インタビュー
「ECO」、「なんでもECO!ザ・ワールド」を期間限定オープン
期間限定のクエストが復活! 最強ダンジョンをどう攻略するか
(2013/7/25 00:00)
期間限定のクエストが復活! 最強ダンジョンをどう攻略するか
「なんでもECO!ザ・ワールド」の2つめの柱である「コンテンツの最大化」では、過去に実装された「通年イベント」に挑戦できる。「ECO」では1年を通じてプレイできる通年イベントと言う連続クエストがあり、キャラクター達とのドラマを楽しむことができる。
しかし年が変わり、新しい通年イベントが始まってしまうと、過去の通年イベントが体験できない。「なんでもECO!ザ・ワールド」では通常ワールドではもう体験できない、昨年と一昨年の通年イベントを体験できるのだ。
2011年に開催された通年イベントは“守護魔”という不思議な力を持った存在達とのふれあいを楽しめる「ヒトトセのフシギなたまご」。2012年はモンスターが人の心と姿を得た存在“アルマ”と冒険する「アルマたちと絆の樹」となっていた。
どちらも一緒に冒険するキャラクターが登場するクエストとなっていた。通常ワールドではこの存在はECOくじで入手した人しか引き連れることができなかった。しかし、「なんでもECO!ザ・ワールド」の場合はイベント開始時に入手でき、キャラクターを連れ歩ける。連れ歩くとNPCの反応が変化する場合がある。NPCキャラクターの反応も通年ワールドの大きな楽しみだ。
現在通常ワールドでは2013年の通年イベント「イリスと記憶の書架」が進行中だ。「なんでもECO!ザ・ワールド」では7月分の七の物語まで進めることができ、最新話が通常ワールドで楽しめる。通常ワールドでのおさらいをするという意味で挑戦するのもいいかもしれない。
そして3本目の柱である「非日常であり特別な体験」として特別なダンジョンが実装される。13のダンジョンが用意されており、それぞれ難易度が異なる。ここではLV110の三次職クロニクルジョブの戦闘力をたっぷり試すことができる。
ダンジョンは「大陸の洞窟」、「ノーザンダンジョン」、「D-氷結の坑道」など既存のものだが、バランスは大きく異なり、三次職クロニクルジョブ向けとなっている。強力なキャラクターの様々なスキルを試すだけでなく、パーティーでの連携が必要な手応えのあるダンジョンもある。こちらはアクロポリスシティのNPCに話しかけるだけでテレポートできる。
ダンジョンに挑戦しモンスターを倒すと「奇跡のかけら」というアイテムが入手できる。このアイテムの総数に応じて、後日通常ワールドに恩恵がもたらされるという。プレーヤー達が協力することで世界が変わるというのは、「ECO」らしいギミックだ。
このダンジョンでの最も難しいものは、1体のボスしかいないがこれが非常に強敵だという。周囲のキャラクターの体力を回復するドレイン能力や、被ダメージを記憶してを反射する「ダメージチャージ」といったスキルを使う。HPが高いボスなので手強いスキルとなりそうだ。13のダンジョンは全て入場者を制限しない通常のフィールドと同じものであり、複数のパーティーでの挑戦が可能になっている。
榊田氏はダンジョンに関して、「今の一番強いプレーヤーキャラクターがどこまで戦えるかを試してもらいたいと思います。腕に覚えのある人達に挑戦してもらいたいです」と語った。寺田氏は「何パーティーでも入れるので、強い人に憑依するなどで“観戦”することも可能です。ぜひ色々な戦いを試してみてください」とコメントした。「ECO」では月に1度ニコニコ生放送で「ハートフルTV えこにゅ~」という番組を放送しており、こちらでも「なんでもECO!ザ・ワールド」を取り上げていくという。
榊田氏は「今回の期間限定ワールドは“いきなりゴール”という印象を持たれるかもしれませんが、決してそうではなくECOの大きな魅力の様々な部分を体験してもらいたいと思います。初心者の方にも試してもらってゲーム内の“目標”にしてもらえればと。また普段は4つのワールドに分かれているユーザーさんも、ここでは集まれます。みんなで遊んでいただきたいです」と語った。
3本の柱をテーマに、「ECO」は「なんでもECO!ザ・ワールド」以外にも様々な施策を行っている。6月より実施している武蔵の国の妖精「にしこくん」や、アクワイアのPlayStation Vita用ダークスタイリッシュRPG「MIND≒0(マインド/ゼロ)」とのコラボレーションは、「キャラクタープロモーション」に注力したものだ。今後の注目としてはさらなる上の段階として「デュアルジョブ」という要素も用意されている。このように夏から冬にかけては様々な施策を計画しており、今後発表していく予定だ。
ユーザーへのメッセージとして榊田氏は「これから『ECO』は様々なことをやっていきます。今回のワールドは既存ユーザーの方も初心者の方も気軽に遊んでもらいたいと思って準備しました。ちょっと今はおやすみしているユーザーさんにも久しぶりに遊んでもらいたいと思います。僕らも普通に遊んでいますので、夏の思い出作りとしてぜひ参加してください」。
寺田氏は「夏はみんなでお祭り騒ぎをしたいです。『ECO』の楽しさをピンポイントで誰でも楽しめると思います。現在のユーザーさんも“知ってるつもりになっていた”ということで新しい発見があると思います。お友達を誘って遊んでみてください」と語った。