【特別企画】
ついに正式サービス始動! 「レッド・デッド・オンライン」レポート
新ミッション、ポーカー、新たな武器など、より楽しくなった西部の世界
2019年5月16日 11:19
ロックスター・ゲームスは、プレイステーション 4/Xbox One用オープンワールドアクション「レッド・デッド・オンライン(RDO)」において、アップデートを実施、それまでの「レッド・デッド・オンライン ベータ」からベータの表記が外れ、正式サービスとしてスタートした。
「RDO」は2018年の12月からサービスが行なわれており、積極的なアップデートが行なわれていた。「レッド・デッド・リデンプション 2(RDR2)」の少し前の世界を、自分だけのプレーヤーキャラクターとして自由に歩くことができ、仲間と共に様々な冒険が楽しめる本作は、とても楽しく、エキサイティングなオンラインゲームである。
しかし放浪ミッションがスタートしなかったりシステム的な不具合が散見され、、迷惑プレーヤーへの対処方法も何度か仕様を試しながら模索するなど様々な施策が行なわれ、今回ついに正式サービスとなった。ロックスター・ゲームスは今後も積極的にアップデートを行なっていくという。本稿ではいくつかの要素をレポートしていきたい。
より強化されたストーリーコンテンツ。新しい出会いも!
正式サービスにおいて最も楽しい要素はやはりストーリーコンテンツだ。「RDO」では夫を殺され復讐を誓う未亡人ジェシカの復讐劇と、それにまつわる様々な人物とのドラマが大きな魅力となっている。このストーリーミッションの第2幕がついに実装となった。
これまでのストーリーミッションは8つ、そのうちの後半の4つが“名誉度”でプレイできるミッションが変わるものだったが、今回は最初から名誉度で受けられるミッションが違うものとなった。ちなみにミッションはリーダーの名誉度で変わるので、どのプレーヤーもどちらのミッションを楽しむことが可能だ。
名誉度が高い場合に受けられる新ミッション「一致団結」では、装甲を施した馬車に機関銃座が設置されている「装甲馬車」が登場する。また、街の住人に指示を出し配置するというタワーディフェンス風の要素もあり、今後のゲームメカニクスが楽しみである。
名誉度が低いミッションでは銀行強盗の準備から、実行、そして逃走と、「GTA Online」さながらのミッションが用意されている。こちらの緊張感も楽しい。この準備から実行までのプロセスは「GTA Online」での経験を活かしているように感じた。特に墓場に立て籠もってからの列車が走って来るチャンスを見逃さずに飛び乗るところの演出が良い。今後の要素に期待したいところだ。
ミッションを受けてない、自由探索を行なう「放浪モード」で受けられる「放浪モードミッション」も新しいNPCが追加された。また、プレーヤーのスタンスを通常の「攻撃的」から積極的に攻撃をしない「防衛的」に変えることで、PKミッションを回避できるようになったのもうれしいところだ。「RDO」で他の仲間と遊ぶ場合、「放浪モードミッション」を回していくことになる。こちらに追加要素や改良が加えられたのは楽しみを増してくれる。
まだ筆者は体験してないのだが、荒野でいきなりNPCが話しかけてくる突発イベントもあるようだ。「RDR2」では様々な突発イベントがあったが、今回どうなるのか、とても楽しみである。
あっという間に時間が経つポーカー、新衣装、新武器など新要素盛りだくさん
まだまだ体験していない要素ばかりだが、今回の新要素でのめり込んでしまったのが「ポーカー」である。各街の酒場などでポーカーが楽しめるようになった。プレーヤー達で金を掛け、駆け引きを楽しむことができる。
民警団を組んでテーブルを囲むと、1度の掛け金は5シルバー(ゲーム内通貨)が上限だが、見ず知らずのプレーヤーと遊ぶ場合は25シルバーでの参加が可能となる。ルールは手札2枚と、テーブル共有の“コミュニティカード”で役を作る「テキサスホールデムポーカー」。コインのベットでのブラフ、コミュニティカードでの逆転などシンプルながら様々な要素がある。
テーブルは時間の経過で昼夜が変わっていく。酒場それぞれの風景があり、窓の外で大雨が降ったりする。仲間同士のテーブルでは皆饒舌であっという間に時間が過ぎていく。手持ちのチップがなくなっても追加料金を払えば再度参戦できる。他のプレーヤー達とテーブルを囲むのも楽しそうだ。
新衣装では筆者が待ち望んでいた「ポンチョ」が追加された。期待していたものよりも洗練されたデザインだが、今後さらに充実していくことを望みたい。おしゃれなジャケットや、毛皮の帽子も追加されており、新衣装は大きな楽しみだ。
新武器「ルマットリボルバー」はリボルバーでありながら9発もの装填が可能で、さらに単発のショットガンに切り替えることができるユニークな武器だ。中央のシリンダー軸にショットガンの弾を1発込めることができ、ここから散弾を発射できるというわけだ。
この他にも新戦闘モード「侵略戦争」、敵プレーヤーへのヘッドショットシステムの変更、インターフェイスの改善、連続することで増えていく「今日の挑戦」のボーナスなど多彩な要素が目白押しだ。そして今後もさらなる要素が追加されていく。
「RDO」はMMORPGのようにレベル差でアクセスできるコンテンツの制限はないし、早い時期で基本的な武器は揃うため戦力の差も少ない。PKシステムも改善されいきなり撃たれることも減った。この機会に、ぜひ「RDO」に飛び込み、TwitterなどSNSなども活用し仲間を作って楽しんで欲しい。楽しみに満ちた無法の荒野はまだまだ広がっていくのだ。
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