矢口真里さんがコスプレで登場！ 「少女とドラゴン」完成披露会開催

　モノビットは、ブラウザ用ファンタジーRPG「少女とドラゴン －幻獣契約クリプトラクト－」の完成披露会を7月30日に開催した。オープンβテストが8月17日より開始予定で、正式サービスは8月13日を予定。利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。プラットフォームはゲームポータルサイト「ゲームビット」と「ニコニコアプリ」の2つとなる。なお完成披露会の開催に合わせて、本日7月30日より事前登録が開始されている。

　「少女とドラゴン」は、バンク・オブ・イノベーションがスマートフォン用RPGとして配信中の「幻獣契約クリプトラクト」をPCブラウザ用タイトルとして再開発したもの。多彩で細かく描き込まれた2Dキャラクターと“王道”コマンドバトルが特徴で、「幻獣」と呼ばれるモンスターとの戦いが描かれる。特定のキャラクターは「幻獣」と組み合わせることで「幻獣進化」という特別な成長もする。

コンビニ店長出身プロデューサーが「少女とドラゴン」を紹介

モノビット代表取締役社長の本城嘉太郎氏

プロデューサーの村野龍司氏。コンビニ店長出身だという

　完成披露会ではモノビット代表取締役社長の本城嘉太郎氏が挨拶し、モノビットの紹介を行なった。モノビットは創業10年となるゲーム開発会社で、これまでに「家電少女」をはじめとする各種ゲームの開発やゲームエンジン「モノビットエンジン」の開発と提供を行なってきた実績を持つ。「少女とドラゴン」はモノビット初のパブリッシングタイトルとなり、相当の意気込みがあるという。

　タイトルの紹介はモノビット プロデューサーの村野龍司氏が行なった。村野氏はここ8年で5タイトルの開発に携わっているそうだが、その前職はコンビニの店長だったという。意外な経歴だが、その時に培ったイベント開催や商品の仕入れ、管理、値付け、そして接客などがゲームの運営に活かされているという。ちなみにモノビットにはファイナンシャルプランナーや殺陣師など、特殊な経歴を持つスタッフが多く在籍しているそうだ。

　スマートフォン用タイトルをPCブラウザゲームにするということで、本作ではより大きな画面で迫力の演出を体験できる。オート操作もあるなど操作自体は簡単なものとなっているので、気軽に触れることができる。再開発にあたってはオリジナルキャラクターも登場し、キャラクターは総勢300体以上、出演声優は50名を超える。

　事前登録すると、★4つのレアキャラクターがプレゼントされる。「ゲームビット」で登録すると「【天乙女】ヴァルキリー」が、「ニコニコアプリ」で登録すると「【女神の護衛】タニア」がもらえるが、両方に登録することで2体とも入手することもできる。また事前登録者から抽選で100名にビットキャッシュ500円分がプレゼントされる。

　さらに8月12日までにゲームプレイをスタートさせると、全員に「【蒼麗の勇者】ミーリア」がプレゼントされる。「ミーリア」は釘宮理恵さん演じる★4つのキャラクターで、ゲームを続けることで「ある秘密」が明かされるという仕掛けもあるキャラクターとなっている。

【「少女とドラゴン」説明スライド】

【スクリーンショット】

矢口真里さんが声優に挑戦。「セクシービーム！」が必殺技に

歌手・声優のPileさん

　本作はPCブラウザ版のオリジナルキャラクターが登場するのも見どころの1つとなっているが、会場では本作のゲスト声優として参加している歌手・声優のPileさん、タレントの矢口真里さんが登場した。

　Pileさんは本作ではテーマソングとしてPileさんの歌う楽曲「Black Butterfly」が採用されており、また「【蒼の騎士】ルーセル」というキャラクターのボイスを務めている。「Black Butterfly」はPileさんのファーストアルバム「Jewel Vox」に収録されている曲で、もともとPileさんの大ファンだった開発スタッフの1人が「『少女とドラゴン』の世界観にぴったりな曲がある」と推薦したことが主題歌決定のきっかけになっている。

　「【蒼の騎士】ルーセル」は、「進化合成」と「幻獣契約」で「【黄金の軍師】ルーセル」、「【漆黒の戦姫】ルーセル」と違う進化をし、その際には性格もガラリと変わる。その演じ分けも注目してほしいということだった。

【【蒼の騎士】ルーセル】

「ルーセル」は、「【蒼の騎士】ルーセル」（左）から「【黄金の軍師】ルーセル」（中央）、「【漆黒の戦姫】ルーセル」（右）へと進化する

「シャロル」のコスプレ姿で登場した矢口真里さん

　一方の矢口真里さんは、オリジナルキャラクター「【水兵】シャロル」の声優を務めており、会場には「シャロル」のコスプレ姿で駆けつけた。身長145cmで歌が大好き、元気いっぱいという「矢口さんのために作られた」キャラクターとなっているが、「私も32歳なんで……」と恐縮する矢口さんにコスプレ姿の登壇はチャレンジだったようで、普段もコスプレは全然しないという矢口さんは緊張ゆえに前日あまり眠れなかったという。

　会場では矢口さんによる実機プレイも披露され、「シャロル」を自身で使う場面もあった。ちなみに「シャロル」が必殺技を放つとき、「セクシービーム！」と叫ぶ。「恋のダンスサイト」でのものに比べるとずいぶんかわいらしい感じになっていたが、この「セクシービーム」は「シャロル」の成長に合わせ、ボイスもレベルアップしていくという。どうレベルアップしていくかは、ぜひゲーム内で確認してほしいとした。

「シャロル」のコスプレにチャレンジした矢口さん。リクエストに応え、「セクシービーム」も生披露

実機プレイを披露する矢口さん

矢口さん、Pileさんは、プレゼント用のPCにサインをその場で書き込んだ

矢口真里さんがボイスを担当した「シャロル」。「セクシービーム」のボイスは成長に合わせて進化するという

　このほか、本作の声優オーディションの開催も発表された。次期アップデートで追加されるキャラクター用のオーディションになる予定で、プロ・アマ問わず広く参加を募る。詳細は公式サイトにて順次告知される。

　またゲームの配信を記念して、Pileさんと矢口さんのサイン入りノートPCが合計2人にプレゼントされるキャンペーンも発表された。このPCはマウスコンピューター製の「少女とドラゴン」推奨PCとなっており、天板に2人のサインが会場でそれぞれ入れられた。応募締め切りは8月6日23時59分まで。応募方法は以下のとおりとなっている。