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ドスパラ、PCゲーマー向け新サービス「ゲーミングデバイストライアル」を発表
プロゲーマーふ~ど氏と倉持由香さんがゲーミングデバイスを熱く語る
(2015/5/28 15:00)
ドスパラは、東京秋葉原に展開しているショールーム「GALLERIA Lounge」において、5月29日11時よりゲーミングデバイス向けの新サービス「ゲーミングデバイストライアル」を開始する。サービス開始に先立ち、前日の5月28日に、これを記念したイベントを同会場で開催した。イベントにはプロゲーマーのふ~ど氏とグラビアアイドルの倉持由香さんがゲスト出演し、自らのゲーミングデバイスとの関わりを語りながら「ゲーミングデバイストライアル」の魅力を語った。
「ゲーミングデバイストライアル」は、GALLERIA Loungeの地下スペースに展示されている多数のゲーミングデバイスを組み合わせて、理想のゲーミング環境を買う前に実際に試すことができるサービス。もちろん、ゲーミングデバイスは組み合わせるだけでなく、GALLERIAデスクトップやノートに接続してゲームをプレイしながら試すことができ、見て、触れて、試せるサービスとなっている。ゲーミングデバイスは、一般向けのデバイスと比較して、性能が高い分、値段も高くなっており、試しに買ってみるということがしにくい。「ゲーミングデバイストライアル」なら、限りなく自宅の環境に近づけた上で、新たなデバイスを検証できる。
対象となるゲームデバイスは、マウス、キーボード、ヘッドセット、マウスパッド、フライトスティック、そしてドライビングシート。その数100にもおよび、マウス、キーボード、ヘッドセットなどは、地下にずらりと並べられ、どれでも好きな組み合わせを選ぶことができる。ドライビングシートは、3画面モニターによる非常に没入感の高い環境で試すことができ、友人をPCゲームの世界に引き込むには最適なアトラクションだ。
なお、今回はターゲットのゲームジャンルを、FPSとMMORPGに設定したため、ゲームパッドやアーケードスティックなど、いくつかのゲーミングデバイスジャンルについて除外しているということだが、ユーザーの要望次第で入れていきたいということだ。
さて、本日行なわれたサービス開始記念イベントでは、格闘ゲームのプロゲーマーとして知られるふ~ど氏と、ゲーマーアイドルとして知られるグラビアアイドルの倉持由香さんがゲストとして出演。サードウェーブデジノス マーケティング本部本部長の升淳氏の司会進行で、ふたりのゲーミングデバイスとの関わりについてトークイベントが実施された。
5月23日まで「ウルトラストリートファイターIV」の世界大会「Stunfest 2015」でフランスレンヌにいたというふ~ど氏。結果は8位で、結果だけ聞くと微妙な気もするが、450人が参加したダブルイルミネーション方式のトーナメント大会で8位だという。時差ぼけがまだ抜けないというふ~ど氏は「8位は悪くないけど喜べない」とコメント。今後は、2週間後にE3で実施される大会に参加するために北米に行き、その後、日本に帰らずタイの世界大会に参加、日本へ帰国後3日後に再び大会のために渡米するという超過密スケジュールだ。
ゲーミングデバイスについては、ふ~ど氏が愛用するRazerのアーケードスティック「Atrox」について、基本的な耐久性の高さと、メンテナンス性の良さを挙げた。大会参加のため飛行機での移動が多いため、移動中に壊れやすいというが、壊れてもパカッと開けて自分で修理ができるところが特に気に入っているという。
また、今年は「ストリートファイターV」がプレイステーション 4とPCでリリースされる予定であることを取り上げ、これまでふ~ど氏の認識ではPCゲーム業界と格闘ゲーム業界には距離感があったが、「ストリートファイターV」のリリースにより、両者の距離が一気に縮まり、PCで格闘ゲームを楽しむゲームファンが増え、格闘ゲーム人口が増大するのではないかと期待を寄せた。
ちなみにコアゲーマーの間でも、「ウルトラストリートファイターIV」でもっとも好まれているのがPC版だという。理由はコンソール依存のラグの存在だ。PC版がこのラグが最も小さいため好まれているようだ。ふ~ど氏は全プラットフォームで戦う必要があるため、特定のプラットフォームだけでトレーニングすることはないということだが、「ストリートファイターV」では、最初からPC版が予定されているため、盛り上がってくれることを期待しているようだ。
倉持さんは、「World of Tanks」をはじめ、「ウルトラストリートファイターIV」、「イカロスオンライン」など、幅広いジャンルのPCゲームを親しんでいるコアゲーマーアイドル。基本は本業であるグラビアの仕事の合間に遊ぶということだが、仕事が休みの日は夜通しで朝までやったりするという。自宅のゲームデバイスは、Razerガールを務めていることもあり、すべてRazerで統一されているという。
ゲーミングデバイスとの接点は2年前で、それ以前は9歳年上の兄のお下がりを使っていたというが、2年前にRazerのマウスを手に取り、しっくりきたことでRazerとの仕事に繋がったという奇縁エピソードを紹介。
印象に残るデバイスとしては、小型軽量のRazerマウス「Taipan」を紹介。「Taipan」は小型軽量なだけではなく表面がツルツルしており、汗っかきでさらさらタイプが好きな人にはDeathAdderを推奨。マウスには欠かせないマウスパッドには、「Razer Goliathus」でもマニアックな横長モデルのエクステンドモデルを愛用しているという。Razerガールを務めているだけあって、かなりディープなRazerユーザーのようだ。
倉持さんがゲーミングデバイスに求める要素としては、「機能だけではなくデザイン性も大事にしたい」と語った。例としては、倉持さんが首に提げて登場したゲーミングヘッドセット「Razer Kraken」には定番の黒や緑に加えて、愛用している白もあることや、ゲーミングキーボード「Razer Chroma」ではキーボードバックライトを1,600万色から選べるなど、「カラーリングが豊富だと嬉しい」と語ってくれた。
最後にふ~ど氏は、「デバイスは武器」と切り出し、「上手くなるためには必要なもので、しっかり使えば勝率も上がるので、良いものを使って頂ければ、個人的にはRazerがオススメです」と語った。倉持さんは「お気に入りのデバイスだとよりゲームが楽しめるので、ぜひ実際に使用して運命のデバイスを見つけて頂ければと思います」と挨拶した。