「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【連載第19回】「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【大迷宮バハムート:侵攻編】

フルパーティ(8人用)コンテンツ

平均アイテムレベル:なし

参加条件:大迷宮バハムート:邂逅編(1層~5層)のクリア

制限時間:90分

天地崩壊で画面真っ白、頭の中も真っ白になった

 戦闘が始まる前に、フィールドにはマーカーが3つあらかじめ設置されているはずだ。その中の1つで、2時か、7時の方角にあるやや中途半端な位置取りのマーカーが「天地崩壊」の安置を示している。中央で「メガフレア」を受けた後、まずはメインタンクがこのマーカーに移動する。そこにネールが「ダラガブダイブ」で降って来たら、すかさず全員でマーカーの中に集まる。時々焦ってメインタンクと一緒に動いてしまい「ダラガブダイブ」の餌食になっているのはご愛敬だ。

 天地崩壊フェーズ以降の最大の敵は焦りだ。ここからは、全員が攻撃を避けつつ動き回らないといけないのだが、焦りで頭が真っ白になってわけがわからなくなり、ボタンをめったやたらに連打しているうちに気がつくと床に転がっている。まるで筆者の自己紹介だが、読んでいる人にも心当たりがあるはずだ。

 実際、落ち着いていればそこまで難しい事をしているわけではなかったりする。「天地崩壊」の安置は、古代の民の迷宮のティターンが使う「次元斬」の安置よりははるかに大きい。ここに来るまでに鍛え抜かれた光の戦士なら、踊りながらでも難なく避けられるはずなのだ。

 「天地崩壊」は、フィールドの中央にラグナロク(ダラガブに刺さっていた剣みたいなもの)の破片が落ちて来て、轟音を立てつつ地中にめり込んでいくという、攻撃というよりも災害と言った方がふさわしく思える技だ。頭上に落ちてきたら当然即死だが、落下時に吹っ飛ばしダメージが発生するのであまり外周に寄りすぎていても即死壁にぶつかって死んでしまう。安置は、破片に当たらず、吹っ飛ばされても壁にぶつからない絶妙な場所に設定されているので、この中にちゃんと入っていればノックバックされるだけでダメージも少ない。

ド派手な「天地崩壊」のパターン。この派手さに気圧されて頭が真っ白に……

 めり込んだラグナロクからは黄色い範囲床が出現し、数秒後に爆発する。床に乗ったままだと即死、爆発から逃げても麻痺のデバフが付くことがある。怖そうに見えるが、要するに黄色いところに乗らなければどうということはない。1回目は5時と10時方面に発生するので、安置近くにいれば逃げなくても当たらない。2回目は放射状の範囲が少しずれながら発生し、3回目はグラデーションに動きながら発生する。

 さらに2回目の「天地崩壊」からは、ネールが「スーパーノヴァ」という範囲ダメージ床をメインタンク以外の2名に投げつけてくる。当たったときのダメージはさほどでもないが、プレーヤーの足元に発生する黒っぽい範囲を踏んでしまうと、吸い込まれて4,000以上のダメージとヘヴィのデバフが付く。メインタンクの近くに発生させてしまうと危険なので、「天地崩壊」が始まったら、床を避けつつタンクから離れて「スーパーノヴァ」を捨ててから再び戻る。

 床の爆発が終わると、今後は「メラシディアンゴースト(以下、ゴースト)」というワイバーンが降ってくるので、すかさずサブタンクがターゲットを取ってメインタンクの近くで処理する。固定が遅れると、尻尾の一撃でヒーラーが落ちてしまい、パーティー瓦解の原因になる。「天地崩壊」で1番崩れやすいのはここかもしれない。サブタンクはネールへの攻撃よりもどこに落ちてくるのかわからないゴーストの固定に全神経を集中した方がいい。

 ゴーストはHPが減ると「バインディングチェーン」という鎖でプレーヤー2人を固定しつつ、3人に「拘束」というデバフを付けてくる。「拘束」の数字が9になると問答無用で即死するが、このデバフだけなら放置しても問題はない。問題は、ネールが同時に付けてくる「拘束加速」という紫色のデバフだ。こちらは放置厳禁。放っておくと「拘束」の数字が増えていき、死んでしまう。解除するにはゴーストを倒した後に発生する白いサークルに乗る。しかし焦って解除にいったはいいが、「天地崩壊」に巻き込まれて吹っ飛ばされて死亡ということもままある。白いサークルは「天地崩壊」が始まったあともしばらくは消えないので、「天地崩壊」から逃げつつ、ついでに踏みにいったほうが安全だ。

 だいたい「天地崩壊」の流れはこんな感じだ。通常は2回目の「ゴースト」を倒し終わるあたりで最終フェーズとなる龍神ループに移行する。だがネールを十分削れていないと3回目の「天地崩壊」が来ることがある。「天地崩壊」は3回とも黄色いダメージ床の出現パターンが違うので、3回目で焦りやすいが落ち着いて逃げれば全然怖くない。とにかく落ち着くのだ。

(石井聡)