【特別企画】

「レインボーシックス シージ」にエリアを分断できる新オペ・Sens登場! 新シーズンプレイレポート

待望の射撃練習場も一足先にプレイ!

【新シーズン「Vector Glare」】

6月7日 開始予定

 ユービーアイソフトは、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X/Xbox One/PC用タクティカルシューター「レインボーシックス シージ」における新シーズン「VECTOR GLARE」6月7日より開始する。

 本作では3カ月に1度シーズンが切り替わり新たな要素が追加されるが、今回は新たなオペレーター「Sens(センス)」が実装となる。アップデートの目玉のSensはプロジェクターで光の壁を展開しエリアを分断できるなど、味方をサポートする能力を持つ。今までにない存在で新たな戦術を生み出すことが可能なオペレーターになっているように感じた。さらに、「シージ」プレーヤー待望の射撃練習場も追加となる。今回はそんな新シーズン「Vector Glare」の要素を先行プレイしたので見どころを紹介していく。

新オペ「Sens」は視界を分断し敵の情報を撹乱させる!

 ベルギー出身のSensは体力3・スピード1の攻撃オペレーター。「レインボーシックス シージ」においては各オペレーターが固有のガジェットを所持しており、Sensは「R.O.U.プロジェクターシステム」と呼ばれる投擲可能なガジェットを3つ持っている。これは転がしたり投げたりすることで通った場所に光の壁を展開。壁は時間の経過で消えるが敵の視界を一時的に遮ることができ、できるだけ安全に敵の拠点内でデフューザー設置したり、味方を安全な場所に引かせるために使用したりと様々な使い道が考えられる。

【新オペレーター「Sens」

 性質としてはスモークグレネードのような役割を果たす。そのため、弾丸などは貫通し、防衛側が設置した防弾カメラは光の壁を実質的に透視できるためこちらが丸見えになってしまう。しかし、「R.O.U.プロジェクターシステム」の優れている点は広範囲に光の壁が展開できるだけでなく、上手に転がすことで、軌道を変えてL字の壁などを作り出すことが可能。そのためマップの構造をより把握し、強い使い方を実践できればあらゆる場面で活躍できるガジェットとなっている。

ガジェットの見た目としては黄緑色の小さなタイヤのような印象
転がった部分に緑色の光の壁が展開。時間とともに消失する
段差の上などにも展開可能。11秒間転がりパトカーの上などあらゆる場所に展開できる

 爆弾系FPSにおいては、銃撃戦における打ち合いの強さはもちろん大切だが、それと同等に敵の位置情報を把握することが極めて重要になる。安全な設置ポジションを生み出すだけでなく、一時的に視界を遮り相手の裏を取るといった撹乱能力に秀でたキャラクターとなっている。

 メイン武器としては「417」に加え、新武器「POF-9」を所持。こちらは装弾数50発のアサルトライフルとなっている。マガジンサイズが大きくリロードを挟まずに連続して戦うことができるため、継戦能力が高い。しかし、攻撃オペレーターはスピードが遅いと、マップ内を縦横無尽に駆け回ることが難しくなる。従ってスピード1であることを加味して使う必要がある。

Sensのロードアウト。補強された壁に穴を開けられるハードブリーチングチャージも所持

 実際にプレイしてみて感じたのは意図した場所に光の壁を展開するのが難しいという点。転がした際に壁にあてて軌道を変えるさせることはできるが、自身の正面方向に飛んでいくため、前方にある入り口を塞ぐ際には付近の壁に上手な角度であてるといった工夫が必要になる。そのため、フレンドと一緒にプレイする際にタイミングを合わせて壁を展開し、相手に詰め寄ったりデフューザーを設置するなど、息を合わせて使うことでより強力な使い道が生まれるように感じた。

建物内ではこのように壁に反射させて壁を展開することも可能
転がっている最中は銃撃で壊れるため、入口となるバリケード1箇所だけをきれいに塞ぐこともできる。なお、壁を展開している際に爆発系のサブガジェットなどで壁を消すこともできる