「LJL 2020 Spring Split」、4勝6敗が5チーム並ぶ大接戦！ プレイオフへと駒を進めるのはどのチームか？

　絶賛開催中の「League of Legends」国内春季プロリーグ「LJL 2020 Spring Split」。新型コロナウイルス感染症の影響で様々なイベントが中止や延期などの措置を取るなかで、LJLも例外ではなく無観客での試合を行なっている。しかしLJLは、Twitch単体での視聴者数が2万人を超えるなど、新型コロナウイルス感染症の猛威に負けないぐらい大きな盛り上がりを見せている。

　それもそのはず、PC用MOBA「リーグ・オブ・レジェンド（LoL）」における日本一のプロチームを決める本大会は、3月7日と3月8日に行なわれるWEEK6とWEEK7の試合を最後にレギュラーシーズンが終了し、プレイオフへと勝ち進める6チームが決まる。のだが、1位を独走状態のDetonatioN FocusMeを除いて、かなりスコアが拮抗しているのだ。なんと8チーム中5チームが4勝6敗の4位タイで並ぶという接戦中の接戦で、どのチームが勝ち進むのか全く予想できない。

　WEEK6とWEEK7で、どのチームが勝ち上がる可能性が高いだろうか。まず注目すべきはDFMの試合だ。DFMは今シーズン、SGに1度負けただけで、10戦中9勝という圧倒的な成績を残している。LJLでは現状1強といっても過言ではないDFMだが、そことぶつかるCGAとSHG、V3、AXZは苦戦を強いられるだろう。中でもAXZは、DFM戦以外にCGA戦とBC戦、SG戦が残っているが、今シーズン中はこれら3チームとの試合でも負けているため、かなり厳しい戦いになることが予想される。しかし、AXZは先週3月1日に開催されたWEEK5で、RJとV3を下して2連勝している。このときの勢いが残っていれば、まだまだ可能性はある。

　勢いで言えばSHGはどうだろうか。今シーズンの前半では勝ち星をあげていたSHGだが、WEEK3よりWEEK5までの間では1勝5敗と下り調子で負けが込んでいる。このまま勢いを取り戻すことができなければ、勝ち上がるのは難しいだろう。

　また、どのチームも約1カ月間戦い抜いてきているのだ。もちろん各チームとの戦いを通して戦略の幅も広がっているだろうし、対戦チームへの対策も講じてくるはず。番狂わせは十二分にあり得る。勝てば進出、負ければ敗退というヒリヒリとした試合も行なわれるであろうレギュラーシーズンの最終日、非常に楽しみだ。

【WEEK6のスケジュール】

【WEEK7のスケジュール】