【特集】
【年末特集】「マイクラ」たいまつからタコピーぬいぐるみまで、生活を彩る話題の2022年“グッズ”を振り返り!
2022年12月25日 00:00
今年もさまざまなゲームやアニメ、マンガが発売されたが、それと並行してエンタメファンとして見逃せないのは各コンテンツに付随するグッズだろう。
グッズと一口に言ってもあまりに幅が広いが、ぬいぐるみから便利グッズ、ちょっとした小物まで、ありとあらゆるものを実際に手元に置おいておけるところが何より楽しいところだ。
そこで本稿では、年末特集のひとつとして、話題なったり面白かったゲーム・アニメ等のグッズに注目して振り返っていきたい。そういえばそんなものがあったと思い出しつつ、また新たなグッズに思いを馳せていただければ幸いだ。
話題グッズ1:「マイクラ」の“たいまつ型ライト”
まずひとつめは、サンドボックス「マインクラフト」の「インテリアたいまつライト」(6月30日発売)。子供世代にも抜群に人気のある「マインクラフト」のグッズは年間を通して注目されており、特に注目されたのが「インテリアたいまつライト」だ。
「インテリアたいまつライト」は、「マイクラ」に登場するアイテム「たいまつ」をライトとして製品化したもので、ゲームの中からそのまま飛び出してきたかのようなデザインが強く印象に残るものとなっている。
ゲーム内でのたいまつは、使用することで周囲に敵が出現しなくなる効果があり、特に序盤のサバイバルではたいまつはなくてはならない存在。その心強さも相まって、「ほしい!」と思う人が多かったのかなと推察できる。発売当初は即時売り切れとなるほどの人気だったが、現在では公式ショップなどで購入できるようなので、気になる方はぜひ手にとっていただければと思う。
話題グッズ2:しまむらの「星のカービィ」アパレルグッズ
今年はアパレルグッズの展開も非常に多かった。特にしまむらなどはコラボグッズを断続的に販売しており、4月に発売された「星のカービィ」商品は特に注目された。
時期的には3月25日にNintendo Switch「星のカービィ ディスカバリー」が発売され、評価が高く話題となったばかり。その流れの中で、数多くの「星のカービィ」グッズが登場したことで注目されたと思う。カービィがかわいらしく描かれたトートバッグや巾着、Tシャツなど種類が多岐にわたっており、いま振り返ってもどれもかわいくて素晴らしい。
なおしまむらは、ほかにも「ポケットモンスター」や「マインクラフト」、「スプラトゥーン3」などのゲーム作品のほか、最近では「SPY×FAMILY」などのアニメ作品とのコラボも積極的に行なっている。2023年にはどんな作品とのコラボ商品が出るのか。ぜひ注目しておきたい。
話題グッズ3:タコピーの原罪 タコピー 大ハッピーぬいぐるみ
10月に話題をかっさらったのは、タイザン5氏によるマンガ「タコピーの原罪」に登場する「タコピー」がモチーフの「タコピーの原罪 タコピー 大ハッピーぬいぐるみ」だ。全長約49cm、重量約1.7kgというかなりの大きさで、見てよし、持ってよし、もたれかかってよしというインパクト抜群のグッズである。
原作では物を投げつけられたり踏みつけられたりとひどい扱いを受けがちなタコピーだが、本商品に関してはサンプル写真でもしっかり踏みつけられている。
キャラクターを踏みつける写真素材は、通常ならどう考えてもNGになると思うが、それがむしろ“自然”になってしまうのはダークなテイストの「タコピーの原罪」がゆえといったところだろう。なおタイザン5氏は本作の完結後、週刊少年ジャンプ本誌で「一ノ瀬家の大罪」を連載中。こちらも注目だ。
なお「タコピーの原罪 タコピー 大ハッピーぬいぐるみ」については予約受付はすでに終了しており、発送時期は2023年2月上旬が予定されている。注文した方に届くまではもうすぐ。その際はSNSの報告合戦になることを期待したい。
話題グッズ4: 伊藤園「ポケモン」「あつ森」ペットボトルカバー
ゲームグッズという点では、伊藤園が展開したコンビニ限定のペットボトルカバーも印象的だった。
ひとつは7月、「健康ミネラルむぎ茶」に付属していた「ポケットモンスター」のキャラクターがデザインされたペットボトルカバー。なくなり次第終了という限定品で、ポケモンたちが賑やかに描かれた柄のかわいさから多くの読者から注目された。
670ml入りのペットボトルがすっぽり入る大きさで作られており、ペットボトルカバーとしての使い勝手もバッチリであった。
そして11月には、今度は「お~いお茶 緑茶600ml」に「あつまれ どうぶつの森」のペットボトルカバーが付属する施策が展開された。やはりなくなり次第終了の限定品であり、柄のかわいさが非常に目を引く。
こちらは時期が冬ということで、内側に反射材を使用して保温向きになっているなど、カバーとしての細かい変化も興味深いポイントだった。なおどちらのペットボトルカバーについても予告は一切されておらず、「あつまれ どうぶつの森」の場合は展開当日にアナウンスがあった程度。もし今後も同様の取り組みが行なわれるとしても、突如として店頭に並ぶ可能性が高いと思われる。その際は、ぜひ見逃さないようにしたい。
話題グッズ5:ジブリパーク限定「千と千尋」オオトリさまの水てっぽう
グッズ関連でぜひ取り上げたいのが、11月1日にオープンしたテーマパーク「ジブリパーク」のオリジナルグッズだ。弊誌ではジブリパークのメディア内覧会を取材し各種レポートしているが、その中でジブリパークのオリジナルグッズについての記事への反響も大きかった。
特に注目されたのが、「千と千尋の神隠し」に登場するオオトリさまがモチーフとなった「オオトリさま水てっぽう付き 浴用タオル」。ちょっとぼーっとした表情のオオトリさまが何よりかわいく、手に乗るくらいのちょこんとしたサイズ感もかわいらしさに拍車をかけている。
また「河の神」柄など数種類ある浴用タオルもセットになっていることで、「千と千尋の神隠し」グッズとしてかなり満足度が高い。ほかにも湯婆婆の髪型をモチーフとしたクッション兼帽子や、ジブリキャラクターがドット絵になったショルダーバッグなどをGAME Watchでは取り上げている。ぜひ、合わせてご覧いただきたい。
話題グッズ6:ホイミスライムの バナナスタンド
最後に、「その発想、天才か……?」というグッズがあったのでこちらをご紹介して本稿を終えたい。
取り上げるのは、全国のローソンなどで11月より展開されていたくじ商品「ドラゴンクエスト ふくびき所スペシャル ~スライムたちと パーティーやろうぜ!!編~」で「さいごの1枚で賞」のグッズとなっていた「ホイミスライムの バナナスタンド」だ。
「ホイミスライムの バナナスタンド」の素晴らしく斬新なところは、ホイミスライムの印象的な黄色い触手をバナナの房に見立てていること。スタンドにバナナをかけると、バナナがちょうどホイミスライムの触手に見えるような位置に来る。
まさに「その発想はなかった」というやつで、担当者はどうやって思いついたのか、思いついたときはどんな感想を抱いたのか、むしろなぜ今まで誰も思いつかなかったのかなど、いろいろ気になってしまうアイテムである。
「ホイミスライムの バナナスタンド」がどこかの店舗にまだ残っている……という可能性は限りなく低いと思うが、どこかで遭遇したらまず間違いなく運が良いだろう。とにかくアイデアが素晴らしいので、再販や個別販売にもぜひ期待したいグッズだ。