【特集】

「ライザ」「着せ恋」「ゆるゆり」ほかオススメアニメ水着回! 残暑を乗り切る健全な肉体美【夏休み特集】

 今年も暑かった夏が段々と涼しくなってきている。とはいえ、まだ水着シーズンは終わりではない。そこで今回はシーズンが終わる前に筆者オススメのアニメから水着回をピックアップして紹介していく。

 「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」を筆頭に、「その着せ替え人形は恋をする」や「ゆるゆり」、「私に天使が舞い降りた!」と「ひだまりスケッチ×ハニカム」を合わせた全5作品から、可愛らしいうえに、お風呂シーンと違い100%健全な肉体美をピックアップしていく。願わくば残暑を彼女達の水着を見て乗り切ってほしい。

 なお、今回紹介するアニメはいずれもAmazon Pime Videoにて視聴できる。手軽に見れるのもオススメしたいポイントだ。


「その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をする」日常生活を送る部屋で、採寸のために水着姿を披露してくれるギャップがたまらない

キービジュアル

作品紹介

 原作は、スクウェア・エニックスの「ヤングガンガン」にて、2018年から連載中の福田晋一氏による同名マンガ。雛人形の頭部を制作する“頭師”という珍しい職業が取り上げられており、この作品でそういった仕事を知ったという人もいるのではないだろうか。

 主人公の五条新菜(わかな)は、頭師である祖父の影響を受けて、雛人形制作を趣味とする高校1年生の男子。学校で、偶然に出会ったギャル・喜多川海夢の熱意に打たれてコスプレ衣装を作ることになり、次第に彼女と仲良くなっていく過程が描かれる。最初は恥ずかしさをみじんも見せていなかった海夢も、新菜にとって特別な意味を持つ「奇麗」と言われてから、彼を少しずつ意識するようになっていく。アニメは、TOKYO MXやBS11などで2022年1月から3月まで放映されたほか、各種配信サービス以外にも現在BS11にて再放送中だ。

ストーリー

 雛人形の顔を作る頭師という職業を営む祖父と一緒に暮らす五条新菜は、その影響を受けて幼い頃から頭師を目指していた。そのため、同世代となかなか打ち解けないままに高校生となったある日、学校で雛人形用の衣装を作っていたところを、偶然にもクラスの陽キャ・喜多川海夢に見られてしまう。その腕前に感心した海夢は、コスプレ衣装を作って欲しいと熱心に新菜に頼み込む。本来なら交わるはずのなかった二人の世界が、ここから動き出す……。

【イントロダクション】

雛人形の顔を作る、 「頭師(かしらし)」を目指す男子高校生・ 五条 新菜。
真面目で雛人形作りに一途な反面、同世代の流行には疎く、
中々クラスに馴染めずにいる。
そんな新菜にとって、いつもクラスの輪の中心にいる
人気者・ 喜多川 海夢(まりん)はまるで別世界の住人。
けれどある日、思わぬことをきっかけに、
海夢と秘密を共有することになって……!?
決して交わるはずのなかった2人の世界が、動き出す――!

キャラクター紹介

【五条新菜】

 本作主人公で、高校1年生にして身長185cmと大柄。被服実習室で作業をしていたときに海夢と出会い、彼女のコスプレ衣装やメイクなどを手がけるようになっていく。真面目を絵に描いたような性格で、そのために無理をしてしまうこともしばしば。恋愛には非常にウブで、海夢からの好意には気づいていない。CVは、石毛翔弥さん。

【喜多川海夢】

 新菜と同じく高校1年生で、読者モデルも務める陽キャギャル。明るく裏表の無い性格をしており、他人を気遣える優しさも持つ。思い立ったら即実行するタイプだが、それ故に大雑把なところもアリ。オタク趣味持ちで、コスプレは究極の愛と言ってはばからない。CVは、直田姫奈さん。

水着回:第2話「さっそく、しよっか?」

【あらすじ】

 海夢から、美少女ゲーム「聖×ヌルヌル女学園 お嬢様は破廉恥倶楽部 ハレンチミラクルライフII」に登場するキャラクター、黒江雫のコスチュームを作って欲しいと頼まれた新菜。そこで聞かされた「好きなものに男とか女とかって関係なくない?」の一言に感動し、衣装製作を引き受けることに。採寸から取りかかる約束をするものの、その日が待ちきれない海夢は五条家をネットで検索して、アポを取った日よりも前にやってきてしまう。

 採寸のためにとはいえ、新菜の目の前で躊躇せず服を脱いで、あらかじめ中に着てきた水着になる海夢。水着といえば当然ながら通常は水場で着るものだ。しかし、日常を過ごす部屋で見る水着姿というのは、不思議とテンションが上がるもの。そのギャップと、海夢のスタイルの良さに見惚れて欲しい。

企画「そのドッドッドッボタンは止まらない」第2話「さっそく、しよっか?」配布壁紙
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「ゆるゆり」ゆる~く水着シーンを堪能!ゆる~い百合が楽しめる

OVA「ゆるゆり、」キービジュアル

作品紹介

 一迅社刊・コミック百合姫Sにて2008年に連載が始まり、現在はコミック百合姫に移籍して連載が続いているなもり氏が描くマンガ「ゆるゆり」を原作としたアニメ。

 学校の使われていない茶室に集まり、「ごらく部」の活動を行なう個性豊かな4人の女子中学生を中心とした、日常もの時々百合な物語が展開されていく。彼女たちは“サザエさん方式”で年を取らないので卒業することもなく、込み入ったり深刻なエピソードが起きることも無いため、のんびり見られるのも特徴の一つだ。

 アニメは、2011年7月から9月まで1期「ゆるゆり」が、翌年2012年7月より9月まで2期「ゆるゆり♪♪」が、それぞれ放映された。その4年後となる2015年には、OVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」と特別編「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」もテレビ放送され、同年10月から3期目となる「ゆるゆり さん☆ハイ!」が12月までそれぞれ放映された。

 「マリア様がみてる」などに端を発する百合要素が少々入るものの、基本的にはいわゆる日常系と呼ばれるジャンル。ほとんどは、友達の延長線上でのいちゃつきで完結するが、稀にキスシーンなども見られるので、そういうエピソードは気合を入れて視聴したい。

ストーリー紹介

私立七森中学校で、特に明確な活動内容も無い「ごらく部」に所属する4人の生徒と、何かと彼女たちに絡むことになってしまう生徒会の4人。そんな8人が中心になって繰り広げる、何かあるようで何も無い、平凡な日々がまったりと描かれる物語。

【イントロダクション】

旧・茶道部の部室を不法占拠して
勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。
それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。
愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。

キャラクター紹介

【赤座あかり】

 本作の主人公……だが、初期の頃はその座が危うかった人物。七森中の1年生で根はとてもとても良い子だが、物語が進むにつれて“存在感が薄い”という立ち位置を確保してしまう。画面でも見切れたり、他のキャラに重なって隠れてしまったりと、可哀想なことが多い子。CVは、三上枝織さん。

【歳納京子】

 あかり、結衣の幼馴染み3人組の一人。結衣と同じく14歳で中学2年生。さまざまな騒ぎの原因だったり、いついかなる時でもボケを忘れないなど、あかりとは対照的に活躍が目立つ。コミックス2巻で取り上げられたゆるゆりキャラ人気投票結果発表では、堂々の1位を獲得。CVは、大坪由佳さん。

【船見結衣】

 京子とは腐れ縁の、しっかりもので頼れるお姉さん系キャラ。親戚のおじさんが大家さんを務めるマンションで、一人暮らしをしている。運動神経抜群でスタイルも良いが、恥ずかしがり屋。京子のボケをすべて拾うツッコミ役で、浮かれると無意識にスキップしてしまうクセがある。CVは、津田美波さん。

【吉川ちなつ】

 茶道部に入るべく茶室を訪ねたところ、そこで活動していたごらく部の京子に説得され、何となく4人目の部員になってしまう。結衣のことが大大大好きだが、一緒に寝た時でも一線を越えることはなかった。劇中劇「魔女っ娘ミラクるん」のミラクるん激似キャラで、そのツインテールはあらゆるものを吸い込むらしい。CVは、大久保瑠美さん。

水着回:第4話 「夏の大収穫祭」

【あらすじ】

夏。駅前には短冊を飾れる笹が置かれ、ごらく部の4人も思い思いの願い事を書くことになる。あかりの書いた短冊は、不幸なことに風で飛ばされてしまい……。そして期末テストも終わり、迎えた夏休み。ごらく部と生徒会のメンバーは、海へと出かけることに。昼間は海で泳いだり水遊びを堪能し、夜は花火で最高に盛り上がるひとときを過ごす。

 水着回となる第4話 「夏の大収穫祭」では、おムネのないキャラはスクール水着を、そうじゃない人はオシャレな水着を着ているシーンを拝むことができるだけでなく、前半では結衣とちなつのキスシーンもアリと、まさに夏の大収穫祭というサブタイに相応しい内容となっている。スクール水着組はあかり、ちなつ、櫻子、千歳の4人だが、時々1人増えているシーンもあるので、それを探すのも面白いかもしれない。

第4話 「夏の大収穫祭」場面カット
Amazon Prime Videoで視聴


「私に天使が舞い降りた!」。原作でも数少ない水着シーンをアニメで見ることができる嬉しさ

作品紹介

 「私に天使が舞い降りた!」は、一迅社から刊行されている雑誌「コミック百合姫」にて、椋木ななつ氏により2017年1月号から連載されている4コママンガが原作のアニメ。大学1年生になったばかりの星野みやこが、小学5年生の妹が連れてきたクラスメイト・白咲花に一目惚れしてしまうところから物語が始まる。花と仲良くなりたいみやこと、花をはじめとした女子小学生たちと繰り広げられるスケッチコメディだ。

 アニメは2019年1月から3月までTOKYO MXやBS11などで放映されたほか、2022年10月には映画「私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ」も上映されるなど、盛り上がりを見せた。基本的には花たち小学生の日常が描かれているので、ほのぼのとした感じで楽しむことができる。心が疲れた時などには、一服の清涼剤となるだろう。

ストーリー

 大学生になった星野みやこはある日、妹のひなたが連れてきた友達の花に一目惚れしてしまう。彼女と仲良くなるべく、花の大好きなお菓子を作ってもてなしたり、その見返りとしてコスプレをしてもらうなどして、次第に距離を縮めていくみやこ。そんななか、隣に引っ越してきたひなたのクラスメイト・姫坂乃愛なども交えて一緒に行動するようになり、激しい人見知りだったみやこも少しずつ変わっていく。

【イントロダクション】

オタクで、人見知りな女子大生みやこが出会ったのは、まさに天使な小学生!?
妹が新しく連れてきた友だちの花ちゃんを見た瞬間、ドキドキが止まらなくなってしまったみやこ!!
どうにか仲良くなろうと奮闘するのだが……。
超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー、開幕♪

キャラクター紹介

【星野みやこ】

 コスプレ衣装製作が趣味の、極度の人見知りでコミュ障大学生。妹のひなたが連れてきたクラスメイトにも最初はオドオドしていたが、次第に打ち解けていく。お菓子作りも得意で、お店で売っている市販品より美味しいものを作るほどの腕前。CVは、上田麗奈さん。

【星野ひなた】

 みやこの妹で、小学5年生。みやこのことを小さい時から「みゃー姉」と呼んで慕う、超お姉ちゃん子。そのベッタリぶりは、今でも一緒にお風呂に入ったり寝たりするほど。誰とでもすぐに仲良くなれ、思ったこともストレートに言う。その竹を割ったような性格が、乃愛から好かれている。CVは長江里加さん。

【白咲花】

 ひなたのクラスメイトで、お菓子が大好き。みやこの作ったお菓子を食べさせてもらう代わりにコスプレや写真撮影に嫌々ながらも応じていたが、次第に仲良くなっていく。非常に不器用で、家庭科の調理実習では分量を間違えたり、折り紙を折ればグチャグチャにしてしまうほど。CVは、指出毬亜さん。

【姫坂乃愛】

 星野家の隣に引っ越してきた、ひなたのクラスメイト。自分大好きなハーフの女の子で、自身が世界一可愛いと思っている。性格は明るくて基本的には人当たりが良いが、腹黒い一面も。男前な言動を見せるひなたに好意を寄せていて、二人で一緒に寝たり、お揃いの服を買って出かけたりすることも。CVは、鬼頭明里さん。

水着回:第4話「ちょっとお話よろしいですか?」

【あらすじ】

 夏になり、海やプールに行きたいという乃愛。しかし人見知りなみやこがいるのでそれは叶わず、自宅の庭にビニールプールを出して遊ぶことになったひなた、花、乃愛の3人。そこで、みやこはスクール水着があまり好きでは無いという事実を知った乃愛は、今日こそ自分が一番可愛いという称号をもらえるのではと考え、みやこに積極的にアピールしていくのだが……。

 ひなたは濡れても良い私服、乃愛は小学生にしては背伸びしているオシャレな水着、そして花はスクール水着と、三者三様の格好を見せてくれる。途中、みやこがスクール水着が苦手なことが判明すると、花はスクール水着の上にパーカーを着てくれるので、これまた一味違う水着シーンを堪能することができるだろう。

第4話「ちょっとお話よろしいですか?」場面カット
Amazon Prime Videoで視聴


「ひだまりスケッチ」高校の美術科に通う女の子たち。なんてことのない日常での水着姿が見られる

「ひだまりスケッチ×ハニカム」のキービジュアル

作品紹介

 「ひだまりスケッチ」は、2004年4月号から、芳文社より刊行されている「まんがタイムきららキャラット」にて連載されているマンガを原作としたアニメシリーズ。元が4コママンガなので、いくつかのエピソードを繋げて1つの物語にしたり、オリジナル要素が入っている回もある。美術科のある私立やまぶき高校に入学したゆのを中心として、周りの人たちとの学校や日常生活での話が描かれていく。

 アニメは、1期「ひだまりスケッチ」が2007年1月から3月まで、2期「ひだまりスケッチ×365」が2008年7月から9月まで、3期「ひだまりスケッチ×★★★」が2010年1月から3月まで、そして4期の「ひだまりスケッチ×ハニカム」が2012年10月から12月まで、それぞれ放映されている。1期と2期、2期と3期、3期と4期の間には特別編やSP(スペシャル)も放送された。いわゆる「きららアニメ」の始祖で、日常系アニメのうちの1本。登場人物が何かと戦い成長していくというシーンは無く、何となく日々を過ごしていく様が描かれている。毎日がツラい人には、癒やしの効果があるアニメかもしれない。

ストーリー

 私立やまぶき高校の美術科に合格し、親元を離れ一人暮らしをすることになったゆの。学校の目の前にあるアパート“ひだまり荘”201号室に引っ越すと、隣の部屋に住む同級生の宮子や階下で暮らす先輩の沙英、ヒロ、そして後に入学してくる後輩の乃莉やなずなたち6人と、楽しくて賑やかな高校生活を送ることになる。

【イントロダクション】

憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
親元を離れ、学校のまん前にある小さなアパート『ひだまり荘』で一人暮らしをはじめたゆのは、
そこで同級生の宮子、先輩の沙英とヒロの三人に出会う。
美術科の変わり者が集う事で有名なひだまり荘では、毎日がてんやわんやな出来事ばかり。
しかし、慣れない生活に戸惑いつつも、優しく温かい仲間に囲まれながら、ゆのは今ゆっくりと夢に向かって歩き出す。

キャラクター紹介

【ゆの】

 左右に付いている×(バッテン)マークの髪留めが目印の、身長144cmという小柄な女子高生。やまぶき高校の美術科に入るために遠くから来て受験し、無事合格する。素直で優しく一生懸命だが、カラオケでオンチなのが分かってしまう。褒められることには慣れておらず、宮子に「ゆのっちかわいーよ」と言われた時は、「宮ちゃんのほうが断然可愛いよ美人だよ!」と真っ赤になりながら返す場面も。CVは、阿澄佳奈さん。

【沙英】

 102号室に住む、ゆのたちの先輩。生真面目で正直者だが、それゆえに嘘をつくことがあると即座にバレてしまう。高校生の時点でプロの小説家デビューを果たしており、そこに自分で挿絵を描きたいと思い美術科に入学した。隣室に住むヒロとは親友同士で、周りからは夫婦のようだとよくネタにされている。メガネキャラではあるものの、見た目に反して運動神経は良い。CVは、新谷良子さん。

【ヒロ】

 101号室在住の、沙英の同級生で親友。ひだまり荘のお母さん的存在で、何かあると住人に手料理を振る舞ってくれる。自身は甘い物が大好きでケーキなどをよく食べるのだが、少しでも太ったと感じると即ダイエットを行うほど体重を気にする。そのことでよく宮子にツッコミを入れらションボリするが、沙英が代わりに反撃してくれる。CVは、後藤邑子さん。

【宮子】

 ゆのの住む201号室の隣、202号室に住むクラスメイト。明るく活発な性格だが、一言多いためにヒロや沙英からちょくちょく怒られてしまう。いつも貧乏で、ことあるごとにゆのや沙英、ヒロに食事をごちそうしてもらっている。入学試験では、デッサンの課題で出てきたリンゴを持ち帰って食べようとしたほど。しかし、その美術センスは抜群。CVは、水橋かおりさん。

【乃莉】

 ゆのや宮子の後輩で、103号室に住む。ひだまり荘にインターネット回線を引くきっかけとなった人物で、住人の中で唯一パソコンが得意。常に前向きな発言をするのだが、それがストレートすぎて相手が困ってしまうことも。しかし悪気は無いので、互いに納得して結果的には良い方向に進むことがほとんど。宮子からは、なぜか“乃莉スケさん”や“のりっぺ”と呼ばれている。CVは、原田ひとみさん。

【なずな】

 引っ込み思案でオドオドしている、小動物のような印象の後輩。それゆえ、クラスの男子にフォローされることもしばしば。元々やまぶき高校の近くに住んでいたものの、両親が転勤で異動してしまうため、ひだまり荘に住むことに。料理は大の苦手で、後にゆのに教えてもらった。やまぶき高校には美術科の他に普通科もあり、なずなはひだまり荘初の普通科に通う生徒に。CVは、小見川千明さん。

水着回:「ひだまりスケッチ×ハニカム」第4話「『9月15日 勝利のシャッターチャンス!! 勝つのは宮子だ!!』(ゆの視点)」

【あらすじ】

 ノコギリ(カナヅチの意味)なゆのは、水泳大会の記録係を任される。10万円くらいする高価なデジカメを渡されて緊張するものの、みんなの活躍する姿を撮影しなければと大奮闘。午前中のレースでは乃莉が1位を獲得したあとに決めポーズを撮ったり、午後の競技では宮子と沙英を応援するなど、賑やかな1日を過ごす。

 学校の水泳大会ということで、当然ながら全員がスクール水着なのだが、それぞれの体型の違いがわかる貴重なエピソードとなっている。乃莉や宮子の健康的な水着姿、恥ずかしさをにじませるなずなや、その他モブキャラたちの水着と、見所満載。吉野屋先生のスクール水着姿も拝めるので、暑さを吹き飛ばすにはピッタリの回かもしれない。

第4話「『9月15日 勝利のシャッターチャンス!! 勝つのは宮子だ!!』(ゆの視点)」場面カット
Amazon Prime Videoで視聴


「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」大きいのは太ももだけじゃない!? ライザたちの健康的な水着姿をジックリ堪能できる

作品紹介

 本作は、コーエーテクモゲームスのガストブランドから発売されている、「アトリエ」シリーズの21作目にして「秘密シリーズ」の第1作「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」をベースとしてアニメ化した作品。アニメのキャラクターデザインはゲームとほぼ同じで、ライザの健全で魅力的な太もももしっかりと再現されている。声優陣もゲームと同じなので、プレイしていた人には非常に取っつきやすい。

 アニメは、TOKYO MXやBS11などにて2023年7月から9月まで放映。ゲームのテーマは「ひと夏だけの冒険」で、アニメのストーリーもゲームをなぞる形を取っており、これに合わせた時期の放送だった。なお、ゲームの「秘密シリーズ」は3作で完結しており、アニメの元となった作品の後に2作が発売されている。興味を持った人は、この機会に一気にプレイしてみるのもいいだろう。

ストーリー

 周りを海に囲まれたクーケン島のラーゼンボーデン村に住むライザは、どこにでもいるような普通の女の子。退屈すぎる村での生活に不安を感じては、気の置けない仲間たちと集まって夢を語ったり、刺激を求めて村の外へと出る計画を練っていたりした。そしてある日、遂にその計画を実行に移すべく、立ち入りが禁止されている島の対岸へと幼馴染みのレントやタオとこっそり舟に乗り込み、初めての冒険へと出かける。

【イントロダクション】

周りを湖に囲まれたクーケン島にあるラーゼンボーデン村。
ロテスヴァッサ王国の辺境にあるこの村では、穏やかな時間が流れている。

そんな刺激が少ない村での暮らしに活力を持て余していたのは、
平凡で特徴がないことが特徴の少女、ライザ

「あーあ。何か面白いことないかな。」

窮屈で退屈な村、そこに身を置く“なんてことない農家の娘”である自分に不満を抱いていたライザは、
ある日、幼馴染みのレントやタオとこっそり小舟に乗り込み、島の対岸へはじめての冒険に出かける。

キャラクター紹介

【ライザリン・シュタウト(ライザ)】

 村で育った、平凡な農家の娘。自由奔放で男の子っぽいところもあり、正義感が強く正しいと思ったことを曲げたりはしない。しかし、母親から頼まれた農作業の手伝いは、時々サボったりする。掟やしきたりだらけの村の生活に嫌気がさし、村の外へと冒険に出たいと思っていた。CVは、のぐちゆりさん。

【レント・マルスリンク】

 幼馴染みのライザに振り回されっぱなしの戦士だが、元傭兵でならず者の父親には呆れと憤りを感じている。少々軽めにも見えるが、友情に厚くお人好し。破天荒なライザと比べると十分に常識人で、彼女を大人しくさせることもしばしば。とある大志を抱き、日々剣の特訓に励む。CVは、寺島拓篤さん。

【タオ・モンガルテン】

 ライザとレントの幼馴染みで、3人の中では一番の知識人。家の地下書庫にある古代文字で書かれた蔵書の解読作業をしているが、仲間思いのところがあり、そのためライザとレントに誘われて冒険に借り出されてしまうことも。小心者で臆病だが、その慎重さが後で重要になる。CVは、近藤唯さん。

【クラウディア・バレンツ】

 世界中で行商を営む父親と一緒に、ラーゼンボーデン村へとやってきたお嬢様。魔物に襲われていたところをライザたちに助けられ、友達になる。その昔に母親から教わったフルート演奏を趣味としているが、恥ずかしがり屋のために人前で吹くことができない。おっとりしているように見えて、実はオテンバ。CVは、大和田仁美さん。

【アンペル・フォルマー】

 年齢不詳の、流浪の錬金術士。島にある遺跡に対して並々ならぬ興味を持ち、村に住居を借りて日々探索している。ライザと出会い、彼女に請われて錬金術を教えるようになるのだが……。CVは、野島裕史さん。

【リラ・ディザイアス】

 アンペルと共に旅する、こちらも年齢不詳の流浪の女戦士。島の辺りでは見ない外見と、高い身体能力を持つのが特徴。冷静沈着で性格にも口調にも飾りがなく、ぶっきらぼう。ライザたちと会ってからは、レントに戦い方を教えたりする。CVは、照井春佳さん。

水着回:第5話「最高のアイデア」

【あらすじ】

 自分たちに足りないものが分かり、これまで以上に鍛錬に励むライザたち。しかし、その様子を見ていたクラウディアがアンペルに「何とかしたい」と相談にやってくる。そこでリラが「余計な力を抜けばよい」と、水辺で特訓するアイデアを出してくれる。ライザは水が苦手で泳げないが、「この機会に克服するのもいいかも」と前向きに考え、水着での特訓が始まった。

 ライザとクラウディア、リラの3人(と、レント、タオ、アンペルの男性陣3人)が、その豊満な身体のラインを惜しげも無く見せてくれる回。大きいのが大好きな人にとっては、絶対に見ておかなければならないエピソードだろう。惜しむらくは、“その部分”があまり動かないことと、少々布の面積が多いかもしれないが、それを除いてもタップリと堪能できるはずだ。

公式Xの衣装紹介より