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「ファークライ プライマル」、主要人物と部族の詳細を公開

石器時代のコンセプトを解説した新トレーラーも公開

4月7日発売予定



価格:
8,400円(税別、パッケージ)
7,500円(税別、ダウンロード)

 ユービーアイソフトは、現在開発中のプレイステーション 4/Xbox One/Windows用サバイバルアクションアドベンチャーゲーム「ファークライ プライマル」の主人公「タカール」を始めとした主要人物や部族、広大なマップで展開される石器時代の世界設定を公開した。また、これらを解説した新トレーラーも合わせて公開した。

 今作の舞台は紀元前1万年の石器時代。凶暴な野生動物が大地を支配し、自然が脅威を奮っていた時代には、人間は食物連鎖の頂点ではなかった。「生きる」ことが最優先という厳しい時代の中で、プレーヤーは、経験豊かな狩人「タカール」となってこの世界を生き延び、人類を滅亡の危機から救い、食物連鎖の頂点を目指す。

【新石器時代の時代コンセプト解説トレーラー】

【主人公「タカール」】
「ウィンジャ族」と呼ばれる狩猟グループの生き残りは、飢えに苦しみ、少人数で不毛の荒野を何カ月も旅してきた。旅の目的は遠い昔に別れたウィンジャの祖先と再会し、彼らが故郷と呼ぶ伝説の狩猟場、実り豊かな希望の土地「オロス」にたどり着くこと。しかしグループは途中でサーベルタイガーに襲われ、主人公「タカール」を1人残し仲間は全員死んでしまう。唯一の生存者となってしまったタカールは1人オロスに辿り着き、散り散りになったウィンジャ族を統率し、リーダーとして成長していく

敵対する3つの部族と個性的なキャラクター達

 広大なオロスの土地にはタカール率いる「ウィンジャ族」のほかに、「ウダム族」、「イジラ族」の3つの部族が存在する。これらは互いに敵対し、オロスの主権を巡り争っている。彼らは部族ごとに異なる言葉を話す。この言語は、石器時代の言葉に忠実な言語にするため、言語学者と協力して作成されている。キャラクターの多くはオロスの自然の中で体に傷を負っていることが多く、手足を失くしていたり、体が焼けていたり、凶暴な爪で傷付けられたりする。

【ウンジャ族】

 狩猟採集民族で、森の木から川で泳ぐ魚まで、命あるもの全てが魂を持つというアニミズムの一種を信仰している。人間は自然の一部にすぎず、優位に立つ世界の所有者ではないという考えをもっている。

【ウィンジャ族】
採集者「サイラ」はウダム族に村を襲撃されるのを目の当たりにし、死んでいく仲間の叫び声が頭の中から消えない恐怖に苦しめられている
祈祷師「ティンサイ」は異様な中に魅力を秘めた人物で激しく動物的な一面を持っており、精神に作用する植物を噛み自然界の魂と通じ合うことができる
「カルーシュ」という力強く社交的なウィンジャの戦士は、ウダム族に殺された息子を守ろうとして片方の目を失ってしまった。死んでしまった息子と一緒に戦うことを夢見ていた彼は、復讐を誓う
野性的で危険なウィンジャの職人、「ウォガー」もまた以前にウダム族に村を襲撃された際、片腕を失っている。その後ウダム族に囚われていましたが牢屋の中で作った道具で脱出して以来、危険な罠を作ってはウダム族を仕留めることを生きがいにしている

ウィンジャ族の居住地

【ウダム族】

 3つの部族の中で最も野蛮で原始的。何世紀にも渡り、山奥の巨大な氷河に道を閉ざされた洞窟に押し込められていたため、氷河が溶けるまで旅をすることができなかった。そのため近親交配、食料不足から食人を余儀なくされ、常に病気や死に苦しんでいる。彼らは滅亡することを恐れて繁殖に固執し、他部族と戦い続けている。

 リーダーの「ウル」は全ウダムの敬意と恐怖を集めている。木の手足とほぼ全体を火傷で覆われた体が特徴的で、ウダム族の衰退の原因が理解できず、部族民の将来を憂えている。敵対する部族が同じ苦しみを抱えていないことは知っており、彼らの絶滅を望んでいる。ウダムの土地を侵害する者はウダムの弱みに付け込む卑怯な敵だと考えている。ウダム族の中でも最強を誇る戦士長、「ダ―」はウルとの決闘を生き延びたとして尊敬されており、自ら襲撃や拠点の防衛を率いている。「スカルファイアの熱」と呼ばれる病に苦しめられているが、死ぬまで戦うことを止めない姿勢を見せている。

【ウダム族】

ウダム族の居住地

【イジラ族】

 定住性の農耕社会を持つ部族。革新的な農耕技術、武器としての火の使用、太陽と月の信仰にまつわる組織的な宗教などで民衆を治め、この地域で最も高度で洗練された集団といえる。また彼らは自分たちが優位な存在であり、他の部族は奴隷や資源として使うための人間以下の存在であると信じている。

 日食の最中に生まれ、太陽の女神サクスリの子孫であると見なされたイジラの女族長、「バタリ」は「太陽の娘」として崇拝され、部族民は危険から守ってくれる聖なる救世主と考えている。バタリ自身も太陽の象徴として振る舞うが、彼女の心には虚栄と妄想に取りつかれた、うぬぼれた暴君の独裁心が燃えたぎっている。「ロシャニ」は高慢で疑い深いイジラ族の戦士長。口先が上手く、一族の中でも影響力のある者を利用して今の地位に就いた。戦闘経験はほぼ無く、ウィンジャやウダムの本当の恐ろしさを知らない。

【イジラ族】

イジラ族の居住地

広大な世界「オロス」

 舞台となる「オロス」は多種多様な生命に満ちた広大な世界。息を飲むような美しいレッドウッドの森が広がる谷や、過酷な大河、湿潤な沼地――雄大かつ危険なオロスの土地で部族がせめぎ合っている。

 西部にはタカール率いるウィンジャ族の村があり、温暖で木々が生い茂っている。北部は極寒のツンドラ地帯で永久凍土、尖った岩が多い過酷な土地。ここを拠点にしているのはウダム族で、南へと侵略していく。南部は湿地帯で、太陽の女神を崇めるイジラ族が森林開拓を行なっている。

 野生動物は気候や地形といった環境に応じて生息していて、夜間は、昼間潜んでいた動物達が活動的になる非常に危険な時間帯となる。本作はオープンワールドであるため、自分と関係のないところで世界は動いている。歩いていると敵対勢力同志が戦っていたり、猛獣に襲われていたりする様子を目撃することがある。また、その戦闘に巻き込まれたりすることも、本作の醍醐味となっている。

【スクリーンショット】

(クラフル)