【特集】

「CoD: BO7」最大4人のCO-OPキャンペーン! プレビューイベントレポート

壁ジャンプ追加&スライディング中などのADSが不可に

【Call of Duty: Black Ops 7】
11月14日 発売予定
価格:
通常版 9,800円
秘蔵版 13,200円

 TreyarchとRaven Softwareによる「Call of Duty」シリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops 7」の概要がメディア向けプレビューイベントにて公開された。

 本作は「Call of Duty: Black Ops」(以下「BO」)シリーズの新作。11月14日に発売予定で、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steamにて展開される。

 キャンペーンの舞台は、2012年に発売された「Call of Duty: Black Ops II」の続きとなる近未来の2035年。ハイテク機器を駆使して世界の危機に立ち向かっていくこととなる。

 また、クリア後にはエンドコンテンツとして広大なマップで戦うPVEモード「エンドゲーム」も実装予定。マルチプレイ・ゾンビモードだけでなくキャンペーンも骨太な仕上がりとなっている。

【Call of Duty: Black Ops 7 | 公式ティーザー】

 本稿では、プレビューイベントにて公開された最新情報についてまとめて紹介していく。

「BOII」から10年後が舞台! シリーズ初の1~4人協力プレイ可能なキャンペーンについて

 まず紹介するのはキャンペーンについて。キャンペーンの舞台は、前述した通り「Call of Duty: Black Ops II」から10年後となる2035年の近未来。高くジャンプするオーグメンテーションやシールドを展開できるなど、ハイテク機器を用いて世界の危機に立ち向かうこととなる。

「Guild」の文字がデザインされた人型ロボット。自立戦闘するロボットを実戦に投入するぐらいハイテクだ

 主人公となるのはIT企業「The Guild」所属の部隊「スペクター1」。チームメンバーは、デイビッド・メイソン、マイク・ハーパー、エリック・サミュエルズ、レイラニ・トゥプオラの4人。本作ではソロだけでなく1~4人での協力プレイが可能となっており、キャンペーンモード本編ではそれぞれのキャラクターを操作して共に戦える。なお、「BOII」からラウル・メネンデスが再登場するだけでなく、「BO6」のキャラクターも登場する。

「スペクター1」の面々
デイビッド・“セクション”・メイソン
マイク・ハーパー
IT企業「The Guild」のCEO エマ・ケイガン

 さらに、キャンペーンの後には脱出シューター形式のPVEモード「エンドゲーム」も用意されている。エンドゲームの舞台は、キャンペーン全体に影響を与える秘密が眠る広大な都市「アヴァロン」。キャンペーンで使用した全ての能力や武器などをカスタムしてオープンワールドで戦える。

13の新マップ+3つの「BOII」マップが実装! マルチプレイヤーについて

 ここからはマルチプレイについて紹介する。マルチプレイのマップは、発売時には16個のマップが登場。13個の新マップだけでなく、「BOII」から3個のマップが復活する。

 さらに、新モード「スカーミッシュ」が実装。同モードは、スクワッドに分割された20vs20のモードで、ウィングスーツやグラップリングフックといった新アビリティを使ったハイペースな戦闘を楽しめる。

オムニムーブメントも進化! 壁ジャンプもできる操作感やUIなどゲームプレイについて

 次はゲームプレイについて。本作では「BO6」から続くオムニムーブメントがさらに進化し、ウォールジャンプ機能が新たに追加される。ウォールジャンプは字義通り壁を蹴ってジャンプする動きで、「BO6」よりも立体的な戦いになる。

 一方で、スライディング中、ダイビング中、ウォールジャンプ中にADSができなくなっているほか、タクティカルスプリントについてはPERKを装備しなければできなくなっている。

 また、UIについては各種ウィジェットが拡張現実のようなデザインになっていてプレイの没入感が高められている。さらに、映像表現を進化させたことによって、より多くの爆発表現や戦闘が進むにつれて移り変わる雪や霧の表現など、戦場のリアルな演出が強化されている。

タクティカルな動きとウォールジャンプなどのアグレッシブな動きどちらも楽しめる

武器カスタムをフレンド/他プレイヤーと共有! 武器やロードアウトについて

 ここからは武器やロードアウト、キルストリークなどについてみていく。本作では、発売時に全30個の武器が実装予定。その中には「M8A1」といった「BOII」から武器の要素を引き継いでいる武器が14個用意されている。加えて、武器プレステージでは武器の使用感を大きく変える専用アタッチメントも解除される模様だ。なお、ロードアウトについては、ストリーマーや友達のロードアウトを手軽に再現できるように、「ビルドコード」をシェアすることで共有できるようになっている。

 また、PERKシステムをはじめロードアウトにも手が加えられている。PERKは同じ色を2つ装備することでボーナス効果が発揮されるのに加え、スコアストリークの代わりにパークを獲得することもできる。スコアストリークの代わりにパークを獲得する場合、最大1,200ポイントを獲得すると全部で6つのパークを使って戦うこともできるので、プレイヤーそれぞれに合ったロードアウトを組む楽しさが深まっている。

 さらに、リーサル&タクティカル装備やスコアストリーク、フィールドアップグレードを強化できる新システム「オーバークロック」も追加。それぞれ使用するごとに強化される。

 スコアストリークには、「BO」シリーズお馴染みのラジコン爆弾「RC-XD」のほか自立戦闘可能な四脚ロボットや壁越しに敵を狙撃できるスナイパーライフル、着弾時にブレードが展開するミサイル、従来のK9ユニットのように敵を自動で見つけて攻撃する小型ロボットや重武装人型ロボットに、ガンシップなどが用意されている。

四脚ロボットと一緒に戦える

ワンダービークルに乗って生き残れ! ゾンビモードについて

 最後にゾンビモードについて紹介していく。本作のゾンビモードは過去最大級マップで繰り広げられるラウンドベースのPVEモード。「BO6」のゾンビモードの続きが描かれており、「BO6」のキャラクターだけでなく、リヒトーフェン、ニコライ、武雄、デンプシーといった過去作のキャラクターも登場する。

 過去最大級ではあるものの、乗り物「ワンダービークル」に乗って戦えるようになっており、ロケーションからロケーションへと移動できる。なお、従来よりも明確にルートを意識したデザインとなっているため、前作のように多数のルートからダウンした味方の元に駆けつけたりするのが難しくなっている模様だ。

続報が楽しみ! オープンベータも実施予定

 ここまで紹介してきた要素以外にも、本作では「BO」シリーズお馴染みのミニゲーム「Dead Ops Arcade」新バージョン「Dead Ops Arcade 4」も実装される。

 また、10月初旬にはオープンベータテストが実施予定となっている。先行予約をした人とGame Passプランに加入している人は先行プレイとして10月3日からプレイできる。

 多数の新情報が公開されたものの、まだ公開されていない情報もあるだろう。今後の続報に期待したい。