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DeNAブースで新規タイトル「逆転オセロニア」を体験!
より派手に、戦略的に! スキルが飛び交う「オセロ」ゲームが登場
(2015/9/17 20:13)
TGS 2015のDeNAブースはシアター型アトラクションとなっており、DeNAが配信する「FINAL FANTASY Record Keeper」、「戦魂 -SENTAMA-」、そして今冬配信予定の新作「逆転オセロニア」をテーマとしたアトラクションが体験できた。
アトラクションは空間中央に設定された円形の大型テーブルの上にカードを置くことで、カードに描かれたキャラクターがテーブルや壁面に投射される映像に飛び出し、空間全体でゲームの世界を体験できるようになっていた。
会場では試遊機は設置されていないが、新作となる「逆転オセロニア」について特別に開発中のバージョンをプレイできたので、この模様をお伝えしたい。
「嫌らしい」戦略がじわじわ効く! 進化版「オセロ」
「逆転オセロニア」は、有名ボードゲーム「オセロ」をモチーフとし、内容を進化させた対戦ゲーム。プレーヤー2人は白と黒にわかれ、オセロの要領で盤面を埋めていく。手持ちの石にはそれぞれ異なる能力を持ったキャラクターが宿っており、相手の石をひっくり返せばその数に応じて攻撃できる。
面白いのは、あくまで「先に相手の体力をなくした方の勝ち」というルールになっており、必ずしも石の数で勝負は決まらない。条件をみたすことでスキルが発動し、上級者になるほど仲間の能力、敵の能力も考慮してプレイしていく必要がある。
実際にプレイしてみたのだが、主なルールはオセロなため、非常にわかりやすい。ただ石を設置するたびにキャラクターが召喚され、相手を攻撃する演出が入るので、いわゆる「オセロ」とはまったく違うゲーム体験になっている。
今回は1プレイのみの体験だったので細かいところまでは理解できなかったのだが、「より戦略性と派手さの増したオセロ」とでも言うべき興味深い内容だった。上に石の数で勝負は決まらないと書いたが、戦略的な石の配置はむしろ大事で、例えば裏返されない限り、ターンごとに相手にダメージを与える「毒」効果を持ったキャラクターをなかなか裏返されない端に置くなど、「嫌らしい」戦略がじわじわと効いてくる。
味方キャラクターは総勢16人を設定し、実際のプレイでは彼らがランダムに登場する。16人分の能力を理解していないとするとハードルの高そうなゲームに思えるが、この辺りはチュートリアルやゲーム序盤を使い、順を追って説明していくそうだ。
なお本作は対人戦だけでなく、ソロプレイモードも用意されている。ソロプレイでゲームを理解して、友達とバトルをすればそれが最も白熱するように思える。配信は今冬ということで、注目しておきたいタイトルだ。