【特別企画】

日本イケアのスタッフも大満足! イケアの注目ゲーミングチェアをオフィスツアーで発見

東京ゲームショウ2021出展以降、ゲーミング家具の需要が高まる

11月4日 開催

 東京ゲームショウ2021で大々的に出展し、“名うてのゲーミング家具メーカー”としてゲームファンへの知名度を一挙に上げたイケア。出展から約1カ月、今度はイケア・ジャパン本社へ直接取材できる機会を得られた。

 取材できたのは、南船橋のイケア・ジャパン本社にて行なわれた「ニューノーマル時代のオフィスニーズとIKEA for Businessの取り組みについて」記者説明会の場。発表会そのものはビジネス向けの内容となっていたが、その中で注目だったのは同時開催されたオフィスツアーでもゲーミングチェアがしっかり置かれていたことだ。

 本社オフィスは、新型コロナウイルスの影響で大きく変わったビジネス環境に合わせる形でリニューアルを行なっている。リニューアル前には全社スタッフにアンケートを実施し、どういう働き方を望んでいるかをヒアリング。その中ではリモートワークへの要望だけでなく、「直接顔を合わせてコミュニケーションが取りたい」と出社を望む声も上がった。

 そこでイケア・ジャパンでは、安全面を考慮しながらもスタッフ同士が気軽にコミュニケーションできるオフィスを設計。通常の会議室に加えてさっと集まれるチャットスペースを用意したり、オンラインミーティングへの需要を考慮してほとんどの席にモニターが2枚設置されているなど、完全なる新環境対応を果たしている。もちろん、使用されている家具やインテリアの数々はすべてイケアで販売されているものだ。

すべてイケアの家具でつくられたイケア・ジャパンの新オフィス。「#FOCUS」と名付けられた集中のための席には昇降機能付きデスクが取り入れられていた

 ではゲーミングチェアはどこにあったかというと、受付だ。受付スタッフが座る椅子に、MATCHSPEL/マッチスペルが使用されている。

 MATCHSPEL/マッチスペルは、4,999円(税込)という衝撃価格のゲーミングチェア「HUVUDSPELARE/フーヴドスぺラレ」の上位ランクに当たるもの。価格は15,990円(税込)で、ヘッドレストが可動するなど機能が充実している。

受付スタッフが座るのは売れ筋のゲーミングチェア「MATCHSPEL/マッチスペル」。ほかのスタッフに聞くと「自分に合わせてアームレストを調整できる。細かいがそれが嬉しい」とやはり評判だった

 面白いのは、スタッフの中でもトップクラスで座る時間の長いと思われる受付スタッフにMATCHSPEL/マッチスペルがあてがわれていることだろう。スタッフに使い心地を聞くと「楽で気に入っている」と明確に返答をいただけた。導入されたのは約半年前。「毎日出社から退勤まで座っているが、背中の湾曲具合やヘッドレストの使い心地がよく、長く座っていても疲れない」と好評だった。受付スタッフの方が言うのだから、まず間違いない評価だろう。

ほかにも「UTESPELARE/ウーテスペラレ」が見られた。椅子に関しては、実際の使用感を試すために入れ替えられることがあるという

 なおゲーミング家具に対する一般的な評判だが、東京ゲームショウ2021への出展以降、急激に高まっているという。10月に発売されたばかりの昇降機能付きゲーミングデスク「UPPSPEL/ウップスペル」も好調に推移しているとのことだ。

 取材後は本社の階下にあるショールーム「IKEA Tokyo-Bay」を見学してみたのだが、売り場を入っていきなりの場所にゲーミング部屋のモデルが堂々と並んでいるなど、今後のゲーム業界におけるイケアの存在感はますます増していくだろうと改めて感じられた。

 ちなみに、ショールーム内ではゲーミングデスク「UPPSPEL/ウップスペル」も展示されている。実際に昇降機能を試せるので、機会があればぜひ訪れていただきたい。

実際の売り場での展示の様子。入っていきなりこの展示が来る
奥にはさらなるゲーミング部屋の提案が。ここで「UPPSPEL/ウップスペル」を見られる
その場で購入できるのがイケアのいいところ。MATCHSPEL/マッチスペルは白が売られていた。黒は在庫切れとのこと。人気商品のようだ
4,999円のHUVUDSPELARE/フーヴドスぺラレは在庫があった
説明会では、B to B向けの取り組みの現在や、オフィスリニューアルに伴う取り組みが紹介されていった