「マフィア III」大暴れ連載 奏でろ! 復讐のブルース
「マフィア III」連載第6回:セクシーグラビア全制覇! コレクタブル回収に全力投球!
2016年12月1日 00:00
オープンワールドゲームに限らず、“コレクタブル要素”というのはゲームの楽しい要素である。そして俺はこの“細かく集める”というアクションそのものが大好物なんだ。「マフィア III」ではマップにこれらがアイコンで表示される。もうこのアイコンを見つけるとたまらない、根こそぎ集めていっちゃうぜ! ……というわけで、今回はコレクタブル要素についてたっぷり語っていきたい。
「マフィア III」では、当時の雑誌や、セクシーなピンナップが集められる。特に「プレイボーイ」や「ホットロッド」などの雑誌類は単なるアイテムではなく、雑誌の内容が一部収録されているので、アイテムを通じて当時のグラビアや車の情報などが楽しめるようになっている。こうしたアイテムの中には、警察署内や地下水路など、一筋縄では回収できないような場所に置かれているものもあるんだ。そこでその辺りの回収のコツも語るぜ。
そして、今週の「俺のチャレンジ!」はNPCで1番の美女探しだ。街中をブラブラして美人を探してみたので、その結果を報告する。かなり苦労したが、その苦労は報われたぜ!
雑誌、ポスター、イラスト、アルバム……こんなにあるぞコレクタブル
「マフィア III」ではストーリーの進行とほとんど無関係のアイテムが街中に散らばっており、回収できるコレクション要素も用意されている。
コレクタブル要素としては、まず、1961年から1968年までに発行された雑誌「プレイボーイ」のバックナンバー。イラストレーター「Alberto Vargas」の「ピンナップ・ガール」のイラスト。1960年代に主流だったマッスルカーの情報が多数書かれた自動車雑誌「ホットロッド」のバックナンバー。ラジオの音源としても使用されている1960年代のレコードのアルバムジャケット。そして、共産主義のポスター。さらにキリスト教信者向け雑誌「梅悟(かいご)」(REPENT)というのもある。
本作のコレクション要素で1番胸が熱くなるのは何といっても「プレイボーイ」だ! 表紙は割とおとなしめの物が多いが、どのプレイボーイを拾っても1冊に必ず1枚はプレイメイトのグラビアが付いてくるんだぜ!
プレイメイトのグラビアと言えば勿論ヌードグラビアなわけだが、大事なところにはきちんと修正が入ってしまっている。具体的に言えば、乳首が黒い星のマークで隠れている。「マフィア III」はZ指定で18歳未満の人たちはプレイできないわけだから乳首が見えたって良いじゃないか! と正直思うんだが……まあ、この星形の隠しマークも、それなりに風情があるとも言えるな。
プレイボーイはピンナップが大きな魅力だが、実はそれ以上に楽しいのが“記事”だ。ゲームのメニューからコレクションの詳細を見ると、当時のインタビュー記事やコラムなどが丸ごと掲載されているんだ!
ただし、この部分は英語のままだ。ものすごい手間がかかるとは思うが、日本語訳して欲しいところだ。日本語化されていたら、ゲームを進めずに読みふけっていたかもしれない。
プレイボーイは街のいたる所に落ちている。「フレスコフィールズ」の高級住宅街の駐車場の中から、バイユーファントムの湿地帯に無理矢理建てられたオンボロ小屋の中までいたるところに落ちており、本誌が実に幅広い層に支持されていたことがわかる。あちこちに点在しているので、全部集めるのはそれなりに苦労するぜ。
同様に自動車雑誌の「ホットロッド」も当時の誌面の一部が収録されているので、クラシックカー好きな人なら全部集めて当時の自動車事情をチェックするのも面白そうだ。また、バーガスのコレクションも熱い。このバーガスのコレクションは「Alberto Vargas」というイラスト集から抜粋されたもので、肉感的な女性のボディラインが官能的に描かれていて色っぽくてキュートなのがとても良い。手に入れたコレクションはゲーム内のメニューから拡大表示して閲覧できるようになっている。しかしもちろんこちらの女性の乳首も隠されてしまっている。チッ!
バーガスのコレクションはサル・マルカーノが自身の部下に送った物という設定で、敵のアジトの奥に配置されている。これらの絵の扱いは敵のキャラクターによって異なり、きちんと事務所の壁に掛けられている場合もあれば、無造作に床に置かれている場合もあったりして、個性が出ていて面白い。せっかくのボスからの贈り物なのに、適当な奴もいるんだな。
ちなみにコレクション要素で1番数が多いのが、配電盤に“盗聴器”を仕掛けるのに必要な古い回路が搭載された基板「TL-49ヒューズ」だ。これは3枚1組で配電盤を改造するのに使用するのだが、必要数以上にフィールドに落ちていて、ぶっちゃけていえば余る。……しかし、必要ないのがわかっていても俺は集めてしまうんだな。俺はこの基板も見かけたら回収するようにしている。配電盤をすべて改造し、もう使い道がない配電盤が現段階で既に90枚近く手元にある。しかし、街中を見渡すとまだまだたくさん転がっている。俺はすべての配電盤を改造してみせるぜ!
警察署から地下水路まで、コレクション集めは命懸け!
俺は本当にオープンワールドのゲームでフィールド内に散らばっているガラクタを集めるのが大好きだ。そのためゲーム開始当初は制圧した地域内に散らばるコレクションアイテムは片っ端から回収するくらいの勢いで集めていたほどだ。まぁ、コレクション集めに夢中になりすぎてメインストーリーが全然進まなくなったので、途中で我に返ってミッションを進めたけど、それでもクリアまでにプレイボーイとアルバムジャケット、共産主義のポスターについてはフルコンプを完了したんだ。
こうしたコレクションアイテムは敵の施設内にある場合が多い。もちろん優先して敵を倒し、その後からこうしたコレクションアイテムを探しに回るのだが、たまに敵を倒したつもりで油断してアイテムを探している間に、敵にばったり遭遇し、慌てるようなこともあったな。これが原因でヤラれて金が大量になくなるようなこともたまにあったが、これはかなりへこんだな。
また、次のミッションに向かう道中でこうしたアイテムを見かけるような場合も多く、ついつい当初の目的を後回しにして、寄り道してしまうことも多かった。これを繰り返していると、なかなかメインのミッションが前に進まなくなってしまうので、ほどほどにしておかないといけないよな。
厄介だったのは、警察署内にこうしたアイテムが置かれていたり、配電盤があるような場合だな。警察署内には立ち入るだけで、犯罪扱いにされてしまう上に、最初から大勢の警察官が配備されているので、迂闊に入り込むとあっという間にやられてしまう。
このような時の攻略方法は割とシンプルだ。オススメは、事前に装甲車「ピンカートン タイタン」を呼び出しておくこと。そして周辺をうろつく警官を事前に暗殺しておくことだ。警官を暗殺する現場さえ見られなければ、警官を殺してもすぐに手配されることはないからだ。そしてある程度数を減らしたところで、目的地に向かってタイタンで突撃をかます。目的のブツを手に入れるまでは、遠慮なく銃や手榴弾で暴れまくって構わない。
ある程度警官の数を減らしたところで、目的のブツを入手したり、配電盤を改造し、その後はタイタンを使って逃亡し、最寄りのアジトに逃げ込めば警官を撃退できる。こうすればアイテムを回収したうえで命も助かるぜ。
もう1つ悩ましいのは、マップ上のアイコンを頼りに目的地に着いたはずが、肝心のブツが見つからない場合だ。このような場合に役に立つのが、タッチパネルのクリックだ。いつもは周囲の敵の位置を確認する時に使う機能だが、アイテムもハイライトされるんだ。これでアイテムのおよその位置がわかるので、近くまで来ているのに見当たらない時には重宝するぜ。
時には、アイテムが明らかに下方向に表示されている場合がある。そのアイテムは地下にあるんだ。ニューボルドーの街には地下水路や下水道、地下駐車場がいくつかあり、地下駐車場や下水道は入り口が周囲にあるので、地下に行ってみたい周辺をくまなく探してみるといい。目的のポイントが川のそばなら、川岸に行ってみれば地下水路の入口が見つけられると思う。地下のアイテムや配電盤を探したいような場合は、このどちらかを疑ってみればほぼ100%回収できると思うぜ。
今回改めて、コレクタブル要素のアイテム回収ばかりを集中してやってみたが、やっぱりアイテム集めは面白い。マップ上のアイコンに向かっておおまかに車で移動し、近所まできたら建物の構造などからある程度あたりをつけて目的地に向かい、想定通りにアイテムを発見できた時の感覚は宝探しで宝物を発見できた感覚に近いんだよな。もちろんこちらの想定外の場所に置いてあることも多く、この想定外が発生した時に探し回ってようやく発見できた時もまた気持ちがいい。
俺の現在の状況はいくつかフルコンプを達成したとはいえ、まだ自動車雑誌の「ホットロッド」が数冊とバーガスのコレクションが1枚集め終わっていないんだ。特にバーガスのコレクションはどれもお気に入りなので、これを見逃してたというのは不覚だった。これらの達成率を全部100%にするのも気持ちいいぜ。もちろん基板もかなりの枚数が残っている。これら全てを回収し、マップ上からアイテムのアイコン表示が一切なくなるまでゲームがやめられないぜ!!
今週の「俺のチャレンジ!」いい女が歩いてる場所ってどこ? 美女を追いかけ街を疾走!
今週の「俺のチャレンジ! 」は「ミスニューボルドーを探せ!」だ。街中をブラブラして、NPCで1番の美人を探してみることにしたぜ。
まずは人が集まる場所を探してみることにした。やはり人が多く集まるのは公園やバー、店の前や交差点の角などに集まる傾向があるみたいだ。ただ全体的にみると、その他の場所ではいずれも街の中を歩いている人が多い感じだ。時間帯は夜も昼もあまり変わらず、どちらの時間帯でも街中を歩いている人は多い。
ということでまずは「バイユーファントム」や「デルレイホロウ」をブラついてみた。ところがやはりこの辺りの女性たちは全体的に野暮ったい。若い子たちも華がなく、年寄りも多い印象だ。人の集まるバーなどにも行ってみたが、イマイチ俺のアンテナにはピンとこなかった。
工場地域の「バークレーミルズ」や「ポワントペルダン」、倉庫街の「リバーロウ」も同様だ。勿論、人は歩いているが、女性の割合が少ないように感じた。たまに歩いていてもパンツルックの固めの女性が多く、華やかな印象は薄い。
そして「ティックフォー港」に至っては論外だ。何しろ女性の姿がほとんど見られないのには驚いたな。街中を走り回った結果、かろうじてフランス街との境の橋の近くでようやく貴重な女性3人組が確認できた。
そこで次は「フリスコフィールズ」の高級住宅街をうろついてみた。さすが高級住宅街らしく、当時の流行っぽいシンプルなワンピースを着ている女性は多いのだが、半数は年配の女性で、もう半数は若いことは若いが……なんだか髪型がダサいのだ。当時の写真などを見ているとこの髪型が当時の流行のようだが、さすがに今見るとちょっと苦笑してしまう。
やっぱり「ダウンタウン」や「フランス街」などの都会じゃないか? と来てみるとこれが大正解。髪型に古臭さを感じることもあるが、表情が整った女性を多く見ることができた。これはあと一歩だな、と思っていた矢先についに俺の「天使」を発見した!
服装は今でも通用する白のミニスカートでピンクのチェック柄のシャツをきちんと着こなしていて、何より驚愕したのが髪型と顔のバランスのよさだ。整った顔立ちに揃った前髪、ショートボブ気味の髪型の組み合わせが見事に調和している! いやぁ、探してみると意外にかわいい子いるもんだ。
ただこうしたキレイな子が歩いていることは非常に稀で俺は今まで見たこともなかった。今回見つけた子も全体のバランスは完璧なので思わず「天使だ! 」とか勢いで言ってしまったが、体格自体は若干ゴツめだ。もっと完璧な俺の「天使」を探して、今後も街中をウォッチングしてみるぜ。
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