角川ゲームスは、6月16日発売予定のプレイステーション 4/PlayStation Vita用ミステリーアドベンチャー「√Letter ルートレター」について、ダウンロード版の価格を各4,300円(税別)と発表した。またあわせて、最新トレーラー「4thトレーラー」とストーリーの概要が公開された。
「4thトレーラー」では、高校時代のペンフレンド文野亜弥にまつわる「謎」と、彼女と級友たちの「過去」が語られていく。
【『√Letter ルートレター』 4th Trailer(ストーリー解説映像)】
謎のペンフレンド「文野亜弥」にまつわる幾つかの噂
「私は人を殺しました――」。衝撃的なラストレターを発見した主人公は、真相を確かめるために島根へと飛ぶ。そこで耳にしたのは、「25年前に亡くなった“伝説の女子高生”」、「文野邸の跡地に出没する幽霊」、「石見地方に伝わる“姫が森の姫”」など、文野亜弥にまつわる様々な噂だった……。
手紙の住所を訪れると、そこは15年前のクリスマスに起きた火災で空き地となっていた。焼け跡では幽霊の目撃情報も 亜弥が通っていた高校には、主人公が文通をしていたよりも、さらに10年前に亡くなった「文野亜弥」という名の生徒がいたらしい 級友の1人は、文野亜弥は島根県石見地方に伝わる伝承「姫が森の姫」であると証言する 15年前、少女とクラスメイトの間に起こった事件
文野亜弥から送られてきた手紙には、級友への優しい想いと楽しいエピソードが綴られていた。しかし、大人になった級友の口から語られるのは、彼らが忘れようとしていた苦い“過ちの記憶”だった。15年前、少女とクラスメイトの間に何が起こったのだろうか?
現在の級友の口からは、15年前に彼女が送った手紙には書かれていなかった“過ちの記憶”が語られる 文野亜弥との<過去>に囚われた7人のクラスメイト
現代の島根で見つけ出した元・級友達は一様に文野亜弥の存在を否定する。それは15年前、彼らがそれぞれ亜弥に対して犯してしまった“過ちの記憶”が今も心を縛り付けているからであった。彼らを縛る<過去>から解放するための鍵となるのが、級友への温かい想いが綴られた文野亜弥の10通の手紙。あの日届かなかった亜弥の想いを彼らに伝えることで、彼らはもう1度希望へ向かって歩み始める。
石原由香里 (声・井上喜久子)
島根県立美術館の部長。美術館の企画展をヒットさせ異例の出世をしたが年上の部下との仕事にストレスを抱えている。子供の頃から、優秀な姉と比べられていたのがコンプレックスになっている。
【文野亜弥との<過去>】 確執 田中耕介 (声・岩崎ひろし)
松江市役所で働く職員。かつては「学校一の秀才」と呼ばれたが、高校3年のある時期から成績が急落。「理系の知識を活かした仕事をしたい」という希望はあるが自信が持てず、今は平凡な職務に甘んじている。
【文野亜弥との<過去>】 自信喪失 渡辺将也(声・白川周作)
松江南高校の体育教師で野球部監督。子供の頃から運動神経抜群で腕白だった。口調は乱暴だが情に厚く、生徒からとても慕われている。野津の働く中村BARの常連客でもある。
【文野亜弥との<過去>】 反感 大森準(声・河本啓佑)
松江で働くイケメンパティシエ。子供の頃から大好きだった甘いものを研究し、最近、婚約者の福井優香とともに念願だった自分の店を開いた。優しい性格。ベリー系のケーキが苦手。
【文野亜弥との<過去>】 臆病 佐々木理子 (声・冬馬由美)
主婦。旧姓・羽田理子。高校卒業後、芸能活動を開始したが、結局芽が出なかった。娘は地元の劇団で活躍する人気子役で、現在はステージママとして娘の活動を支えている。
【文野亜弥との<過去>】 嫉妬 村上美咲 (声・氷青)
地元山陰中央テレビの看板アナウンサー。子供の頃から正義感が強く、報道を志して入社したが、バラエティやお天気キャスターの仕事ばかりの現場に不満を持っている。造り酒屋の娘でかなりの酒豪。
【文野亜弥との<過去>】 恐怖 野津翔太(声・寸石和弘)
松江市内の中村BARで働くマスター。不良ぶった振る舞いもするが、バーテンとしての腕は確かでオーナーからの信頼も厚い。酒の知識も豊富で、時折海外の珍しい酒を仕入れてくる。
【文野亜弥との<過去>】 劣等感