【特別企画】
待望の新章が早くもお目見え!「シン・クロニクル」第3章プレイレポート
気になる第3章注目のポイントをお届け!
2022年4月27日 10:00
- 【「シン・クロニクル」第3章】
- 4月28日公開予定
先月、3月23日にリリースされたセガのAndroid/iOS用RPG「シン・クロニクル」。僅か1カ月で早くも200万ダウンロードを突破し、多くのゲームファンを楽しませている。
本作は“自らが選択した、自分だけの物語を辿ることができる”というコンセプトが魅力の作品となっており、各章のクライマックスでは仲間の生死、運命すらも変えてしまう究極の選択をプレーヤーに迫ってくる。苦渋の決断の先には辛い結末も多く、記憶に残る唯一無二のゲーム体験を味わえるのだ。
リリース開始時は第2章までが公開されていたが、4月28日よりストーリー第3章となる「第3界層『残骸の水域』」がついに実装される。すべてのプレーヤーが待ちわびていた新章を一足先にプレイすることができたので、注目のポイントをお届けしよう。
ただし、第3章のストーリーの内容に一部触れるので、自分の手でプレイを進めたい人はネタバレには気をつけていただきたい。
第3章を盛り上げる、新たなダンジョンとキャラクター
主人公たちが探索する奈落(ダンジョン)は、平原、監獄と、下層に降りていくにつれて景観がガラリと変化してきたが、第3界層では水に囲まれた幻想的な古代都市が舞台となる。
これまでにいなかった新たな魔物も多数登場する。魚人やエビの様な見た目の敵など、まさに水の遺跡にふさわしい魔物が襲い掛かってくる。
第2章の敵も十分に手強かったが、第3章の敵はさらに一筋縄ではいかない強敵となっている。中でもリザードマンは正面からの攻撃を盾でガードし、まともにダメージを通すことができない難敵である。
こいつの攻略法は注目効果を持つ攻撃などで注意を引き、次にターンが回ったキャラクターで無防備な背中に回り込んで攻撃することで大きなダメージを与えることだ。これまでは敵の範囲攻撃を避けるためだけに使ってきた移動の要素が3章からはかなり重要になり、戦略性の幅がさらに広がっているのを感じられた。またタンク役に相当するキャラクターなど、より役割を意識したプレイが重要となるだろう。
ガチャで仲間にすることができる3章のキーキャラクターやキャストも注目ポイントの1つで、これまで同様に個性的な顔ぶれが揃っている。
新キャラクターのグラナダ(CV:平田広明)は、少々軽い雰囲気をまとったフランクな男で、元々は貴族の身でありながら貴族を嫌悪しているという面を持っている。内に秘めているものがどういったものなのか、気になるところである。
もう1人の新キャラクターであるシャーロット(CV:佐藤利奈)は小国の元王女。生まれたときから強力な風の魔力を秘めており、その強さに家族や家臣はシャーロットを恐れ、彼女を境界騎士団へと入団させた。快活な性格のシャーロットだが、何か思う所はあるのだろうか……?
また、2章のゲストキャラクターであるステンノと供に行動していた、貴族令嬢のリリィア(CV:水瀬いのり)とメイドのルイズ(CV:花守ゆみり)が満を持してプレイアブルキャラクターとして参戦する。第2章をプレイしていれば、絶対仲間にしたいところだろう。
この他にも魅力的な新キャラクターが数多く参戦するので、自分の隊に招き入れて供に冒険するのが今から楽しみである。
謎に包まれた、セラの過去が明らかに!?
第3章では、ストーリー部分でも大きな動きを見せる。地上を守る四方の境界騎士団の1つである北方騎士団がついに姿を現わす。多種多様な人間が集う、主人公たち南方騎士団とは違い、貴族社会で生きてきた人間で占められた北方騎士団の面々は高貴な雰囲気をまとっている。
奈落で出会う、聖騎士のソフィア一行との一幕も興味深いものだった。隊員のソフィア(CV:小倉 唯)とリザ(CV:早見沙織)はどうやらセラのことを知っているらしく、セラを「セラ姉様」と呼び、ただならぬ関係性が伺える。同じ隊の仲間ではあるもののセラは謎な部分が多いキャラクターなので、彼女の過去が明かされるのか注目のポイントである。
新キャラクターとの絡みはもちろんだが、主人公率いる隊員たちの関係性の変化も注目だ。
主人公の隊に入ったばかりの頃のリオンは、同じ隊のメンバーであっても仲間とは認めておらず敵意を剥き出しにしていたが、第3章ではセラと北方騎士団との関係を気にしている様子を見せている。
以前までは、任務中は自分を押し殺してでも常に冷静かつ慎重に努めていたがセラだったが、少しではあるものの仲間に心を許し、他愛のない談笑をしている場面も見ることができた。初めの頃と比べてキャラクターたち心の成長が垣間見え、プレーヤーとしては感慨深いものがある。
これまでの流れと同様にストーリーの冒頭では、主人公たちの身に降りかかる“死の運命”を目の当たりにすることとなる。その内容は瘴気に汚染された水に飲まれての溺死という、なんとも惨たらしい結末である。
死の運命を回避するには、各章ごとに登場するゲストキャラクターがカギを握っている。2章クリア時に見られる予告ムービーから予想するに、キーとなるキャラクターは、北方騎士団のリザとジュリアンの2人ではないかと思われる。この2人はストーリーの序盤で姿こそ見せたが詳しいキャラクター性はわからず、どんな形で主人公たちと関わってくるのかが全く予想ができない。
今回第3章を先行で遊ばせてもらったが、相変わらずの大ボリュームとなっていたため序盤までしかプレイすることができなかった。しかし、序盤をプレイしただけでもわかるのが“物語へ引き込む強さ”である。リザとジュリアンに秘められたバックボーンやセラの過去、そして死の運命をどのように覆すのか、こうやって書いていても気になって仕方がない。
先にも少し触れたが、第3章は想像以上に敵が強く難易度が高いので、第3章に入る前にしっかりと戦力を強化しておくことをオススメする。
©SEGA
※画面は開発中のものです