【特別企画】
PS5もアタッチメントで快適プレイ! PS5アタッチメント特集【前編】
アナログスティックの操作性を上げるエイムリングやカバーなど!
2020年11月11日 00:00
- 11月12日〜 発売予定
ついに発売目前となった次世代コンソール機・プレイステーション 5。発売日である11月12日には、PS5とPS5 Digital Editionの2種類の本体に加え、「DualSense ワイヤレスコントローラー」や「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」などの公式周辺機器、さらには、約11年ぶりにリメイク版として蘇る「Demon's Souls(デモンズソウル)」や、映画「スパイダーマン:スパイダーバース」の主人公「マイルズ・モラレス」をプレイアブルにしたアクションゲーム「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」などの様々なローンチタイトルが発売される。
しかし、PS5本体と同時に発売されるのはそれだけではない。新型コントローラーに装着するカバーや、アナログスティックに取り付けるカバーとエイムリングなどのアタッチメントも各社から発売されるのだ。
発売日当日から「アタッチメントで操作性を上げたい!」、「カバーでキズから守りたい!」という人のために、PS5用アタッチメントを2回にわけてお届けする。今回はその中からアローンとアクラスが発売するアタッチメントをご紹介しよう。
グリップシールやスティック用アタッチメントのセットを取り揃えたアローン
「PS5 コントローラー用アシストセット」
発売日:11月12日
参考価格:873円(税込)
メーカー:アローン
アローンが発売する「PS5コントローラー用アシストセット」は、エイムリングと2つのスティックカバーがセットになった商品だ。カバーには操作感が大きく変化する高さの高いカバーと、変化の少ない高さの低いカバーの2つが用意されており、プレイするゲームや自分の好みに合わせて使い分けられるようになっている。
まずはエイムリングを見ていこう。筆者は本製品がエイムリング初体験となるが、第1印象で感じたのは「硬さ」だ。想像していたよりも抵抗力が強く、最初はスティックを倒すのに苦労した。しかし、それ以上に本製品の効果も実感できた。スティックの抵抗感により微妙な力加減で細かくエイムを調整できるようになるのだ。
本製品のエイムリングは1種類しか入っておらず、中間程度の硬さになっている。硬さを選べないのは残念だが、カバー2種類とセットになって参考価格873円(税込)はコストパフォーマンスがいい。
次は、スティックカバーだ。前述の通り、本製品には高さのあるカバーと、低めのカバーの2種類が用意されている。低めのカバーは未装着時との操作感が大きく変わらないが、滑り止めが付いていることで操作性が向上している。クセが少ないのですぐに慣れるだろう。
一方、高めのカバーは、スティックを倒すのに必要な力を軽減してくれる。細かな動作を行なえるようにしつつも、スティックをよりスピーディーに操作できるようになったという印象だ。しかし、その分スティックとボタンの距離が遠くなっている。スティック操作からボタン操作に咄嗟に切り替えるには多少の慣れが必要になる。
「PS5 コントローラー用シリコンカバー」
発売日:11月12日
参考価格:1,373円(税込)
メーカー:アローン
本製品では、グリップ外側にある3つの凹凸と、上側についたドット模様の凹凸が握りやすさを向上させ、なおかつ滑り止めの役割を担っている。基本的にはキズや汚れから守るためのカバーだが、握りやすくなったことで操作性も向上している一石二鳥の製品だ。
しかし、カバーでコントローラーを覆ってしまう関係上、クリエイトボタンやスタートボタンといった小さめのボタンがどうしても押しづらくなってしまうことは留意したい。意識しないと押せない、なんてことはないが、慣れるまでは多少の違和感を覚えるだろう。
「PS5 コントローラー用グリップシール」
発売日:11月12日
参考価格:973円(税込)
メーカー:アローン
本製品は、PU素材とEVA素材が採用され、滑りにくさとフィット感が実現しているグリップシールだ。グリップ部分に直接シールを貼り付けるタイプとなっているので、ボタンに干渉しないというカバーにはない利点がある。グリップを滑りづらくしたいが、コントローラー全体を覆いたくないという人にオススメだ。
シールなので貼る位置や貼る角度がわかりづらく、セットするまでに幾分かの時間がかかってしまった。ただ、何度も貼り直したが、コントローラーが粘着でベタつくこともなく、シールの粘着力も落ちなかったので、製品自体がダメになってしまうケースは少ないだろう。貼り付けのコツとしては、最初に貼り付ける地点とトリガー周辺、終わりの3ポイントだけを意識して貼り付け、残りは微調整していくとやりやすい。
「PS5 コントローラー用デュアル充電スタンド」
発売日:11月27日
参考価格:1,673円(税込)
メーカー:アローン
1本のケーブルでコントローラー2つを同時に充電できる充電スタンド。充電中は機器前方のLEDが赤色に光り、充電が完了すると緑色になるので、充電完了が一目でわかる。接続中のコントローラーがややグラつくのが気になるが、触れただけで抜けてしまうということはない。本製品の1番の強みはコンパクトなサイズに収まっているところだ。充電が必要ないときは小さなスペースに収めておくこともできる。
多様な種類がセットになったエイムリング・スティックカバーが魅力のアクラス
「PS5コントローラー用 アシストリング」
発売日:11月12日
参考価格:748円(税込)
メーカー:アクラス
ソフトとミディアム、ハードの3種類がセットになったアクラスのエイムリング。比較的破れやすいソフトは6個、ミディアムとハードは2個ずつ入っている。
ハードはかなり硬く、スティックを倒すのに本来の倍以上の力が必要になる。その分細かい操作を行ないやすいが、指への負担も考えればソフトないしミディアムがいいように思う。自分好みの硬さがわからない人は、本製品で3パターン試してみるのもいいだろう。
「PS5コントローラー用FPSアシストキャップ」
発売日:11月12日
参考価格:968円(税込)
メーカー:アクラス
アクラスのスティックカバーには、キャップ上部に滑り止めの凹凸がありキノコのように丸みを帯びているドットタイプと、元々のスティックと同じように中央が凹んだノーマルタイプが、それぞれ高低あわせた計4タイプが各2個ずつセットになっている。
ノーマルタイプのほうが未装着時と操作感は近い。ドットタイプは未装着時よりも滑りづらくなっている印象だ。高いカバーのほうが微細な操作をしやすくなるが、指がボタンから遠くなるデメリットがある。まずはどちらのタイプが手に馴染むか確かめ、そこから両方の高さを試してみるといいだろう。
「PS5コントローラー用シリコンカバー」
発売日:11月12日
参考価格:1,188円(税込)
メーカー:アクラス
アクラスが発売するシリコンカバーは、グリップ背面に凹凸が設けられており、それが支えとなってグリップ力が増している。コントローラーに対するフィット感も高く、伸縮性のあるシリコンなので装着もしやすい。
また、十字キーや△□×○ボタン周りは多少の余裕があり、未装着時とボタンの押し心地はほとんど変化がない。しかし、スタートボタンとクリエイトボタンは押しづらくなっている。最初は違和感があるが、使っていくうちに慣れるだろう。
イヤフォンやマイクも発売予定
発売日:11月12日
メーカー:アクラス
そのほか、アクラスからはPS5/PS4/スマートフォンやNintendo Switchに対応したイヤフォンも発売される。いずれもマイク付きとなっており、「DualSense」のヘッドセット端子に差し込むだけで使用可能だ。
以上が、アローンとアクラスから発売されるアタッチメントだ。中でも「PS5 コントローラー用グリップシール」と「PS5コントローラー用FPSアシストキャップ」は気に入った。後半はサイバーガジェットとゲームテックのアタッチメントを紹介していく予定だ。