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山際Pがリベンジを果たした「Bloodborne The Old Hunters」ステージ
韓国で「Bloodborne」が大ヒット中! ルドウィークとの死闘に大盛り上がり
(2015/11/16 00:00)
G-STAR最終日の11月15日、SCEKブースでは、PS4向けアクションゲーム「Bloodborne The Old Hunters」のステージイベントが開催された。「Bloodborne The Old Hunters」は、ご存じの通り、日本のフロムソフトが手がけた“死にゲー”として知られるアクションゲーム「Bloodborne」の拡張パッケージ。
多くの新作がひしめく中、あえて拡張パッケージのステージイベントを実施したのは、ここ韓国では「Bloodborne」が大人気だからだ。昨年の「Bloodborne」に続いて、今年も登壇したプロデューサーの山際眞晃氏によると、インストールベースが異なるため、絶対数としては日本や北米のほうが上ということだが、韓国では装着率が非常に高く、なんと4人に1人、つまり装着率25%に達する超人気タイトルとなっている。
韓国では、これに並ぶ装着率を誇るタイトルは「アンチャーテッド コレクション」や「The Last of Us」ぐらいしかないということで、どちらかと言えばアクションゲームを知り尽くしたコアゲーマー向けの「Bloodborne」が韓国では口コミの影響で、一般層も含めて多くのゲームファンに受け入れられているようだ。
山際氏は、「『Bloodborne』を韓国でリリースして、何らかの機会でプレイし、クリアする人が増えていて、韓国でも受け入れられた」と挨拶し、G-STARバージョンは、実は東京ゲームショウバージョンよりも難易度を上げたという。理由は韓国の「Bloodborne」好きのスタッフがもっと難易度を上げるべきという指摘があったためということで、山際氏は「それでもクリアしている人がいるのは凄い」と、そのプレーヤースキルの高さに驚いていた。
ステージイベントでは、簡単な概要紹介の後は、さっそくデモプレイに移った。最初にデモプレイを担当したのは、BJ Great Library氏。BJ Great Library氏は、「Bloodborne」はクリアするまで遊び込んだお気に入りのタイトルということで、新武器のひとつである回転する鋸状の武器の手応えをじっくり確かめながら、ボス“ルドウィーク”戦に突入した。
ルドウィーク戦では、ヘルプNPCの助けは借りず、まさかの単身で突入。しかし、BJ Great Library氏は本当に上手く、ルドウィークの息つく暇を与えない突進攻撃やブレス攻撃を巧みにかわしながら、素早く背後に回り、回転した刃を後ろ足に突き刺していく。攻撃が決まる度に大歓声が巻き起こり、イベントが盛り上がる。順調にルドウィークの体力を削り、これは山際氏の出番無しか? と思われた終盤で、BJ Great Library氏はイージーミスを繰り返し、ヒールも行なわず、敗退してしまった。イベント進行上の“疑惑の敗退”といった感じだが、倒した方がもっと盛り上がったと思う。
BJ Great Library氏は、頭を下げながら敗北してしまったことを詫び、山際氏に日本語で「助けて下さい」と哀願。山際氏は、ここまで来たらやるしかないでしょうとやる気十分で、ルドウィーク戦から再開となった。山際氏もやはりヘルプNPCは使わない。
山際氏は、逆刃刀のような外見から、振るとムチのように伸びる新武器で挑戦。山際氏は、常に敵の動きの先を読み、距離を取ったかと思えば、一気に近づき、隙を見つけるやいなやコンボをたたき込んでいく。まさにお手本のような動きだ。特にドラマも無く無事撃破を果たし、昨年の敗北のリベンジを果たした。
韓国版「Bloodborne The Old Hunters」は、日本と同じ11月24日発売予定で、価格は22,800ウォン、「Bloodborne」本編を同梱した「Bloodborne The Old Hunters Edition」は日本に先駆けて11月25日に発売予定。