インタビュー
アニメ「ガンゲイル・オンライン II」放送直前! レン役・楠木さん&ピト役・日笠さんメールインタビュー
「戦略や裏切りなど斜め上をいくストーリーにただただ溺れてください」
2024年10月4日 00:00
- 【ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン II】
- 放送開始日:10月4日より毎週金曜24時~
- 放送局:TOKYO MXほか
- 最速配信:ABEMA 独占地上波同時
いよいよ本日10月4日24時よりアニメ『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン II』が放送開始となる。本作の魅力は硝煙漂う硬派な世界で繰り広げられガンアクション。2018年に第1期が放送され、約6年の時を経て今回第2期が放送される。
本作は「ソードアート・オンライン」シリーズの外伝作品として原作を時雨沢恵一氏が、キャラクター原案を黒星紅白氏が務める同名ライトノベルを原作としたアニメ。銃弾飛び交うVRMMO「ガンゲイル・オンライン(GGO)」を舞台に、可愛らしくも猛々しい主人公・レン(CV:楠木ともりさん)と、自分のやりたいことに周囲を巻き込んでいく謎多き美女・ピトフーイ(CV:日笠陽子さん)の物語が描かれている。
今回は放送を前に、第1期から引き続き2人を演じる楠木ともりさんと日笠陽子さんにメールインタビューを実施。作品の見所やお二人が演じるレンとピトフーイの魅力などを伺うことができたので、その内容をお伝えする。
舞台は、鉛弾が飛び交い硝煙けぶるVRMMO(仮想現実大規模多人数同時参加型オンラインゲーム)《ガンゲイル・オンライン》。長身がコンプレックスで、小さなもう一人の自分を手に入れるためにVRゲーム空間へ降り立った小比類巻香蓮こと《レン》が愛銃《P90》を携え、チーム対抗デスマッチ《スクワッド・ジャム》へと挑む。
突如アナウンスされた新たなチーム対抗デスマッチ大会に、レン、エム、フカ次郎、ピトフーイの最強チーム《LPFM》が参戦する。優勝候補筆頭と目される彼らを待ち受けるのは、“時間経過とともに海へ沈むフィールド“ “MAP中央に潜む【UNKNOWN】エリア“ “無名チームの結託” という過酷な状況だった。さらに、全プレイヤーに驚愕の特別ルールが告げられる――
キャラクター紹介
レン
荒廃した銃器世界で、ピンクの小さい女の子が暴れ回り戦いまくる!
――「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインII」の6年ぶりの2期がスタートする本作の見どころを1つ教えてください。
楠木さん:荒廃した銃器世界で、ピンクの小さい女の子が暴れ回り戦いまくる! 緊迫した雰囲気なのに会話がコントみたいで面白い! というギャップだらけの世界観がそもそもの魅力かと思いますが、《サード・スクワッド・ジャム》は新ルールの追加などで、戦略がとても大切になってきます。それぞれが何を考えているか読めないのが第二期のドキドキするポイントだと思います!
日笠さん:6年の時を感じさせないくらい、GGOの世界に引き込まれます。
新たにできたレンやピトとの関係性、近ければ近いほど油断ができない距離感にいるがゆえの緊張感をアニメ本編で感じてください!
――ご自身が演じているキャラクターについて、それぞれどのようなキャラクターだと捉えていますか。
楠木さん:可愛らしさと真面目さと狂人っぷりを併せ持つ悪魔だと思います
もちろん可愛さが一番手前に大きくありますが、香蓮としての真面目さは戦い方に表れているし、その真面目さ故に、場合によってはネジが飛んでしまうんだろうなという印象です。
日笠さん:戦闘狂、愉快犯。ただそれだけではない彼女の中に存在する幼少期の記憶や葛藤をいつも持て余しているかんじ。死への憧れは、生への憧れとほぼ同義語だと思っているので、いつでもどちらでもいられるように一本の細い綱を渡っている感覚です。
――ご自信のキャラクターを演じるにあたり、2期のアフレコがスタートする際に意識したことはありますか。
楠木さん:素直に演技することを念頭においています。6年前は演技における引き出しがとても少なく、わからないなりに必死に食らいついていた部分があり、それがニュアンスとしてレンにハマっていたのかもしれないなと感じていました。今はいろいろなことを考えられるようになった分、そのニュアンスは意識しないと出しづらいものになっているので、一番意識しないといけないのは素直さだと思って演じています。
日笠さん:第1期ラストの《セカンド・スクワッド・ジャム》の割とすぐあとの話ということもあり、前作を見返し、ピトってこの感覚で演じているので合っているかな?と自分に問いかけてみました。前作は私が根底からピトを理解するに到達していなかったのではないかという自問自答や不安があったのですが、今はピトを全く恐れていないし、むしろ「ピト、もっと必死じゃないと私があんたを置いていくよ?」くらいの感覚で演じられています。
――改めて1期で最も印象的だったシーンや思い入れのあるシーンを1つ教えてください。
楠木さん:どのシーンも印象的ではありますが、2回目のP90を買った後のレンの歌?が大変だったのが強く記憶に残っています(笑)。セリフに「〜♪」の表記がついていたのですが、特に音源は送られてきていなくて「これはどうすればいいんですか?」と聞いたところ「とりあえずやってみて」とのことで……(笑)。当時初めての経験だったので、変な緊張とプレッシャーがありました。
日笠さん:ピトが魔王を歌うシーン。狂気以外のなにものでもなかったと思うし、エルザが幼少期に聴いていたであろうクラシックで魔王を選んでいるあたりが、本当にピトフーイだと感じます。
――楠木さんから見たピト、日笠さんから見たレンというお互いのキャラクターへの印象を教えて下さい。
楠木さん:“戦闘狂”という言葉が一番しっくりくるキャラクターではありますが、どこか繊細さもあるんだろうなと思っています。死で生を実感するとか、図太い人はあまり考えない気がしますし。おかしい人ではあるけど常識もあるといえばあるし、姉御肌なところもあるし……どこか憎めない狂人だと思います。できれば味方でいてほしいです。
日笠さん:可愛くて大好きで、この世界の中で自分と同一のものをもっているかもしれないという興味と憧れ、そして同時に、自身が飲み込まれるほどの恐ろしい何かが奥底にあるかもしれないという恐怖がある存在。ある意味で得体の知れないなにかなのだと思います。
――「GGO」といえば様々な銃器が出ていますが、作品の中で気に入っている銃はありますか。
楠木さん:フカが使ってるグレポンです。以前サバゲー企画の時に打たせていただいたこともあったのですが、派手で変わってて、音が可愛いのも好きです。
日笠さん:「GGO」というガンの世界線で、ピトが使うフォトンソードが好きなのです。銃じゃなくてすみません!
――ご自身が演じるキャラクターも含め、最も好きなキャラクターは誰ですか。
楠木さん:チームを組むならとか、活躍とか、評価軸で色々変わってしまうのですが、単純に好きな気持ちで言うとZEMALのメンバーです。純粋にゲームとマシンガンを楽しんでいて、見ているだけでこちらが嬉しくなってしまうヒャッハーぶりを発揮してくれます。
日笠さん:ボス。私が朝井ちゃんを好きなのもありますが、彼女自身の天然さと可愛さが存分に発揮されて、魅力がアップしているなと思います。ボスの真っ直ぐさや正義感もそのまんまですよね。
――放送を心待ちにしているファンの方に向けて一言コメントをお願いいたします。
楠木さん:6年ぶりに「GGO」が帰ってきます! 楽しみにお待ちいただいていた方、本当にお待たせいたしました……! そしてありがとうございます。第1期をまだ見ていない方も、是非この機会に「GGO」やレンちゃんの魅力にハマっていただければと思います。よろしくお願いいたします!
日笠さん:6年の時を感じさせないくらい「GGO」の世界に引き込んでみせます。1期の時に感じた熱はそのままに、さらに戦略や裏切りなど斜め上をいくストーリーにただただ溺れてください。新たにできたレンやピトとの関係性、近ければ近いほど油断ができない距離感にいるがゆえの緊張感をアニメ本編で感じられると思いますので、お楽しみに!
(C)2023 時雨沢恵一/KADOKAWA/GGO2 Project