【特別企画】
「夏だ！水着だ！美少女だ！」おすすめアニメ水着回【夏休み特集】
「けいおん！」「ラブライブ！」「ゆるキャン△」の3作品
2023年8月13日 00:00
- 【おすすめアニメ水着回特集】
- 「けいおん！」・「けいおん！！」
- 「ラブライブ！」
- 「ゆるキャン△」
かつては夏の清涼剤として、ゴールデンタイムのTVアニメでヌードやパンチラが当たり前の様に放送され、食い入る様に観賞することも可能だった。だが、ここ最近はそうもいかなくなり、温泉シーンでは画面中がモザイクで被われ、詳細は有料コンテンツなので物理ディスク（いわゆる円盤）で…ということも少なくない。
しかし水着であれば「エッチじゃないもん」ということで、堂々と放送時から涼しげなビジュアルを堪能できるということで、水着回は欠かせないお楽しみとなっている。
常時ビキニの「うる星やつら」のラムちゃんと違い、普段制服姿で、特に露出の多いステージ衣装に拒否反応を示す様な清順控えめなキャラクターの大胆な水着姿は二次創作的な楽しみもあり、制作側、視聴者側双方Win-Winの映像だと言わざるを得ない。
今回は特に一般的にも話題となったアニメでの水着回を紹介している。決してマニアのためだけではないアニメでも存在するということで、水着回は普遍的な価値観を有するエンタテインメントであることの証左であり、誰はばかることなく堪能してほしいと思う次第だ。
現在に繋がるガールズバンドアニメの始祖「けいおん！」「けいおん！！」は水着回も充実
かきふらい氏が芳文社の「まんがタイムきらら」2007年5月号から連載を開始した「けいおん！」を原作に、2009年4月～6月に「けいおん！」がTV放送され、好評を受けて翌2010年4月～9月に2期となる「けいおん！！」が2クールTV放送された。原作は掲載誌、キャラクター、タイトルを変えて現在も連載中となっている。
「BanG Dream！プロジェクト」、「ぼっち・ざ・ろっく」と、ここ数年ガールズバンドアニメ人気が続いているが、その始祖というべき作品が「けいおん！」「けいおん！！」である。
TOKYO MXの視聴エリア拡大以前の2009年、深夜帯とは言えTBS地上波で放送されたインパクトは大きく、関連CDなどの物理ディスクやグッズ類が大ヒット。コアなアニメファン以外にも話題となり、実際に軽音学部への入部希望者が増えたり、劇中で使用された楽器の売り上げも急増するなど、一種の社会現象を巻き起こした。
近年の「BanG Dream！ プロジェクト」ではキャラクターを担当する声優が自ら劇中のままに楽器を演奏するのが大きな魅力となっているが、声優がバンド活動を出来るぐらいに演奏が出来ていたのも、「けいおん」シリーズの影響が大きい。
また、大ヒットを受けて翌年2期が製作されるのも、大手製作スタジオのスケジュールは数年先まで埋まっている現在からは考えられないことである。
ストーリーと登場キャラクター
私立桜が丘女子高等学校の軽音部は、廃部の危機に瀕していた。そこへベースの秋山澪（あきやまみお）、ドラムの田井中律（たいなかりつ）、キーボードの琴吹紬（ことぶきつむぎ）が入部。軽音を「軽い感じの音楽」だと勘違いするほどの初心者であった主人公の平沢唯（ひらさわゆい）が加わり、「放課後ティータイム」として軽音部活動を行なっていく。
・平沢唯（CV.豊崎愛生さん）
主人公、未経験でギターとボーカルを担当。愛用のギターに「ギー太」とあだ名を付け、練習よりも休憩を愛する。ほんわかした愛される性格で、劇中で「ごはんはおかず」という迷曲を作詞した。クーラーが苦手。
・秋山澪（CV.日笠陽子さん）
ボーカルとベース担当。経験豊富な左利きのベーシストで、バンドにかける想いは部内随一。普段はクールな美少女だが、極度の怖がりで天然な一面もある。
ネットミーム「てへぺろ(・ω<)」の発案者でもある日笠陽子さんは、右利きながらも、劇中同様左利き用のベースを猛特訓、ライブで披露した。
・田井中律（CV.佐藤聡美さん）
ドラム担当。秋山澪と幼馴染みで、軽音部の窮地を救い部長に就任する。ボーイッシュで竹を割ったような性格だが、平沢唯と共に練習よりも休憩を求める。
・琴吹紬（CV.寿美菜子さん）
キーボード担当。水着回の舞台となる別荘を複数所有する、やんごとなきお嬢様。何故、庶民と同じ学校へ通っているかは謎。秋山澪の真面目さに付き合いながら、平沢唯・田井中律にも理解を示す寛容な性格。
寿美菜子さんは幼少期からピアノの経験者で、メンバー中唯一、最初から担当楽器の演奏が可能だった。
・中野梓（CV.竹達彩奈さん）
ギター担当。他のメンバーの1学年後輩で、放課後ティータイムには年度が変わった第9話から加入する。秋山澪以上に生真面目な性格で、放課後ティータイムの緩い空気感に反発するが、あずにゃんと呼ばれ、次第に馴染んでいく。オタクウケするビジュアルとキャラクター性から「あずにゃんペロペロ」というネットミームが産まれる程の人気で一斉を風靡した。
水着回紹介
部室では中々練習が始まらない放課後ティータイムに危機感を抱いた秋山澪は学園祭へ向け、合宿を提案。放課後ティータイムは琴吹家の海の近くの別荘へ向かう。
到着するなり練習をしようとする秋山澪に対し、平沢唯と田井中律は早々に水着に着替えて海岸へ一直線。結局秋山澪も折れて放課後ティータイムは海を満喫してしまう。
平沢唯と田井中律が思わず嫉妬する、秋山澪のビキニから溢れそうなバストに注目したい水着回である。
中野梓が加入し、5人体制となった放課後ティータイムは、再び夏合宿を敢行。琴吹家の海の近くの、前年とは別の別荘へ到着した放課後ティータイムは、例によって遊ぶか練習かの2択を迫られる。練習を強硬に主張する秋山澪と中野梓だったが、琴吹紬の裏切りでまたして練習そっちのけで海岸へ向かってしまうのだった。
劇中でも、秋山澪とビジュアル的に似ていることが弄られていた中野梓の水着披露ということで、果たしてボディも近似かと思いきや、ピンク色のキュートなビキニに包まれた微乳だった。さらに真っ黒に日焼けする程一番はしゃいでしまう、可愛らしいあずにゃんペロペロ回である。
平沢唯世代の高校生活最終年の合宿は「エピソード12 - 夏フェス!」で山に行くという形で消化されてしまった。「水着回はないのか……」とがっかりした翌週に万を持してのプール回である。
前年同様にピンク色のワンピースの水着でプールサイド現れた中野梓と、平沢唯の妹で同級生の平沢憂、同じく同級生の鈴木純、1年生トリオの水着が堪能できる。さらに中野梓の夢の中で、平沢唯たち3年生もしっかりプールに浸かってくれる。けいおんの夏の終わりに相応しい、オールスター水着回となっている。
上記回以外にも、「けいおん！エピソード6 - 学園祭!」では平沢唯、「けいおん！！エピソード11 - 暑い!」では平沢唯と琴吹紬の2人が、部室でおじさんホイホイのオールドタイプスクール水着を披露してくれたりと、随所に水着が散りばめられているのが「けいおん！」と「けいおん！！」である。いずれも、女性スタッフが多数関わり、京都アニメーションならではの透明感がある描写で、女性ファンが見ても不快にならないところは、本作ならではの魅力だと言える。
14年の年月を感じさせない瑞々しい水着回で夏を満喫してほしい。
