”で購入してもいいし、遊ばなくなったが人気のあるタイトル、という場合なら今回のように高く購入してもらえる可能性がある。不景気が続く時代だからこそ、ゲームにかけるコストパフォーマンスもそうだし、ゲオの“速攻査定”のようなタイムパフォーマンスの高いサービスは意識しておきたい。中古買取自体は以前からあるサービスだが、今こそ少しでも多くのゲームタイトルに触れるための選択肢の1つとなりそうだ。