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「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」プレミアム体験会を開催

発売前の特別バージョンを一足先にプレイしてきた!

4月8日 配信



【ドラゴンクエストヒーローズII】

5月27日 発売予定

価格:
7,800円(PS4版、税別)
6,800円(PS3/PS Vita版、税別)
プレイ人数:1人(通信プレイ時:1~最大4人)

体験会の様子。4人ひと組に分かれてプレイする

 スクウェア・エニックスから5月27日にプレイステーション 4/3/PlayStation Vitaで発売される予定のアクションRPG「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」(以下、ドラゴンクエストヒーローズII)。この作品を一足先に体験できる「プレミアム体験会」が、4月9日に都内の会場で行なわれた。

 今回の体験会ではシングルプレイとマルチプレイの両方が体験できた。シングルプレイは物語の序盤と思われる「グリーネ草原」のフィールドで、スライムやももんじゃ、スライムナイト、ドラキーなどが出現。中ボスの「ごろつき」と戦ったあと、最後に大ボスの“おにこんぼう”と戦うといったもの。

 一方マルチプレイは4人ひと組になって、「時空の迷宮」というバトルステージをクリアしていくのだが、これは昨日の「ドラゴンクエストヒーローズ・ザ・LIVE」レポート」でもご紹介したのと同じもの。3ステージ構成になっていて、砂漠での戦闘から始まり、次に中ボスとしてキラーマシンとイエティとの戦闘に移り、そのあとメタルキング戦に突入し、最後は大ボスとしてデスプリーストが登場するといった具合だ。

 体験には時間制限が設けられており、プレイ可能なのはシングル/マルチそれぞれ15分ずつ。実際にプレイしてみると意外と短い時間で、あっという間に過ぎてしまったといった感じだ。シングルプレイのストーリーも、とにかくひたすら次のクエストに挑んでいかなければ、おにこんぼうにまでたどり着けなかっただろう。

 シングルプレイを試遊してみた感想だが、いわゆる「無双」シリーズと同じように、ボタンをガチャ押しでもいいから連打していけばそれがどんどんと繋がり、敵をばさばさと倒していくことができる爽快感があり、これがまた楽しい。敵もスライムやももんじゃ、ドラキー、スライムナイトなど、おなじみのモンスターが登場するので、ある意味親しみを持って戦うことができる。これに加えて、キャラ自身が持っているスキルなどを「ここだ!」という瞬間にたたき込めることができれば、かなりの快感の中でプレイできるのもよい。

 なお、コントローラーのボタンがどのコマンドに対応しているのか、事前に確認しておく時間がそれほどなかったのだが、□と△の“こうげきボタン”、×の“ジャンプ”、R2の“かわし”など、やっていくうちに覚えられるので、気軽にプレイできるのもいいところだ。

 では体験プレイ最初の所から、スクリーンショットを追いながらご紹介していこう。

まずはシングルプレイから。登場するキャラクターはラゼル、テレシア、ハッサン、マリベルの4人だ
ももんじゃに人が襲われているという。早く助けにいこう
フィールドにはスライムがいっぱい
噂の「フィールドで寝ているスライムナイト」を発見したので記念ショット
ももんじゃに囲まれている人を発見。ももんじゃを排除する
無事助けることができたのだが、さらに南に盗賊がいるという情報も

ごろつきを発見! ごろつきに触れると戦闘へと突入する
中ボスだけあってなかなか強い!
テレシアがごろつきにとどめを刺した。とどめを刺すとこのようにエフェクトがかかる

いったんルーラでオレンカの街に戻り、そこから最後のバトルステージへ
そしておにこんぼう戦に突入する

L1ボタンを押すとキャラクターを変更可能。R1ボタンでスキルのメニューが表示される
あまりにも強いおにこんぼう。左のキャラクター表示を見てもらうとわかるが、すでにマリベル以外全員死んでしまった……
そしてマリベルも息を絶え、全滅してシングルプレイの体験は終了……

 ここまで写真で追ってご紹介したとおり、最後のおにこんぼう戦までたどり着いたものの、キャラクターが次々と死んでしまい、全滅して体験プレイが終了してしまうという事態に。“せかいじゅのは”も持っていたようだが、アイテムの使用する方法を事前に調べていなかったのだ……。

 自分のアクションゲーム下手を呪いつつ、暗澹たる気持ちで次のマルチプレイへと移行した。

マルチプレイは、宿屋でリッカに話しかけるところから始まる
キャラクター変更はルイーダに話しかければOK
今回遊べたのはこの8キャラクター。何も考えずにミネアを選択。でもこれがあとで幸いした
準備が整ったら旅の扉から出発。今回はあか、あお、きいろ、みどり(私)というパーティだ

フィールドでの戦闘はシングルプレイと変わらない。ミネアはタロットカードを投げて攻撃する
あおさんのトルネコが最後のモンスターを倒して終了。最後には決めのアクションが表示されるので終了したことがわかるようになっている
敵を倒し終えたら旅の扉が出現するので、そこに集まって次のステージへと移る
次はイエティとキラーマシンが登場。これがまた手強い
ミネアはベホマラーのスキルを持っていた! パーティのHPの減り具合を見てかけることにする
今度はきいろさんのガボが最後を締めくくった
次はメタルキング戦へ。はぐれメタルも回りにいるのがわかる
さすがメタルキング。なかなか攻撃がヒットしない……
しかしようやく倒して経験値もたっぷりともらい、レベルアップ
そして最後にデスプリーストとの戦いへと移る
デスプリーストが呼び出したくさったしたいが毒の攻撃を仕掛けてくる
ミネアのスキルで応戦する

そしてテンションが貯まったミネアが必殺技を発動した
もう少し、あと少しで勝利できるかも
ミネアの攻撃がヒットして勝利!
いやあよかった。本当によかった。勝てたよママン

 こんな具合に、マルチプレイでは勝利することができた。自分で言うのも何だが、ミネアがベホマラーのスキルを持っていたことがよかったような気がする。ベホマラーのよいところは、メンバー全員に回復をかけられること。こうしたマルチプレイでは、パーティ全体で攻撃を受け止めてしまうので、全体的にHPが減らされることが多い。こうしたときには、1人に偏ることなく全体を回復できるこの呪文は大事だろう。なおこのほか、トルネコが賢者の石を持っているので、それを使ってもよいとのこと。

マルチプレイでウイングタイガーに挑戦

 体験会が終了したあとは、ニコニコ生放送の「ドラゴンクエストヒーローズ・ザ・LIVE!@プレミアム体験会」も行なわれた。MCとして登場したのはこれまでと同じく、女優の結さんとスクウェア・エニックスの青海亮太プロデューサー、コーエーテクモゲームスの庄知彦ディレクターの3人だ。

 体験会の興奮もさめやらぬ中、まず行なわれたのは「強敵襲来! マルチプレイチャレンジ」。会場内から4人のプレーヤーを選び出し、ボスであるウィングタイガーと戦うというものだ。制限時間は15分。

左から庄ディレクター、青海プロデューサー、結さん
戦うのはウイングタイガーです
戦ったのはこの4人
それぞれが選んだのは、これらのキャラクター
スキルからカメラワークの設定まで確認。完全にガチな戦いだった
いざ、戦闘へ!
マリベルのメラゾーマが炸裂
ハッサンも攻撃をたたき込むがなかなかHPが減らない
そんな中ハッサンの必殺技が発動!
続いてマリベルも必殺技を繰り出す
しまいにはテリーまで
じわじわと減っていくウイングタイガーのHP

そしてハッサンの一撃によりウイングタイガーを倒した
参加者にはスライムのバックをプレゼント

今回はキメラをご紹介。マルチプレイでの「ミナデイン」実装も発表!

 そして新しいモンスターとしてキメラが紹介された。特別に作られたステージでキメラを倒すとコインをゲット。キメラも「タイプ ヘンシン」なので、モンスターに変身して敵と戦うことができる。

 キメラのポイントはなんと言っても空を飛ぶこと。飛びながら「かえんの息」を吐いて敵を攻撃できるのだが、自分自身は空を飛んでいるので敵からの攻撃を受けないのだ。

キメラを倒してコインをもらう
コインを確認すると「タイプ ヘンシン」となっている
火を吐いて敵を倒していく様は怪獣映画のようだ
「みかわし」で回転しながら飛ぶこともできる

 このあとの「教えてアオミン!」では参加者の問いに答える形で、マルチプレイ時に「ミナデイン」が使えるようになることが発表された。実装するかどうかは最後まで悩んでいたという青海プロデューサーと庄ディレクターだが、今日の体験会の最中に話し合って実装することを決めたそうだ。ただし発売日にはできるのかは微妙で、のちのアップデートで実装されることになるようだ。

Vita版の画面も公開!

 また今度はPlayStation Vita版のプレイ画面も公開された。PlayStation VitaではDUALSHOCK 4などよりもボタンの数が少ないので、右や左のスクリーンをタッチすることで、その機能を対応させるとのこと。ユーザビリティは少し変わってくるが、用意される機能はすべて使えるようになるようだ。

PlayStation Vitaでの街の中のシーン
戦闘シーンはこんな感じ

 本日も盛りだくさんな内容の体験会だった。ついに来月には発売になるが、その出来映えにはかなり期待が持てると感じた。なお体験会の模様は日曜日にもニコニコ生放送で放送されるとともに、そこでも新情報が明らかになるとのことなので、そちらもご覧頂いてはいかがだろうか。

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(岩泉茂)