インタビュー

「ラグナロクオンライン」、「影狼」&「朧」アップデートレポート

モンスターストーリー、エンドレスタワーなど、「Breidablik」コンテンツがさらに充実!

モンスターストーリー、エンドレスタワーなど、「Breidablik」コンテンツがさらに充実!

「Breidablik」では移動方法や、移動期間の利用料金が通常ワールドとは異なる
次々とフロアに挑戦していく「エンドレスタワー」
モンスター達のストーリーが描かれる「モンスターサイドストーリーズ」
高度な機械技術を持つ「シュバルツバルド共和国」の首都「ジュノー」

 10年の「RO」の歴史を6カ月で再現しようという「Breidablik」プロジェクトでは、7月23日より、フェイズ3にアップデートし、さらなる地域の拡張が行なわれる。今回は「Tower & Stories」というテーマを持ってコンテンツが実装される。

 ストーリー方面では、「モンスターサイドストーリーズ」という連続クエストが導入される。普段は倒すべき存在であるモンスターのショートストーリーが体験できるクエストで、最初のストーリーはマミー。マミーが人間世界に興味を持ち、人里に降りてくる。プレーヤーはマミーと共に世界を回っていくこととなる。次はコボルドで、群れのリーダーになりたいという野心を持っていて、プレーヤーがこれを応援することとなる。こういったストーリーが毎週2話ずつ追加され、全6話+最終話という形で実装される。

 さらに「ヘリオン」という長編クエストがある。ある人物が隠した「呪われた宝石」を封印するために、プレーヤーはその行方を捜していく。各街にある石版にヒントが隠されていて、色々な街を巡って調査を進めていく。中級者向けのクエストになる。

 新地域としては、現実の国をモチーフとした「グローバルマップ」が実装される。台湾をモチーフとした「コンロン」、ロシアをモチーフとした「モスコビア」、中国をモチーフとした「龍之城」が実装される。モスコビアでは2つのクエストがすすめられ、うち1つをクリアするとモスコビアダンジョンに入れるようになる。この3つの街はアルベルタから向かうことができる。

 タワーというのは次々とフロアに挑戦していく「エンドレスタワー」の実装となる。最大1パーティー12人で挑戦できるコンテンツで、今回は25階まで実装される。エンドレスタワーの目玉は5階ごとに現われる強力な「MVPモンスター」の登場にある。通常ワールドでは様々な場所に登場するMVPモンスターだが、現在の「Breidablik」ではこのエンドレスタワーでしか会うことができない。

 キャラクターの強さ的にかなり厳しい戦いになるが、「RO」ベテランプレーヤーの知識を活かせば撃破は可能だという。中村氏はモンクとセージが鍵になるという。12人をどう構成するか、「RO」ならではの戦いが追求できる。「Breidablik」ではエンドレスタワーを含めるメモリアルダンジョンはすべてデスペナルティはなしにしているので、ぜひ挑戦して欲しいと中村氏は語った。

 さらに、本アップデートより新たにゲームを始める人や、2~3人目のキャラクター育成を始めたい人に、序盤~中盤のモンスターの経験値を増加させて、育成スピードを3~5倍ほど早くするそうだ。Breidablikでは特定のレベル帯により多くのキャラクターを集中させ、パーティーを組みやすくする狙いがあるという。

 今回のアップデートでは「シュバルツバルド共和国」が実装される。これまでの「ルーンミッドガッツ王国」とは異なる国が登場した。この後、「アルナベルツ教国」が実装されることで3つの国を舞台とした壮大なストーリーが展開していくこととなる。3つの国それぞれの違いにより、「RO」の世界がよりはっきりとプレーヤーに提示されていく。これらの要素は9月頃の実装を予定しているという。

 ちなみに「Breidablik」では現在もカプラ職員による転送サービスを実装せず、アコライトのスキル「ワープポータル」でセーブできる場所が通常ワールドより多いことから、「ワープポータル」が異なる街に行くメジャーな方法となっている。転送を生業とするプレーヤーも増え、“文化”として定着しているという。移動方法として飛行船があるが、このサービスも最低限にしていくという。遠くに行くときにプレーヤー間の交流が生まれるという方向性は今後も継続していくという。

 古参プレーヤーでもある中村氏によれば、今回のシュバルツバルド共和国やグローバルマップによる街が追加された時期は、実際の「RO」では、“2-2次職”が実装された頃だという。「RO」では2次職は2回にわけて実装された。ソードマンからナイトだけでなく、防御が強いクルセイダーに転職ができるようになるなど、2次職に“幅”が生まれるようになった。転職を希望するプレーヤーの混み具合も記憶に残っているとのこと。

 ちょうどこの頃は攻城戦が始まってすぐの時期で、2-2次職により、これまで活躍できた職業が妨害されてしまったり、バランスががらりと変わったのが特に印象に残っているという。「Breidablik」では2次職は一気に全て実装され、攻城戦も入っていないので状況はかなり違うが、今回実装された地域を歩くプレーヤーにとって“当時の「RO」”を思い出す人も多いのではないだろうか。

 中村氏は最後に「無料で遊べる『Breidablik』では、毎月大きなアップデートが行なわれますが、通常ワールドでの影狼・朧の実装は、それ以上に大きなアップデートとなります。今回は、初の試みとして影狼と朧が無料で楽しめるワールドを用意しますので、忍者が存在しない『Breidablik』でお楽しみいただいている方も、無料で新職業の魅力が味わえます。どんな方向からも楽しめるものをたくさん用意しておりますので、この中でひとつでも、心に響くものがあればぜひ試していただきたいと思います」とユーザーに向けてメッセージを語った。

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(勝田哲也)