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モノビットVRカフェ本日より期間限定でオープン
様々なVRコンテンツを手軽に体験できるカフェ
(2016/4/26 18:59)
モノビットは秋葉原にVRコンテンツを体験できるカフェ「モノビットVRカフェ」を期間限定でオープンした。開店期間は4月26日から5月5日まで。会場はレンタルカフェ セブンスヘブン。今回、初日にVRコンテンツを体験できた。
モノビットはオンラインゲームの開発や運営、ゲームエンジンの開発などを行なっているゲームメーカー。今回の「モノビットVRカフェ」の開店はVR機器が発売されていく中、まだまだVRのユーザーへの浸透はこれからという状況を踏まえ、手軽にVRコンテンツに触れる機会を提供したかったという。今回はモノビットオリジナルのVRコンテンツはないが、今後公開予定であり、まずはVRコンテンツとモノビットという会社をつなげて考えてもらえる様なチャンスにしたいということだ。
「モノビットVRカフェ」ではドリンクが500円(税込)から、「VR カレーセット」が1,200円(税込)が、「VR ローストビーフ御膳セット」が1,600円(税込)となっている。これらを頼むことでカフェのVRコンテンツを体験できるわけだ。「VR カレー」、「VR ローストビーフ」はどちらも“VR”をかたどった野菜が添えてあり見た目も楽しい。
カフェでは「HTC Vive」と、「Gear VR」が用意されている。「HTC Vive」は店の半分を占めるスペースで、2つのコンテンツが用意されている。「Gear VR」は5つのVRムービーコンテンツが用意されている。メニューを頼んだ来場者はこれらの内1つを体験できる。「HTC Vive」はヘッドマウントディスプレイをつけて立ち上がって体験するため、スタッフの補助が必要となるので注意したい。
「HTC Vive」ではすでにSteam経由で配信されているVRベースボールゲーム「PITCH-HIT」と、VR射撃ゲーム「Skeet」をプレイできた。「PITCH-HIT」は左手のコントローラでボールを投げ上げ、右手のバットでボールを飛ばし、様々なオブジェクトを壊すゲームだ。一定時間内での得点を競う。「Skeet」はポンプアクションのショットガンを使ったクレー射撃で、かなりのペースで打ち上げられる皿をポンプアクションで撃ち落とさなくてはならず結構忙しい。どちらもルールがわかりやすく楽しいゲームだ。
「HTC Vive」を使ったコンテンツはやはり体験しているユーザーの姿が楽しい。2つのタイトルはどんなものを見ているかモニターに映し出されるので、外から見ている人もプレーヤーがどのようにコンテンツを楽しんでいるか確認ができる。ただし1つのプレイには10分弱かかってしまうため、プレイを希望すると時間がかかってしまうのがネックだ。
「Gear VR」は数分のVRムービーであり、ユーザーは最初にメニューからムービーを選ぶだけで気軽にVR体験ができる。ゲーム性はないが、映像が流れている間後ろを見たりVR空間を隅々までチェックできる。「Gear VR」は複数用意されているので、VR初心者にぴったりのコンテンツと言える。
「モノビットVRカフェ」は初日である26日は14時からのオープンだったが、朝の11時前には人が並んでいたという。オープン時にも平日にもかかわらず人の波は途切れず、VRコンテンツへの興味の高さを感じた。ゴールデンウィーク中はさらに盛況になると思うが、VRを手軽に体験できる場所として、チェックして欲しい。