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今年も登場! 「モンスターハンター・ザ・リアル」を体験

USJの特別イベント「ユニバーサル・クールジャパン 2016」開幕

1月15日~6月26日 開催

場所:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

「ユニバーサル・クールジャパン 2016」ラインナップ。左から、汎用人型決戦兵器、巨人、きゃりー、モンスター、ゾンビ

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは1月15日、イベント「ユニバーサル・クールジャパン 2016」を開始した。期間は6月26日まで。

 「ユニバーサル・クールジャパン 2016」は、2015年に開催された「ユニバーサル・クールジャパン」のアップデート版。「モンスターハンター」、「バイオハザード」、「エヴァンゲリオン」、そして「進撃の巨人」のアトラクションが1度に登場するほか、今年はここに歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんをモチーフとした「きゃりーぱみゅぱみゅ XRライド」が加わり、日本を代表するブランド・コンテンツを全身で楽しむことができる。

 ゲーム業界からはカプコンの「モンスターハンター」、「バイオハザード」を扱った「モンスターハンター・ザ・リアル」、「バイオハザード・ザ・エスケープ 2」がスタートしたということで、こちらを早速体験してきた!

 本稿では、まず「モンスターハンター・ザ・リアル」の内容と「モンスターハンター」プロデューサーの辻本良三氏へのインタビューをお届けしたい。

【【モンスターハンター・ザ・リアル】ユニバーサル・クールジャパン 2016】
【オープニングセレモニー】
きゃりーぱみゅぱみゅさんと、各コンテンツ代表者が挨拶を行なった。きゃりーぱみゅぱみゅさんは「ユニバーサル・クールジャパン 2016」の特命大使にも任命されている

「黒炎王リオレウス」と「金雷公ジンオウガ」が吠える!

等身大で佇む「黒炎王リオレウス」と「金雷公ジンオウガ」

 今年で5回目を数える「モンスターハンター・ザ・リアル」であるが、今回の目玉は「モンスターハンタークロス」で登場する“二つ名持ちモンスター”の等身大展示「黒炎王リオレウス」と「金雷公ジンオウガ」だ。

 この2体は一室の同じ空間内にいて、部屋に入った瞬間からその迫力に圧倒されるわけだが、興味深いのは2体それぞれが一定時間ごとに攻撃してくるということ。時間が来ると光と音の演出とともに体がぐぐぐっと動き出し、「黒炎王リオレウス」は爆炎ブレスを、「金雷公ジンオウガ」は雷撃を放つ。

 実際どのように動くかはぜひ現地で確認していただきたいが、まず佇む姿が格好良いし、動き出せばさらに格好良い。さらにそれが今回は2体いるということで、「モンハン」ファンは見逃せないコンテンツだ。

 さらに屋外エリアでは、等身大「ディノバルド」に“乗れる”フォト・オポチュニティが登場している。「モンスターハンター4」から登場した「乗り」状態で記念撮影できるというもので、来場者からも人気を集めていた。現地へ行ったならぜひとも撮影しておきたい。

 このほか、「モンスターハンタークロス」の「ベルナ村」の名を冠した「ベルナ村エリア」では、武器や装備を再現した展示、リアルサイズのアイルーとのグリーティング、「モンスターハンタークロス」用DLCの先行配信、クリアするとプーギーのぬいぐるみがもらえる「バリスタ“撃ち”ゲーム」、2人1組でゲームをプレイする「タイムアタック」などが実施されている。特にアイルーは愛想を振りまいてズルいくらいかわいいので、ぜひ出会っていただきたい。

「黒炎王リオレウス」の爆炎ブレスと「金雷公ジンオウガ」の雷撃。熱さ、振動などを感じることができる
撮影スポットのディノバルド
運が良ければ会えるアイルー
装備品の展示
バリスタ“撃ち”ゲーム
販売されるフード。こんがり肉の存在感がすごい

辻本良三プロデューサーにミニインタビュー!

「モンスターハンター」プロデューサーの辻本良三氏
辻本氏による、ディノバルドとの記念撮影
辻本氏の撮影は「黒炎王リオレウス」の前でも行なわれた。この後、辻本氏は爆炎ブレスを思いきり吹きかけられることとなる(笑)

――まずは意気込みを。

辻本良三氏: 今回で5回目になります。毎回次やるときは前回を上回ることを協議することからはじまります。今回はもっと「体感できるもの」にしたいということで、モンスターの動き、攻撃を盛り込み、よりハンター側の気持ちになれるようなものになりました。

 「モンスターハンタークロス」から二つ名持ちモンスターが2体登場していますが、特徴的なブレスなども実現しています。

――今回の出来栄えや見どころを教えてください。

辻本氏: とてもリアルな等身大モンスターが2体いますが、まずは「2体登場させる」ことから今回の企画が始まりました。

 遠くで見るのもいいですし、近くに行って、1体1体をさらに詳しく見てもいいです。「黒炎王リオレウス」のブレスは熱を感じることができると思いますし、「金雷公ジンオウガ」はその振動を感じられるので、その迫力を味わっていただきたいですね。個人的には、遠くで見ているのが好きです。

――今年の「モンスターハンター」シリーズの展望はいかがでしょうか?

辻本氏: 「モンスターハンタークロス」には最初から多くのコンテンツが用意されていますが、DLCも多く用意しています。今から始めるという人も先輩ハンターに助けてもらえるような環境が整っていると思うので、より多くの人に遊んでほしいです。

 また今年発売が目標のタイトルには、「モンスターハンター ストーリーズ」があります。シリーズ初のRPGということで、RPGになるとこんな雰囲気になるんだと思っていただければ。

――「黒炎王リオレウス」と「金雷公ジンオウガ」以外のオススメは?

辻本氏: 「ディノバルド」のフォト・オポチュニティですね。これまで「乗る」というアイディアはあったのですが、実現方法がずっとクリアできませんでした。それが今回はクリアになったので、実施しています。

 それと、フードとグッズもオススメです。「モンスターハンタークロス」のベルナ村はチーズ料理が有名ということで、フードには「チーズフォンデュまん」がありますし、オトモアイルーのフィギュアや被り物など、USJならではのものが満載なので、そちらも見ていただきたいですね。

――ありがとうございました。

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(安田俊亮)